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マウスピースを使った矯正とはどんな矯正方法なのですか?|大森駅北口改札のすぐの歯医者なら横須賀歯科医院

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院長ブログ

  • マウスピースを使った矯正とはどんな矯正方法なのです 2018.03.01

  • 大田区大森駅ナカの歯医者さん、横須賀歯科医院です。
    今回のテーマは「マウスピース矯正について」です。
    矯正治療にはいくつかの方法があり、採用している方法は歯科医院によって異なります。

    最も、「矯正装置を装着して歯を動かす」という点ではどの矯正方法も同じですが、
    その際に使用する矯正装置に種類があるのです。
    そんな矯正方法の中でも、今回はマウスピース矯正について説明していきます。

    マウスピース矯正とは

    マウスピース矯正とは、文字どおりマウスピースを使用した矯正方法です。
    この場合、マウスピースが矯正装置になっているため、
    従来のワイヤー矯正で使用する矯正装置とは形状が大きく異なります。

    ワイヤー矯正との大きな違いは、まず自分で取り外しできることです。
    歯磨きや食事の時に取り外しできるため、歯磨きのしづらさや食事の不自由さを感じないメリットがあります。
    さらにマウスピース…すなわち矯正装置も透明で目立たないため、審美性が高いというメリットもあります。

    マウスピース矯正のメリットとデメリット

    まずマウスピース矯正のメリットですが、
    上記で説明したように審美性の高さと食事や歯磨きの快適さが挙げられます。
    特に歯磨きしやすい点は大きなメリットで、矯正治療中の虫歯や歯周病を予防しやすくなります。

    一方、マウスピース矯正のデメリットは対応できる症例が少ないという点です。
    と言うのも、歯を動かす力はワイヤー矯正の方が優れているため、
    歯並びが凸凹の状態だとマウスピース矯正では対応できない場合もあるのです。

    取り外し可能な点について

    マウスピース矯正では矯正装置を自分で取り外しできるため、
    メリットで挙げたように食事や歯磨きの時に外すことで不自由さはなくなります。
    しかし、矯正の効果を得るには基本的に装着した状態を維持しなければなりません。

    一般的にマウスピース矯正では1日20時間ほどの矯正装置の装着が必要ですから、
    外すとすれば前述した食事や歯磨きの時くらいになります。
    このため外したい時にいつでも外せると捉えてしまうと、マウスピース矯正の見解に誤解が生じてしまいます。

    マウスピースの種類

    マウスピース矯正で使用するマウスピースにはいくつか種類があります。
    取り扱っているマウスピースの種類は歯科医院ごとで異なりますが、
    一般的に多く採用されているのはアソアライナーとインビザラインです。

    •アソアライナーについて
    マウスピース矯正では1つのマウスピースで歯を動かせる範囲に限りがあるため、
    治療の過程で数段階に分けて新しいマウスピースに交換する流れになります。
    そしてアソアライナーの場合、マウスピースを交換するたびに毎回型を取って新しいマウスピースを製作します。

    これについて手間が掛かって面倒という意見がありますが、
    毎回型を取ることで常に自分にピッタリ合ったマウスピースを装着できるためメリットになります。
    ちなみに、対応できる症例はインビザラインに比べて少なくなっています。

    •インビザライン
    インビザラインはアソアライナーに比べて幅広い症例に対応できるのが特徴です。
    さらに治療後の歯並びを3Dシミュレーション化できる仕様になっているため、
    最終的に改善された歯並びの状態を目で見ることでモチベーションの維持につながります。

    また、インビザラインはアソアライナーに比べてサイズが小さくなっており、
    そのため装着の違和感や発音のしづらさをより感じにくいメリットがあります。
    世界でトップのシェアを誇っていることから、インビザラインは信頼性と実績にも長けています。

    その他の見えない矯正方法について

    マウスピース矯正は見えない矯正方法と呼ばれており、
    透明で目立たないマウスピースの装着はワイヤー矯正に比べて遥かに審美性が高くなっています。
    しかし対応できる症例が少ないことから、マウスピース矯正を希望しつつも断念した人もいるでしょう。

    その場合、別の見えない矯正方法として裏側矯正を提案します。
    裏側矯正でもワイヤーを使用するのですが、矯正装置は裏側…つまり舌側に装着する仕組みになっています。
    このため表側から目立たず、マウスピース矯正同様に見えない矯正として位置づけられている方法です。

    まとめ

    いかがでしたか?
    最後に、マウスピース矯正についてまとめます。

    1. マウスピース矯正とは :透明なマウスピースを装着して矯正する方法で、審美性が高いのが特徴
    2. マウスピース矯正のメリットとデメリット :審美性が高い、対応できる症例が少ないなど
    3. 取り外し可能な点について :取り外しはできるが、1日20時間ほどの装着が必要
    4. マウスピースの種類 :一般的に多く採用されているのはアソアライナーとインビザライン
    5. その他の見えない矯正方法 :見えない矯正方法にこだわるなら、裏側矯正という選択肢もある

    これら5つのことから、マウスピース矯正について分かります。
    マウスピース矯正はワイヤー矯正に比べて目立たないので審美性が高く、
    さらに取り外しできることから歯磨きに支障がなく、虫歯や歯周病を予防しやすいメリットがあります。
    矯正治療におけるデメリットとして挙げられる「矯正装置の装着による見た目の悪さ」、
    「矯正治療中の虫歯や歯周病」…マウスピース矯正ならこれらのデメリットを解消できるのです。

  • 見えない矯正があると聞いたのですが、どんなものです 2018.02.28

  • 大田区大森駅ナカの歯医者さん、横須賀歯科医院です。
    今回のテーマは「見えない矯正方法について」です。
    矯正治療において最大のネックとなるのは、矯正装置の装着です。

    子供の場合はともかく、見た目を気にする大人からすればいくら歯並びを綺麗にするためとは言え、
    1年も2年も目立つ矯正装置を装着して生活することに抵抗を感じるでしょう。
    しかし、最近ではそんな患者さんの悩みを解消する「見えない矯正方法」も存在します。

    舌側矯正

    裏側矯正とも呼ばれ、文字どおり裏側…つまり舌側に矯正装置を装着する方法です。
    矯正装置のタイプとして従来のものとほとんど同じですが、
    表側ではなく舌側に装着することで矯正装置が人から見えにくくなります。

    このため、会話の時に金属のワイヤーが丸見えになってしまうことがありません。
    ただし、舌側に矯正装置を装着することでそれならではの欠点があるのも事実です。
    具体的には舌に矯正装置があたることで発音がしづらい、歯磨きがしづらいなどの欠点が挙げられます。

    マウスピース矯正

    矯正方法の中で最近人気なのが、このマウスピース矯正です。
    矯正装置が透明なマウスピースであるため、人が見てもほとんど矯正装置の装着に気付きません。
    また、マウスピースは自分で取り外しできるため、日常生活における支障も解消できます。

    マウスピースを外せば食事の際は矯正前と変わらない食生活を送れますし、
    歯磨きの際に外せば歯磨きしづらい問題が解消され、虫歯や歯周病も予防しやすくなります。
    ただし基本的には装着したままにする必要があるため、外すのはこうした食事や歯磨きの際のみです。

    マウスピース矯正のメリットとデメリット

    マウスピース矯正は、従来のワイヤー矯正と比べて矯正装置以外にも異なる点がいくつかあります。
    それらをメリットとデメリットに分けてまとめると以下のようになります。

    3-1. マウスピース矯正のメリット
    最大のメリットは、見えない矯正と表現されるとおり目立ちにくいことです。
    さらに自由に取り外しできるため、普段どおりの食事や歯磨きが可能です。
    このため従来のワイヤー矯正に比べると審美性が高く、なおかつ不自由な点が少ないのがメリットです。

    3-2. マウスピース矯正のデメリット
    マウスピース矯正とワイヤー矯正を比較した時、歯を動かす力は後者の方が長けています。
    つまり、マウスピース矯正はワイヤー矯正よりも歯が動きにくいため、対応できる症例が限られています。
    このため歯並びの凸凹さによっては、マウスピース矯正では対応できないと判断されるケースもあります。

    <補足・マウスピースの装着時間について>
    マウスピース矯正のメリットとして、「自由に取り外しができる」とお伝えしましたが、
    確かに取り外し自体は自由に行えるものの、基本的には装着したままでの生活になります。
    と言うのも、矯正の効果を出すためには1日20時間近くの装着が必要になるからです。

    このため、マウスピースを外せるのは上記でお伝えしたような食事や歯磨きなどの場面に限られます。
    それ以外の場面で外してしまうと結果的に装着時間が短くなり、矯正の効果が得られなくなってしまいます。

    vマウスピースの種類

    マウスピース矯正で使用するマウスピースは同じではなく、いくつかの種類があります。
    その中でも多くの歯科医院で採用されているのがアソアライナーとインビザラインで、
    これらのマウスピースはそれぞれ独自の特徴を持っています。

    4-1. アソアライナーについて
    マウスピース矯正の場合、歯の移動に合わせて定期的にマウスピースを交換します。
    そして、アソアライナーはそういったマウスピースの交換時に毎回型を取る必要があります。
    それは一見手間に思えますが、毎回現状にピッタリ合ったマウスピースを装着できることにもなります。

    つまり、常に精度の高い矯正装置を装着することができるのです。
    精度が高ければ違和感も小さいため、矯正装置を装着することへの負担も軽減されるでしょう。
    欠点を挙げるなら、以下でお伝えするインビザラインに比べて対応できる症例が少ないことです。

    4-2. インビザラインについて
    インビザラインはアソアライナーに比べて幅広い症例に対応できるのが長所です。
    実際にインビザラインは世界中で愛用されており、
    マウスピースの矯正装置として現状ナンバー1のシェアを誇っています。

    さらにあらかじめ治療後の歯並びを3Dでシミュレーションできるため、
    先に見えない矯正治療において患者さんもモチベーションを保ちやすくなります。
    欠点としては優秀な反面、費用が高いことです。

    まとめ

    いかがでしたか?
    最後に、見えない矯正方法についてまとめます。

    1. 舌側矯正 :舌側に矯正装置を装着するため、会話時でも矯正装置が目立たない
    2. マウスピース矯正 :目立たない上に自分で取り外しできるため、食事や歯磨きに不自由さを感じない
    3. マウスピース矯正のメリットとデメリット :審美性が高いが、対応できる症例に限りがある
    4. マウスピースの種類 :一般的にはアソアライナーとインビザラインが多く採用されている

    これら4つのことから、見えない矯正方法について分かります。
    舌側矯正やマウスピース矯正を行うことで、矯正装置の審美性の低い問題が解消されます。
    このため、矯正中の見た目を理由に矯正治療を諦めていた人は、歯科医に相談してみると良いでしょう。

  • メタルボンドとは何ですか? 2018.02.18

  • 大田区大森駅ナカの歯医者さん、横須賀歯科医院です。
    今回のテーマは「メタルボンドについての説明」です。
    今回はセラミック治療についてお伝えしますが、セラミック治療で使用するセラミックには種類があります。

    オールセラミック、ハイブリッドセラミック、メタルボンド、ジルコニアセラミック…正確にはこの4種類ですが、
    これらのセラミックはそれぞれ独自の特徴を持っています。
    ここでは、そんなセラミックの種類の中でメタルボンドについて説明していきます。

    メタルボンドの特徴

    セラミックの中でもメタルボンドは少々特殊な作りになっています。
    と言うのも、メタルボンドは100%セラミックではなく、名前のとおり金属が使用されています。
    具体的には金属のフレームにセラミックが焼き付けてあり、例えるなら一部金属を使用したセラミックです。

    この金属を使用している点は、メタルボンドの長所にも短所にもなっています。
    まず長所としては、金属で補強してあることで耐久性に優れていることです。
    欠けや割れが心配されるセラミックですが、メタルボンドなら奥歯の被せ物としても安心して使えます。

    次に短所ですが、セラミックの奥が金属になっているために透明感に欠けていることです。
    また年数が経って劣化すると、金属部分が露出する、
    さらには金属イオンの溶け出しで歯肉が黒ずむなどの問題が起こる可能性もあります。

    銀歯との比較

    次に、メタルボンドと銀歯を比較した際の長所と短所を説明します。

    2-1. 長所
    まず長所として真っ先に挙げられるのが審美性の高さです。メタルボンドの短所に注目すると、
    「劣化による金属の露出」や「金属イオンの溶け出しによる歯肉の黒ずみ」など、審美性の短所が挙がります。
    それでもセラミックである以上、銀歯と比べれば審美性は格段に高くなっています。

    また、表面のセラミックはツルツルした感触になっているためプラークが付着しにくく、
    銀歯に比べて二次虫歯を予防しやすくなっています。
    さらに金属で補強されている点から、セラミックでありながら銀歯と同等の耐久度を誇っています。

    2-2. 短所
    短所として真っ先に挙げられるのは費用の高さです。
    最も、これはメタルボンドに限らず全ての種類のセラミックに言えることで、
    セラミックは健康保険適用外となるため銀歯に比べて費用が高くなります。

    また、金属アレルギーを理由にセラミックを希望する人がいますが、
    メタルボンドは一部金属を使用しているため、銀歯と同じで金属アレルギーの対象になってしまいます。
    このため、金属アレルギーの人にはメタルボンドは銀歯同様におすすめできません。

    ジルコニアセラミックの登場

    メタルボンドは金属を使用している点から、他の種類のセラミックに比べて審美性は低めです。
    その反面耐久性には優れているため、その硬さがメタルボンドの長所でもありました。
    しかし最近、新しいタイプのセラミックとしてジルコニアセラミックが登場しました。

    ジルコニアセラミックは人工ダイヤモンドとも呼ばれるジルコニアを使用しており、
    メタルボンドと同じで耐久性に優れたタイプです。
    さらにジルコニアセラミックは金属を使用していないため、審美性の高さも兼ねそろえているのです。

    もちろん金属アレルギーの対象にもならないため、
    現状ではジルコニアセラミックがメタルボンドの後継的存在になりつつあります。
    ただしジルコニアセラミックにも短所があり、それはセラミックの中でも費用が高く設定されていることです。

    その他の種類のセラミック

    セラミックの種類は今回のテーマであるメタルボンド、上記で説明したジルコニアセラミック、
    それ以外にはオールセラミックとハイブリッドセラミックがあります。

    実際にセラミック治療を受ける際にはセラミックの種類を選択することになるため、
    今回登場していないオールセラミックとハイブリッドセラミックについても簡単に説明しておきます。

    •オールセラミック
    100%セラミックでできており、セラミックの中で最も美しいタイプです。
    ジルコニアセラミック以上に審美性が高く、金属アレルギーの人でも安心して使用できます。
    セラミックの最上位に位置づけられており、そのため費用が高いのが唯一の欠点です。

    •ハイブリッドセラミック
    レジンを混ぜたセラミックで、費用が安くお手軽なセラミックとして位置づけられています。
    ただし費用が安い分、審美性の高さはオールセラミックやジルコニアセラミックに劣りますし、
    レジンを混ぜてあることから長年使用すると変色することもあります。

    まとめ

    いかがでしたか?
    最後に、メタルボンドの説明についてまとめます。

    1. メタルボンドの特徴 :一部金属を使用しているため耐久性に優れており、奥歯にも安心して使用できる
    2. 銀歯との比較 :銀歯より審美性が高く、二次虫歯を予防しやすい。ただし費用は銀歯よりも高額になる
    3. ジルコニアセラミックの登場 :耐久性と審美性の両方を備えたジルコニアセラミックというタイプが登場
    4. その他の種類のセラミック :オールセラミックとハイブリッドセラミック(特徴は本文参照)

    これら4つのことから、メタルボンドの説明について分かります。
    メタルボンドの特徴をまとめると、金属を使用している点が長所にも短所にもなっています。
    長所は金属の耐久性を備えていることで、メタルボンドなら奥歯に使用しても安心です。
    短所はセラミックでありながら金属アレルギーの対象になること、
    そして使用年数の経過によって金属が露出し、審美性を損なう可能性があることです。

  • セラミックのメリット・デメリットを教えてください 2018.02.10

  • 大田区大森駅ナカの歯医者さん、横須賀歯科医院です。
    今回のテーマは「セラミックのメリットとデメリット」です。
    最近は歯の審美性にこだわる人も多く、そのためセラミック治療を希望する人が増えています。

    しかし、これを1つの流行のように捉えてしまうのは良くありません。
    ただ希望する人が多いというだけでセラミックにしてしまえば、治療に後悔してしまう可能性だってあります。
    セラミックにするのであれば、まずはセラミックのメリットとデメリットをしっかりと把握しておきましょう。

    セラミック治療とは

    そもそも、セラミック治療が何なのかが良く分からないという人も多いと思います。
    そこで、まずはセラミック治療についての説明をします。
    セラミック治療とは、詰め物や被せ物の材質をセラミックにするための治療です。

    分かりやすく言えば、銀歯を使用している人がセラミックに交換することです。
    また、最初から詰め物や被せ物をセラミックにすることもできます。
    つまり、歯科におけるセラミックとは銀歯と同じで詰め物や被せ物のことを示します。

    セラミックのメリット

    セラミックのメリット…それも銀歯と比較した際のメリットには以下のようなものがあります。

    2-1. 審美性が高い
    セラミックの最大のメリットが審美性の高さです。
    見た目が白いのはもちろんですが、ただ白いだけでなく天然の歯に近い白さと光沢を持っています。
    特にオールセラミックは一見天然の歯と見間違えるほどの美しさです。

    2-2. 二次虫歯を予防できる
    銀歯は劣化すると歯との接着が剥がれ、そこに隙間が生じます。
    そうすると隙間から細菌が入り込んで虫歯の再発…すなわち二次虫歯が起こってしまいます。
    その点セラミックは歯との接着もしっかりしており、プラークも付着しにくいため二次虫歯を予防できます。

    2-3. 長持ちする
    セラミックも永久に使用できるわけではないですが、銀歯に比べて寿命は遥かに長くなっています。
    銀歯は一般的に5年ほどで寿命になりますが、セラミックは10年以上使用できます。
    オールセラミックなら劣化による変色も起こらないため、美しさをずっと維持できます。

    2-4. 金属アレルギーの心配がない
    金属アレルギーを持つ人は、それが理由で銀歯を使用することができません。
    一方セラミックの材質は陶器ですから、金属アレルギーの人でも安心して使用できます。
    ただしメタルボンドはセラミックでありながらも一部金属を使用しているため、この点については除外されます。

    セラミックのデメリット

    セラミックのデメリット…それも銀歯と比較した際のデメリットには以下のようなものがあります。

    3-1. 費用が高い
    セラミックは健康保険が適用されないため、費用が高額になります。
    ちなみに、ハイブリッドセラミックは一部健康保険が適用されるケースがあるものの、
    その場合は従来のハイブリッドセラミックとは異なったタイプになります。

    3-2. 硬さは銀歯に劣る
    セラミックは決して脆いわけではないですが、単純な硬さにおいては銀歯に劣ります。
    このため、あまり強い力で噛むと欠けたり割れたりする可能性があります。
    最も、最近ではジルコニアセラミックという硬さに優れたセラミックも存在しています。

    セラミックの種類

    セラミックのメリットとデメリットを把握した後は、セラミックの種類についても知っておきましょう。
    セラミックにはいくつかの種類があり、それぞれ独自の特徴を持っています。

    •オールセラミック
    文字どおり100%セラミックのタイプです。光沢のある白さは天然の歯と見分けがつかないほど美しく、
    審美性においても機能性においてもセラミックの中で最も優れています。
    ただしその反面、他のセラミックに比べて費用が高いのが短所です。

    •ハイブリッドセラミック
    レジンを混ぜたタイプで、レジンが混ざっていることが長所にも短所にもなっています。
    長所としては100%セラミックのタイプに比べて費用が安く、セラミックでありながらお手軽さがあることです。
    短所としてはレジンが混ざっているため、長年使用していると変色が起こることです。

    •メタルボンド
    見える表側がセラミック、見えない裏側が金属になった特殊なタイプです。
    金属を使用しているため、セラミックでありながら金属の硬さを備えているのが長所ですが、
    金属アレルギーの人にはその対象になってしまうという短所があります。

    •ジルコニアセラミック
    セラミックの中で最も新しいタイプです。最大の特徴は硬さで、何しろジルコニアは人工ダイヤモンドです。
    このため、欠けや割れが指摘されていたセラミックの弱点が克服されています。
    短所としてはオールセラミック同様、他のセラミックに比べて費用が高いことです。

    まとめ

    いかがでしたか?
    最後に、セラミックのメリットとデメリットについてまとめます。

    1. セラミック治療とは :詰め物や被せ物をセラミックにする治療
    2. セラミックのメリット :審美性が高い、二次虫歯を予防できる、長持ちする、金属アレルギーの心配がない
    3. セラミックのデメリット :費用が高い、硬さは金属に劣る
    4. セラミックの種類 :オールセラミック、ハイブリッドセラミック、メタルボンド、ジルコニアセラミック

    これら4つのことから、セラミックのメリットとデメリットについて分かります。
    審美性の高さが目立つセラミックですが、実は機能性においても銀歯よりも優れた特徴を持っています。
    ただしその反面、健康保険が適用されないので費用が高くなるのが欠点です。

  • 痛みに弱いので治療が怖いのですが、何とかする方法は 2018.02.03

  • 大田区大森駅ナカの歯医者さん、横須賀歯科医院です。
    今回のテーマは「治療の痛みへの対処方法」です。
    ほとんどの人が「歯科医院の治療=痛い」というイメージを持っていることだと思います。

    このため大人でも歯科医院の治療を嫌う人は多く、怖さを理由に虫歯を放置する人も少なくありません。
    最も、最近では治療の痛みに対処した歯科医院もあるため患者さんが思うほど治療は痛くなく、
    ここでは具体的にどんな方法で痛みを感じない治療を行っているのかを説明していきます。

    表面麻酔

    歯科治療では麻酔を使用するため、実際には治療の痛みはほとんど感じません。
    ただ、麻酔自体が痛くて嫌だと言う人も多く、その場合に効果的なのが表面麻酔です。
    表面麻酔とは言ってみれば麻酔の麻酔で、麻酔薬を歯肉に塗ります。

    これによって従来の麻酔の注射の痛みを感じなくなりますし、
    もちろん表面麻酔をしたからといって従来の麻酔が効かないこともありません。
    行う際にはガーゼやコットンロールを使用して、塗った麻酔薬が歯肉から流れないように固定します。

    痛み止めを処方

    治療内容によっては、治療後に痛み止めを処方します。
    例えば抜歯などを行う際、治療そのものは麻酔を使用するので痛みはほとんど感じません。
    しかしその場合、帰宅した麻酔が切れると痛みを感じるようになってしまいます。

    このため、痛み止めを処方して治療後の痛みに対処しています。
    治療後の痛みはあくまで一時的なものですから、長期間痛みが続くことはありません。
    このため痛み止めが足りなくなることはないですし、仮に足りなくなっても市販のもので対処できます。

    無痛治療

    歯科医院の中では、虫歯治療において無痛治療を導入しているところもあります。
    どんな無痛治療を行うのかは歯科医院によって異なりますが、
    一例を挙げるとリラックス気分で治療を受けられるように笑気ガスを使用するケースもあります。

    また、上記で挙げた表面麻酔を使用するケースもありますし、
    それ以外に独自の工夫によって痛みを軽減している歯科医院もあります。
    例えば「口をゆすぐ際に出る水が冷水ではなくぬるま湯にしてある」…などの工夫をした歯科医院もあります。

    早い段階で治療を受ける

    痛くない治療を考えた時、最も効果的なのが「早い段階で治療を受ける」です。
    虫歯にしても歯周病にしても、その治療内容は一定ではなく症状の進行度によって異なります。
    例えば虫歯治療の場合、ほとんどの人は治療内容を「歯を削って詰め物を入れる」とイメージするでしょう。

    しかし、初期段階の虫歯治療なら歯を削らすに治せることもあるのです。
    一方、虫歯が酷く進行した場合は削るだけでは治らず、神経の除去を兼ねた根管治療が必要です。
    つまり早い段階で治療を受けるほど簡単な治療ですみ、もちろん治療の痛みも小さなものになるのです。

    歯科医院選びにこだわる

    歯科医の腕には差があるため、同じ治療内容でも歯科医が違うことで感じる痛みの度合いも違います。
    ほとんどの人は通う歯科医院を探す時、歯科医院自体にはこだわらず距離だけで決める人が多いでしょう。
    しかし、歯科医院選びにこだわって腕の良い歯科医から治療を受けることも痛みを抑える方法の1つです。

    そこで問題なのが、何を基準にすれば良い歯科医と出会えるかという点です。
    この場合、1つの方法となるのがインターネットで歯科医院の口コミや評判を調べることです。
    また治療内容によっては、認定医や専門医の資格を持つ歯科医を探すのも良いでしょう。

    定期検診を受ける

    定期検診を受けていれば、痛む治療が必要になるような機会はまずありません。
    と言うのも、定期検診を受けることで虫歯や歯周病を予防しやすくなりますし、
    例え虫歯や歯周病に掛かったとしても検診時に発見して早期治療できるからです。

    最も、例え予防のためでも歯科医院に行くのは嫌だと感じる人もいるかもしれません。
    しかし、定期検診で行うのは基本的に予防治療ですから痛むことはないですし、
    歯のクリーニングなどの場合はむしろ心地良いと感じる人もいるほどです。
    できれば3ヶ月、長くても6ヶ月に1度の頻度で定期検診を受けておけば、大きな虫歯や歯周病にはなりません。

    まとめ

    いかがでしたか?
    最後に、治療の痛みへの対処方法についてまとめます。

    1. 表面麻酔 :麻酔の麻酔。麻酔薬を歯肉に塗ることで、麻酔の注射の痛みを抑えることができる
    2. 痛み止めを処方 :治療後の痛みへの対処。治療内容によっては痛み止めを処方している
    3. 無痛治療 :笑気ガスを使用するなどして、痛くない虫歯治療を導入している歯科医院もある
    4. 早い段階で治療を受ける :虫歯や歯周病は、早く発見して治療するほど簡単な治療ですむ
    5. 歯科医院選びにこだわる :距離ではなく、歯科医の腕の良さで歯科医院を決めるのも良い方法
    6. 定期検診を受ける :予防効果が高い上に、虫歯や歯周病を早期発見して早期治療できる

    これら6つのことから、治療の痛みへの対処方法について分かります。
    治療が怖いと感じるのは恥ずかしいことではありません。
    怖い場合は無理に我慢をするのではなく、無痛治療を導入している歯科医院で治療を受けましょう。
    最もやってはいけないのは怖さを理由に症状を放置することです。

  • 歯列矯正は大人になってからでもできますか? 2018.01.29

  • 大田区大森駅ナカの歯医者さん、横須賀歯科医院です。
    今回のテーマは「大人の歯列矯正について」です。
    基本的に歯科治療において年齢制限はないですが、歯列矯正に至っては子供の治療のイメージがあります。

    実際、子供の歯列矯正を希望する親御さんが歯科医院に来ることは多いですが、
    親御さん自身が歯列矯正を希望するというケースは、みなさんもイメージしにくいと思います。
    では実際に大人が歯列矯正を希望することは可能なのでしょうか。

    大人でも歯列矯正は可能

    今回のテーマの結論を言うと、大人でも歯列矯正をすることは可能です。
    可能は可能ですが大人と子供で比較した場合、治療のタイミングとしておすすめなのは子供です。
    つまり、「歯列矯正は大人でも可能だが、できれば子供の時に行った方が良い」と言うのが答えです。

    と言うのも大人が歯列矯正を行う場合は、子供の歯列矯正にはないデメリットがいくつかあるからです。
    では、大人の歯列矯正にはどんなデメリットがあるのでしょうか。

    大人の歯列矯正のデメリット

    大人が歯列矯正をする場合、以下のデメリットがあります。

    ・抜歯が必要になる可能性が高い
    大人は既に永久歯が生えそろい、顎の骨も成長を終えています。
    このため、成長を予測した治療計画を立てることができません。
    歯列矯正をするのであれば、歯のスペースを確保するための抜歯が必要になるケースが多いのです。
    最も、子供の歯列矯正でも抜歯が必要になることがありますが、大人の歯列矯正の方が可能性は高いでしょう。

    ・後戻りが起こりやすい
    大人の歯は完全に成長を終えており、そのため子供の歯に比べて動かしにくい問題があります。
    歯列矯正によって歯を動かすことは可能ですが、元々動きにくい分、治療後の後戻りも起こりやすくなります。
    また、「動きにくい」や「後戻りしやすい」などの点から、治療期間も長くなります。

    ・口腔内の健康状態の問題
    歯列矯正は口腔内…つまりお口の中の健康状態によってはスムーズに治療をスタートすることができません。
    例えば、虫歯や歯周病があった場合はそれらの治療を優先しなければならないのです。
    最も、これは子供の場合も同じことが言えますが、口腔内の健康状態は大人の方が悪いことが多いのです。

    矯正装置について

    歯列矯正では矯正装置を使用しますが、この矯正装置の使用に抵抗を感じる人は非常に多いです。
    子供の場合は審美性を気にすることはないかもしれませんが、大人の場合はそうはいきません。
    目立つ金属のワイヤーを装着して生活するのは嫌だと感じる人が多いでしょう。

    ただし、これについては見えない矯正方法が存在します。
    例えば裏側矯正…これは従来のワイヤーを文字どおり裏側に装着する矯正方法で、
    表側から矯正装置が見えないことで審美性の点で問題ありません。

    さらにマウスピース矯正…これは最近人気の矯正方法です。
    着脱式のマウスピースが矯正装置になっており、食事や歯磨きの時には自分で外すことができます。
    さらに見た目も透明で目立ちにくいため、裏側矯正同様に審美性の高さが特徴です。

    大人の歯列矯正のタイミング

    子供の歯列矯正について最も多い質問は「治療開始のタイミング」です。
    これは子供の場合は乳歯から永久歯に生え変わる時期がありますし、
    顎の骨も成長期の段階であるため、それらに合わせた歯列矯正のベストタイミングがあるためです。

    では大人の場合はどうなのか?…大人の場合は治療のベストタイミングと言うものはありません。
    既に永久歯が生えそろって顎の骨も成長を終えているため、好きなタイミングで治療をスタートできます。
    このように大人の歯列矯正は好きなタイミングで行えるため、その点は大人の歯列矯正の長所でしょう。

    敢えて言うなら、大人の場合は仕事生活の問題が治療のタイミングに関わってきます。
    と言うのも歯列矯正は治療期間が長い治療ですから、当然通院する期間も長くなります。
    例えば転勤や長期出張があれば通院できなくなるため、その点の問題を考える必要はあるでしょう。

    まとめ

    いかがでしたか?
    最後に、大人の歯列矯正についてまとめます。

    1. 大人でも歯列矯正は可能 :大人でも歯列矯正はできるが、タイミングとしては子供の時に行った方が良い
    2. 大人の歯列矯正のデメリット :抜歯が必要になる可能性が高い、後戻りが起こりやすく治療期間が長い
    3. 矯正装置について :審美性の問題を気にするなら、裏側矯正やマウスピース矯正などの方法がある
    4. 大人の歯列矯正のタイミング :子供の場合と違い、大人の歯列矯正はタイミングにこだわらなくて良い

    これら4つのことから、大人の歯列矯正について分かります。
    大人と子供、歯列矯正を行うタイミングはどちらがベストなのか?…その質問に対する答えは後者です。
    しかし、だからと言って大人は歯列矯正ができないというわけではありません。
    大人でも時間を掛ければ歯列矯正は可能なので、希望する人は歯科医院で相談してみてください。

  • 虫歯の原因は何? 2018.01.18

  • 大田区大森駅ナカの歯医者さん、横須賀歯科医院です。
    今回のテーマは「虫歯の原因」です。
    虫歯を予防するには2つのことを知っておく必要があります。

    1つは予防方法を知ること、予防方法が分からなければ予防できないため、これは言うまでもありません。
    もう1つは虫歯の原因を知ること、原因が分かればそれを起こりにくくする方法が見えてくるからです。
    ここでは後者…つまり虫歯の原因をテーマにした説明をしていきます。

    虫歯はどうやって起こるのか

    虫歯は、虫歯の原因菌の出す酸によって歯が溶かされることで起こる病気です。
    歯の表面を触るとヌルヌルした感触がありますが、これは歯の表面に付着した細菌の塊です。
    この細菌の塊はプラークと呼ばれており、虫歯の原因菌もまたこのプラークの中に存在しています。

    虫歯の原因菌はプラークの中から酸を出し、脱灰によって歯をやわらかくさせてしまいます。
    正確にはこの状態…つまり歯がやわらかくなった状態を虫歯と呼んでおり、
    さらに虫歯の原因菌が侵入することで歯に穴があくのです。

    つまりまとめると、虫歯の原因は「プラークの中に存在する虫歯の原因菌の出す酸」です。
    さて、虫歯の原因菌は酸を出すことが仕事ですが、この作業は虫歯の原因菌にとっても重労働なのです。
    このため、本来なら頻繁に酸を出し続けることはできません。

    しかし、虫歯の原因菌がエネルギーを得ることで働きが活発になり、より多くの酸を出すようになります。
    では虫歯の原因菌は何をエネルギーにしているのか?…それは「糖」です。
    「甘いものを食べると虫歯になりやすい」という理由は、この虫歯の原因菌の特徴が根拠になっているのです。

    虫歯で痛みを感じるのはなぜか

    「虫歯=歯が痛い」というイメージがありますが、実際には全ての虫歯において歯が痛むわけではありません。
    なぜなら、初期段階の虫歯では痛みを感じることがないからです。
    「歯の表面が虫歯菌の出す酸によって柔らかくなる」…これがそもそもの虫歯の始まりです。

    しかし歯の表面はエナメル質に覆われており、そのため歯は刺激から保護された状態にあります。
    このため、歯の表面だけが虫歯になる初期段階の状態では、エナメル質の影響で痛みを感じないのです。
    しかし、虫歯が進行すれば歯に穴があき、その穴はどんどん深くなっていきます。

    そうすると穴はやがてエナメル質の奥にある象牙質に到達するのですが、
    この象牙質はエナメル質と違って刺激に対して非常に敏感です。
    触れた時の刺激はもちろん、熱さや冷たさと言った温度においても刺激を感じてしまうのです。

    そして、この状態になると虫歯で痛みを感じるようになります。
    熱いものや冷たいものを食べればその温度が刺激となって痛みを感じますし、
    歯磨きをした時でもそれが刺激となって痛みを感じてしまうのです。

    虫歯を予防するには

    上記までの説明から虫歯の原因や特徴が分かり、それによって3つの予防方法が見えてきます。
    1つ目は歯磨きです。虫歯の原因菌が存在するプラークは歯磨きによって除去できますから、
    丁寧で精密な歯磨きを行って効率よくプラークを除去しましょう。

    2つ目は生活習慣の改善です。虫歯菌の好む糖の過剰な摂取に注意するなら、食生活の改善は必須です。
    さらに虫歯は虫歯の原因菌…つまり細菌に感染することで起こるという点から、
    日常生活を見直して身体の免疫力を高める、もしくは低下の要因を解消することも虫歯予防につながります。

    そして3つ目は歯科医院での定期検診です。初期段階の虫歯は痛まないと説明しましたが、
    痛みという自覚症状がなければそもそも虫歯に気付くことは難しいでしょう。
    しかし定期検診を受けていればそれに気付けますし、初期段階の虫歯なら治療も簡単です。

    また、定期検診ではブラッシング指導を行っているため、
    1つ目の予防方法…つまり歯磨きの効果を高めることができるのです。
    プラーク除去のための「歯磨き」、虫歯の原因菌の働きを抑えて感染のリスクを減らす「生活習慣の改善」、
    初期段階の虫歯を発見できる上に予防効果が高まる「定期検診」、これら3つが虫歯予防に効果的です。

    まとめ

    いかがでしたか?
    最後に、虫歯の原因についてまとめます。

    1. 虫歯はどうやって起こるのか :虫歯の原因菌の出す酸によって歯が溶かされることで起こる
    2. 虫歯で痛みを感じるのはなぜか :虫歯が進行すると、刺激に敏感な象牙質まで到達するため
    3. 虫歯を予防するには :「精度の高い歯磨き」、「生活習慣の改善」、「定期検診」の3つがポイント

    これら3つのことから、虫歯の原因が分かります。
    一旦虫歯になって進行すると、いくら歯磨きや生活習慣を改善しても虫歯は治りません。
    治すためには歯科医院で治療しなければなりません。

    これを無視すると症状はさらに悪化し、歯髄まで虫歯が進行することによる激痛、
    虫歯の原因菌による脳梗塞や心筋梗塞のリスクなど、ここでお伝えしていないような事態を招きます。
    このため虫歯は必ず治療しなければならないですし、それ以前に予防を徹底する必要があるのです。

  • 歯磨きすると歯肉から血が出てくるのはなぜ 2018.01.10

  • 大田区大森駅ナカの歯医者さん、横須賀歯科医院です。
    今回のテーマは「歯磨き時に起こる歯肉からの出血について」です。
    歯磨きをしている時、歯肉から出血してしまった経験のある人も多いと思います。

    最も、出血と言ってもドクドクと血が流れるほどの事態ではないため、
    例え歯肉から出血したとしても深く考えずにそのまま放置してしまうことが多いでしょう。
    でもそれはお口が発しているSOSかもしれません。歯肉から出血した場合は歯周病の可能性があるのです。

    最も可能性が高いのは歯周病

    歯磨きした時に歯肉から出血する原因としては、以下のようなことが考えられます。

    ・ブラッシングが強すぎる
    強く磨くことが歯を綺麗にすると考えている人がいますが、それは違います。
    強く磨きすぎると逆に歯を傷つけてしまいますし、歯肉まで傷つけてしまうことで出血を招きます。
    この場合は正しい歯磨きの仕方を知る必要があり、歯科医院でブラッシング指導を受けるのがおすすめです。

    ・歯ぎしり
    酷い歯ぎしりをすると、それによって歯が揺らされて歯肉が炎症を起こします。
    そして、歯肉が炎症を起こすことで歯肉から出血しやすくなるのです。
    それ以外にも、歯ぎしりはエナメル質を傷つけるなどの問題が起こります。

    ・喫煙の影響
    喫煙することで毛細血管が収縮され、それによって血流が悪くなります。
    血流が悪くなると歯肉が腫れてしまい、この状態になると歯肉から出血しやすくなります。
    他にも喫煙は歯周病になるリスクを高める、免疫機能を狂わせるなどの問題が起こります。

    …これらの原因が考えられますが、歯肉からの出血で最も可能性が高いのはこの中のどれでもありません。
    では最も可能性が高い原因は何か?…それは歯周病です。
    割合で示せば、歯肉からの出血の原因のおよそ90%が歯周病によるものだと言われています。

    歯周病で歯肉から出血する理由

    歯周病になった場合、歯磨きだけでなく食事の時にも歯肉から出血しやすくなります。
    さて、そもそもなぜ歯周病になると歯肉から出血しやすくなるのでしょうか。
    それは歯肉が炎症を起こすからで、元々歯肉には多くの毛細血管が存在しています。

    そして毛細血管の集まる歯肉が炎症を起こすことで、ささいな刺激に対して出血しやすくなるのです。
    歯磨きによるブラッシング、食事の噛む行為、これらがいずれも刺激となって歯肉からの出血を招きます。
    これは初期の歯周病で起こる症状ですが、進行すれば歯肉の内側からも出血するようになります。

    歯肉から出血しても歯磨きは必要

    歯磨きしている時に歯肉から出血した場合、そのまま歯磨きを続けて良いのか迷ってしまうと思います。
    これについて回答すると、歯肉から出血した場合も歯磨きはしてください。
    と言うのも、歯周病を治す上で欠かせないのはプラークコントロール…つまり歯磨きだからです。

    とは言え、歯ブラシに血がついてしまうのはあまり良い気分ではないでしょう。
    このため、一時的にブラシの部分や柔らかい歯ブラシを使用するなどの工夫、
    さらには歯周病対策となる歯磨き粉を使用するのも良いですよ。

    歯科医院で治療を受ける

    歯周病になった場合は歯科医院での治療が必要です。
    上記で「歯周病を治すにはプラークコントロールが必要」とお伝えしましたが、
    だからと言って歯科医院に行かずに歯磨きだけをしていても歯周病は治りません。

    そもそも、プラークコントロールを実践するには正しい歯磨きの仕方で磨かなければならないですし、
    正しい歯磨きの仕方を覚えるには歯科医院でブラッシング指導を受けなければなりません。
    また、歯周病であるからには歯石がついている可能性が高いですが、歯石は歯磨きでは除去できないのです。

    さらに、実際には別のことが原因で歯肉から出血している可能性もあるわけです。
    これらの理由から歯肉から出血した時には歯科医院に行く必要がありますし、
    それが歯周病によるものであれば尚更です。

    まとめ

    いかがでしたか?
    最後に、歯磨き時に起こる歯肉からの出血についてまとめます。

    1. 最も可能性が高いのは歯周病 :歯ぎしりなどが原因の可能性もあるが、最も可能性が高いのは歯周病
    2. 歯周病で歯肉から出血する理由 :毛細血管の集まる歯肉が炎症を起こすことで出血しやすくなる
    3. 歯肉から出血しても歯磨きは必要 :ブラシの部分が柔らかい歯ブラシや、歯周病対策の歯磨き粉を使用
    4. 歯科医院で治療を受ける :歯周病になった場合は歯科医院で治療しなければならない

    これら4つのことから、歯磨き時に起こる歯肉からの出血について分かります。
    歯磨き時に歯肉から出血した時には何が原因と考えられるのか?…可能性の高さで言えば歯周病です。
    本当に歯周病なら治療が必要ですし、もしかすると別のことが原因で歯肉から出血したのかもしれません。

    どちらにしても必要なのは歯科医院に行くことです。
    歯周病であれば歯科医院で治療しなければ治らないですし、
    別のことが原因であったとしても歯科医院で診察を受ければその原因が分かります。

  • 歯周病の治療にはどんなものがあるの? 2018.01.05

  • 大田区大森駅ナカの歯医者さん、横須賀歯科医院です。
    今回のテーマは「歯周病の治療方法」です。
    口の中の一般的な病気と言えば、虫歯と歯周病が真っ先に思い浮かぶでしょう。

    どちらも有名な病気ですから、知らない人はまずいないと思います。
    しかし、治療方法においては歯周病に関してはあまり知らない人と答えるも多いため、
    ここでは歯周病の治療方法について説明していきます。

    進行状況によって異なる治療方法

    歯周病の治療方法は必ずしも同じとは限りません。
    これは虫歯の治療方法にも言えることですが、具体的な方法は進行状況によって異なるからです。

    つまり歯周病になった2人の患者さんがいたとして、
    この2人の歯周病の進行状況が異なっていた場合、行う治療は全く別の物になるわけです。
    当然症状が軽ければ治療内容も軽くなり、酷く進行していればそれに応じた治療を行います。

    ちなみに歯周病の進行状況は3段階に分けられているため、
    以下ではそれぞれの段階で行う治療を説明していきます。

    初期段階の歯周病の場合

    初期段階の歯周病の治療方法は、スケーリングとプラークコントロールです。
    スケーリングとは歯に付着したプラークや歯石を専用の器具を使って除去する治療です。
    ただのクリーニングと思うかもしれませんが、特に歯石は歯磨きでは除去できないため、
    歯周病治療においてスケーリングは大変重要な治療です。

    次にプラークコントロールですが、これは患者さん自身が効率よくプラークを除去することを意味します。
    メインは歯磨きになりますが、ただ磨くだけでは口の中のプラークを半分も除去できないでしょう。
    このためプラークコントロールの効果を高める意味で、治療時にはブラッシング指導を行います。

    正しい歯磨きの方法を覚えて実践できてこそ、
    はじめてプラークコントロールと呼ばれるだけの効果が得られます。

    中期段階の歯周病の場合

    中期段階の歯周病になると、スケーリングとプラークコントロールだけで治すことはできません。
    これらの基本治療に加え、必要であればフラップ手術を行います。
    フラップ手術とは歯肉を切開する手術で、目的は歯周ポケット内の清掃です。

    歯と歯肉の間には溝があり、この溝のことを歯周ポケットと呼びます。
    歯周ポケットにはプラークや歯石が溜まりますが、本来なら外側から除去することが可能です。
    しかし歯周病が進行すると歯周ポケットの溝が深くなり、外側からプラークや歯石を除去できません。
    そこでフラップ手術によって歯肉を切開し、そこから歯周ポケット内を清掃するのです。

     重度段階の歯周病の場合

    治療方法としては中期段階の場合とほぼ変わらないですが、
    症状が悪化していることで治療期間は格段に長くなります。
    また、あまりに酷い場合は抜歯するしかないケースもあります。

    この段階まで進行すると歯槽骨がかなり溶かされてしまっていますが、
    歯科医院によって骨の再生治療を行って溶かされた歯槽骨をある程度の状態まで戻せます。
    ただしこの治療は万能とは言えません。

    なぜなら対応できる症例が限られている上に、完全に骨を元通りにすることはできないからです。
    また、骨の再生治療は健康保険が適用されないため、費用も高額になっています。

    ちなみに抜歯となった場合ですが、
    歯を失うことになるためその後は入れ歯やブリッジやインプラントで対処します。

    メンテナンス

    歯周病の場合、治療後もメンテナンスを行います。
    メンテナンスは治療の1つと捉えるべきで、これを怠ると治療の効果が失われてしまいます。
    メンテナンスの期間や頻度は歯科医院ごとで異なるため、一概にこの場で断言することはできません。

    ただ確実なのは、進行した歯周病の治療ほどメンテナンスの期間も長くなるということです。
    その意味では、歯周病の治療は長期間の通院が可能な距離の歯科医院で治療を受けるべきでしょう。
    状態によっては1年以上の通院が必要になることもあります。

    まとめ

    いかがでしたか?
    最後に、歯周病の治療方法についてまとめます。

    1. 進行状況によって異なる治療方法 :歯周病の治療方法は一定ではなく、進行状況によって異なる
    2. 初期段階の歯周病の場合 :プラークや歯石を除去するスケーリングとプラークコントロール
    3. 中期段階の歯周病の場合 :スケーリングとプラークコントロール、必要であればフラップ手術を行う
    4. 重度段階の歯周病の場合 :中期段階の場合と治療方法はほぼ同じだが、治療期間が長くなる
    5. メンテナンス :歯周病は治療後にメンテナンスが必要。怠ると治療の効果が失われてしまう

    これら5つのことから、歯周病の治療方法が分かります。
    このように、歯周病の治療内容は進行状況によって異なりますが、
    進行するに比例して治療内容も大掛かりなものになってきます。

    初期段階ではスケーリングとプラークコントロールで治せるものが、
    中期段階になるとフラップ手術、さらに重度段階になれば抜歯が必要となるケースもあるのです。
    このため、歯周病の治療においては早期治療することが患者さんにとって負担が小さくなるのです。

  • 銀歯を白くするにはセラミックしかないですか? 2017.12.25

  • 大田区大森駅ナカの歯医者さん、横須賀歯科医院です。
    今回のテーマは「銀歯を白くする方法」です。
    現在銀歯を使用している人の中には、銀歯にしたことを後悔している人もいるのではないでしょうか。

    費用の安さに惹かれて希望したものの、銀歯は審美性が低く二次虫歯になるリスクも高まります。
    特に審美性の低さは問題で、白くしようにも銀歯をホワイトニングすることはできません。
    ではこのように銀歯を白くしたい場合、方法としてセラミック治療をするしかないのでしょうか。

    セラミック治療について

    結論から言うと、銀歯を白くしたいならセラミック治療をするしかありません。
    とは言え、銀歯を使用している人からすればセラミック治療が何なのかも分かりづらいでしょう。
    そこで説明すると、セラミック治療とは詰め物や被せ物をセラミックにする治療です。

    セラミックも銀歯同様に詰め物や被せ物として使用しますが、銀歯に比べて格段に審美性が高くなります。
    つまり、使用している銀歯の詰め物や被せ物をセラミックのものに交換するのがセラミック治療であり、
    それが銀歯を白くする唯一の方法となるのです。

    セラミックの特徴

    ただ「銀歯を白くしたい」という理由1つだけでセラミック治療を受けるのはおすすめできません。
    セラミック治療を受けるならセラミックの特徴を理解しておく必要があり、
    長所と短所の全てを把握した上で治療の決断をしなければ後悔してしまうかもしれません。
    そこで、セラミックの特徴を長所と短所に分けて説明していきます。

    長所

    最大の長所は審美性の高さで、ただ白いだけでなく天然の歯に近い白さや光沢を持っています。
    また、金属を使用していないものなら銀歯のように金属アレルギーが起こる心配もないですし、
    詰め物や被せ物の寿命としてもセラミックは長持ちします。
    さらにツルツルとした表面にはプラークが付着しにくく、二次虫歯を予防しやすい長所もあります。

    短所

    現状セラミックの短所は2つあります。1つは費用の高さで、セラミック治療には健康保険が適用されません。
    このため、銀歯に比べると費用が高額になってしまうのが1つ目の短所です。
    2つ目の短所は硬さで、充分な強度を誇ってはいますがセラミックの強度は金属である銀歯には劣ります。
    さらに材質も陶器ですから、あまり強い力で噛むと欠けや割れが発生してしまう可能性があるのです。

    セラミックの種類

    セラミックの長所と短所を理解したら、次に知っておくべきなのはセラミックの種類です。
    セラミックにはいくつか種類があり、それぞれ独自の特徴を持っています。
    取り扱っている種類は歯科医院によって異なるものの、
    セラミック治療を受ける際には以下の種類の中から患者さんが選択することになります。

    オールセラミック

    文字どおり100%セラミックのタイプで、セラミックの中で最も美しいとされています。
    セラミック以外の材質を一切使用していないので長持ちしますし、使用することによる変色も起こりません。
    セラミックの中で最も優れていると言っても過言ではないですが、その分費用は高くなります。

    ハイブリッドセラミック

    セラミックとレジンを混ぜ合わせたタイプで、この特徴が長所にも短所にもなっています。
    長所としては柔らかい仕様のために他の歯を傷つけにくく、費用も安く設定されています。
    短所としてはレジンが混ざっているため、長年使用すると変色する可能性があることです。

    メタルボンド

    見える表側がセラミック、見えない裏側が金属になって特殊な仕様のタイプです。
    金属を使用していることから、他のセラミックに比べて強度が高いのが長所です。
    ただし金属アレルギーの人はその対象になってしまうという短所があります。

    ジルコニアセラミック

    新しいタイプのセラミックで、ジルコニアとは人工ダイヤモンドのことです。
    その点から想像できるとおりジルコニアセラミックは非常に硬く、
    欠けや割れの起こるセラミックの短所を克服しています。審美性はオールセラミックに若干劣ります。

    …これら4つの種類から選択することになりますが、
    ジルコニアセラミックは新しいこともあって取り扱っている歯科医院は現状少なめです。
    また、メタルボンドは金属の硬さが得られる点で希望する人がいましたが、
    硬さを求めるのであれば最近ではジルコニアセラミックを希望する人の方が増えています。

    まとめ

    いかがでしたか?
    最後に、銀歯を白くする方法についてまとめます。

    1. セラミック治療について :詰め物や被せ物をセラミックにするための治療
    2. セラミックの特徴 :審美性が高く二次虫歯を予防しやすいが、費用が高く強度は銀歯に劣る
    3. セラミックの種類 :オールセラミック、ハイブリッドセラミック、メタルボンド、ジルコニアセラミック

    これら3つのことから、銀歯を白くする方法が分かります。
    銀歯自体を白くはできないため、方法としてはセラミック治療によって銀歯をセラミックに交換することです。
    そうすれば詰め物や被せ物を美しい白さにできますが、セラミックにはそれ以外の特徴もあるため、
    治療を希望する場合はセラミックの特徴を全て理解した上で決断してください。

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