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歯周病と虫歯の予防方法は違うのでしょうか?|大森駅北口改札のすぐの歯医者なら横須賀歯科医院

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院長ブログ

  • 歯周病と虫歯の予防方法は違うのでしょうか? 2017.04.10 NEW

  • 大田区大森駅ナカの歯医者さん、横須賀歯科医院です。
    今回のテーマは「歯周病と虫歯の予防方法の違い」です。
    歯周病と虫歯は全く異なった病気ですし、それは敢えて説明するまでもないでしょう。

    では、歯周病と虫歯が別物である以上、予防方法においてはどうなのでしょうか。
    全く異なった病気であるからには予防方法も異なるというのが当然の発想ですし、
    ここでは歯周病と虫歯の予防方法は違うのかについて説明していきます。

    1. 歯周病も虫歯も予防方法はほぼ同じ

    歯周病も虫歯も、プラーク内の細菌によって引き起こされます。
    症状を引き起こす細菌の種類は異なるものの、どちらの細菌もプラーク内に潜んでいる点では同じです。
    このため、歯周病も虫歯も予防方法はほぼ同じですし、その基本は毎日の歯磨きになります。

    ちなみに歯周病は歯肉の病気なので、予防の上では特に「歯と歯肉の間」を綺麗にしなければなりません。
    一方虫歯は歯の病気なので、予防の上では特に「歯と歯の間」を綺麗にしなければなりません。
    このため予防方法は同じでも、予防のポイントとなる箇所には違いがあるのです。

    2. デンタルフロスと歯間ブラシの違い

    「歯磨きの時にはデンタルフロスや歯間ブラシを使った方が良い」…そう聞いたことがある人も多いでしょう。
    これは確かに事実であり、デンタルフロスや歯間ブラシを使用することでプラークの除去率は2割高まります。
    では、デンタルフロスと歯間ブラシの違いは何だと思いますか?

    実は、デンタルフロスは虫歯予防向けのものであり、歯間ブラシは歯周病予防向けのものなのです。
    デンタルフロスは「歯と歯の間」という虫歯を引き起こしやすい箇所を綺麗にするためのものであり、
    歯間ブラシは「歯と歯肉の間」という、歯周病を引き起こしやすい箇所を綺麗にするためのものだからです。

    3. 同じ予防方法なのになぜ一方だけが起こるのか

    歯周病と虫歯は同時に引き起こされるとは限らず、どちらか一方だけ起こることもあります。
    では、同じ予防方法でありながらなぜ一方だけ起こるのか?…そういった質問を受けることがあります。
    これについてお答えすると、「それぞれの症状を引き起こす細菌の種類が異なるから」です。
    歯周病菌を除去できても虫歯菌を除去できていなければ歯周病だけ起こりますし、その逆だってあり得ます。

    例えるなら、「インフルエンザにはならなかったけど風邪をひいた」というのと同じです。
    どちらも手洗いうがいが予防の基本であるものの、原因となる菌は全く異なります。
    このため、インフルエンザと風邪のどちらか一方だけ起こることは普通にあり得ますし、
    むしろ同時に起こる方が稀なケースでしょう。

    4. 歯周病と虫歯ではどちらが厄介か

    歯周病と虫歯はよく比較対象になりますが、厄介さで言うならどちらも厄介で深刻な病気です。
    最も、歯周病は虫歯のように痛まない分、虫歯の方が嫌だと人の方が多いかもしれません。
    確かに虫歯の痛みはつらいですから、その点だけで考えるなら虫歯は厄介な病気です。

    しかし、歯周病は痛みがないことで気付きにくいため、虫歯よりも重症化しやすい傾向があるのです。
    実際に歯周病は日本人が歯を失う要因のトップになっていますし、歯周病と虫歯はどちらも厄介で深刻です。
    このため、どちらの予防も大切ですしもし起こった際にはいち早く治療しなければなりません。

    5. 予防に欠かせない定期検診

    歯周病も虫歯も予防に欠かせないのが定期検診です。
    逆に言えば、歯科医院で定期検診を受ければ歯周病と虫歯の両方を予防できます。
    お口のクリーニングではプラークだけでなく歯石も除去できますし、
    正しい歯磨きの方法を教わることで毎日の歯磨きの精度を高めることができるのです。

    また、定期検診ではお口の中の状況のチェックも行います。
    このため、仮に歯周病や虫歯になっても初期段階で発見できるのです。
    初期段階で発見できれば治療の簡単ですし、歯を失うような危険な事態に陥ることもありません。

    まとめ

    いかがでしたか?
    最後に、歯周病と虫歯の予防方法の違いについてまとめます。

    1. 歯周病も虫歯も予防方法はほぼ同じ :予防方法はどちらもほぼ同じ。プラークの除去が基本になる
    2. デンタルフロスと歯間ブラシの違い :デンタルフロスは虫歯予防向け、歯間ブラシは歯周病予防向け
    3. 同じ予防方法なのになぜ一方だけ起こるのか :要因となる細菌の種類が異なるため
    4. 歯周病と虫歯はどちらが厄介か :どちらも同じくらい厄介。虫歯は痛みがつらく、歯周病は歯を失う
    5. 予防に欠かせない定期検診 :歯周病も虫歯も予防するためには歯科医院の定期検診が欠かせない

    これら5つのことから、歯周病と虫歯の予防方法の違いが分かります。
    「しっかりとした歯磨きでプラークを除去して歯科医院で定期検診を受ける」、
    これが歯周病や虫歯の予防の基本ですし、予防方法に大きな違いはありません。
    これを徹底すればそれだけで歯周病や虫歯は高い確率で予防できます。

  • 子供に虫歯を感染させない方法について詳しく教えてく 2017.04.01 NEW

  • 大田区大森駅ナカの歯医者さん、横須賀歯科医院です。
    今回のテーマは「子供に虫歯を感染させない方法について」です。
    小さな子供のいる親御さんにとっては、自分の歯よりも子供の歯の健康の方が気になりますよね。
    子供は甘いものやお菓子が大好きですし、歯磨き自体もそれほど上手にはできません。

    言わば虫歯になる要因を大人以上に多く秘めているわけで、
    子供が虫歯にならないよう注意してあげなければなりません。
    今回はそういった環境にある親御さんに向けてアドバイスをします。
    子供が虫歯にならないためにできること、つまり小さな子供に向けた虫歯の予防方法を教えます。

    1. 家族全員が予防を徹底する

    虫歯は虫歯菌に感染することで起こり、この虫歯菌は唾液を介して人から人にうつります。
    虫歯が直接うつるわけではないですが、虫歯菌が人から人へうつってしまうのは事実です。
    つまり、子供のお口いくら綺麗でも、親が虫歯菌を持っていればその菌が子供にうつってしまうのです。

    ちなみにうつる手段は唾液を介すことで、食器の共用や歯ブラシの接触、口うつしの食事などが考えられます。
    こうした行為で子供に虫歯菌がうつってしまわないよう、
    家族全員のお口が綺麗な状態であるよう、みんなで虫歯予防を徹底する必要があるのです。

    2. よく噛んで食べることを教える

    「食事する時はよく噛んで食べましょう」…子供の頃、誰もが一度はそう言われた経験があると思います。
    教える側としては喉に食べ物がつまる事故を防止する目的で言っているのでしょうが、
    よく噛んで食べることは実は虫歯の予防にも繋がるのです。

    と言うのも、よく噛むことは唾液の分泌を促し、唾液は細菌を洗浄する役割を持っているからです。
    つまり、噛めば噛むほどたくさんの唾液が出るようになり、それによってお口の中の細菌を除去できるのです。
    その意味では、噛む必要のないやわらないものばかり食べてしまうのも禁物です。

    3. 歯科医院に通って予防する

    歯科医院に行くのは治療する時だけという人もいますが、予防のために行くこともできます。
    実際、診療科目で「予防歯科」を設けている歯科医院もありますし、虫歯予防するための通院も可能です。
    最も、子供の場合は小児歯科を利用するといいでしょう。

    小児歯科の予防治療では、一般的にフッ素塗布やシーラントを行います。
    フッ素は子供の歯を硬く丈夫にする効果があり、虫歯になりにくい歯を作ります。
    シーラントは、歯にシールを貼ることで歯磨きしにくい歯の溝をなくして虫歯を予防します。

    4. ダラダラ食べる習慣をなくす

    お口の中では「脱灰」と「再石灰化」が繰り返されています。
    脱灰は歯からカルシウムが溶けることで、これが歯を溶かして虫歯を招きます。
    しかし、再石灰化によってカルシウムが再びに歯に戻るため、
    これらがバランスよく繰り返すことで虫歯を防ぎます。

    ここで問題なのが、ダラダラと食べる習慣になってしまうことです。
    食べることで脱灰が起こりますが、それがダラダラになってしまうと再石灰化が行われなるため、
    脱灰だけで起こることになって虫歯になってしまうのです。このためしっかりと時間を決めて食べ、
    脱灰の後にはきちんと再石灰化が行われる食生活を身につけさせてあげてください。

    5. 歯磨きの仕上げをする

    小さな子供は上手に歯磨きできないので、子供に任せっきりの歯磨きでは虫歯予防として不充分です。
    このため、歯磨きの後は親が毎回仕上げをしてあげることが大切です。
    ちなみに、仕上げをしてあげることは子供の歯磨きの技術不足を補う以外の効果もあります。

    それは、子供が歯磨きの大切さを学んでくれることです。
    親が毎回仕上げをしてあげれば、それをされる子供は歯磨きが大切なものなのだと理解します。
    そして歯磨きは大切なものだと理解することで、丁寧に磨く意識が身につくのです。

    まとめ

    いかがでしたか?
    最後に、子供に虫歯を感染させない方法についてまとめます。

    1. 家族全員が予防を徹底する :虫歯菌は人にうつるため、子供だけでなく家族全員が予防する
    2. よく噛んで食べることを教える :よく噛めばたくさん唾液が出て細菌を洗浄してくれる
    3. 歯科医院に通って予防する :治療のためでは予防のために通う。フッ素塗布やシーラントで予防する
    4. ダラダラ食べる習慣をなくす :歯の再石灰化を促すために、時間を決めて食べる習慣を身につけさせる
    5. 歯磨きの仕上げをする :子供の未熟な歯磨きの技術が補われ、子供も歯磨きの大切さを学べる

    これら5つのことから、子供に虫歯を感染させない方法について分かります。
    子供は虫歯の要因をたくさん秘めた生活をしているため、親御さんが気を付けてあげなければなりません。
    基本は家族全員が虫歯予防をする、予防治療を受けるなど、予防への意識を強く持つことが大切です。

    また、その意識を子供に伝えるために毎回仕上げをして歯磨きの大切さを教えてあげましょう。
    そうやって子供の虫歯予防を意識してあげれば、子供が大きくなった時もその気持ちは忘れません。
    つまり、子供の虫歯予防はその子供の将来の虫歯予防にも繋がります。

  • 妊娠すると歯が弱くなると聞きましたが、本当ですか? 2017.03.20

  • 大田区大森駅ナカの歯医者さん、横須賀歯科医院です。
    今回のテーマは「妊娠すると歯が弱くなるのは本当なのか?」です。
    妊娠すると歯が弱くなって虫歯になりやすい…そう聞いたことがある人もいると思います。

    最も、そう聞いたことはあっても理由までは分からないという人がほとんどでしょうし、
    理由が分からないとなると、妊娠で歯が弱くなるというのは本当なのかも疑わしくなってきます。
    そこで、ここでは妊娠中の歯の状態について解説していきます。

    1. 間違った知識に注意

    妊娠すると歯が弱くなる、その理由として赤ちゃんにカルシウムを取られてしまうと答える人がいます。
    まずこの知識は間違いで、赤ちゃんのせいで歯が弱くなることはありません。
    そもそも歯のカルシウムというのは妊娠に限らず、どんな場合も血液中に溶け出すことはないのです。

    と言うことは、当然胎盤を通してお腹の赤ちゃんに歯のカルシウムが届くことはあり得ないのです。
    しかし、妊娠すると虫歯などの病気になりやすいというのは本当です。
    当然それには理由があるわけで、以下の項目でその正しい理由を解説します。

    2. 悪阻の影響

    個人差はあるものの、妊娠すると一定の期間は悪阻に悩まされます。
    そして、この悪阻が虫歯などを引き起こしやすくなる要因の一つになります。
    理由は簡単で、悪阻によってお口の中を清潔な状態に保つのが難しくなるからです。

    悪阻による嘔吐でお口の中が汚れますし、嘔吐によって出される胃液は強酸性で歯に悪影響を及ぼします。
    さらに悪阻で気分が悪いと歯磨きすら苦しくなり、とても丁寧に磨くような余裕はないでしょう。
    このような理由でお口の衛生面に問題が起こり、そのせいで虫歯などを引き起こしやすくなるのです。

    3. 飲食の頻度が増える

    お腹にいる赤ちゃんが大きくなってくると、内臓が押し上げられることによって胃が圧迫されます。
    そうなると、どうしても少しずつ何度も食事する生活習慣になってしまいます。
    また、鉄分や水分を補うための飲食の機会も増えるでしょう。

    こうして時間を決めずにちょこちょこと飲食をすることは、虫歯になるリスクを高める要因になるのです。
    飲食の頻度が高いことでお口の中は酸性状態が続くため、歯が溶かされて虫歯を招きます。
    最も、これは妊娠中に限ったことではないので、
    元々ダラダラ食べるのが習慣になっている人は例え男性や子供でも虫歯を引き起こしやすいのです。

    4. 唾液の分泌量が低下する

    これは、妊娠によって女性ホルモンのバランスが変化するのが原因です。
    女性ホルモンのバランスが変化することで唾液に粘り気が出てくる上、唾液の分泌量も低下します。
    つまり、「量が少なくてネバついている」というタイプの唾液に変化します。

    さて、唾液は細菌を洗浄する役割を持っているのですが、
    ネバついている上に量も少ないことで、従来の洗浄効果を発揮できなくなるのです。
    その結果細菌を除去しきれなくなり、さらに口の中は酸性状態が続くため虫歯になりやすいのです。

    5. 歯周病にも注意

    妊娠中は歯だけでなく歯肉にも注意が必要で、いわゆる歯周病です。
    歯周病菌の中には女性ホルモンをエネルギーとするものもあり、
    さらに妊娠するとその女性ホルモンの分泌が活発になるのです。
    そうなるとそれをエネルギーとする歯周病菌の働きも当然活発になり、歯周病になるリスクが高くなるのです。

    ちなみに「男性よりも女性の方が歯周病になりやすい」と言いますが、
    それは妊娠中には女性ホルモンの分泌が活発になることが根拠として挙げられています。
    また、妊娠中の歯周病は低体重児出産のリスクが7倍高めるとも言われており、
    徹底予防はもちろん、実際に歯周病になってしまった際には早期治療が必要です。

    まとめ

    いかがでしたか?
    最後に、妊娠すると歯が弱くなるのは本当か?についてまとめます。

    1. 間違った知識に注意 :「赤ちゃんにカルシウムを取られるから歯が弱くなる」は間違っている
    2. 悪阻の影響 :悪阻の影響で口の中を清潔に保ちづらく、さらに吐く時に出る胃液が歯に悪影響を及ぼす
    3. 飲食の頻度が増える :一定時期になると少量を何度も飲食するようになり、それが虫歯のリスクを高める
    4. 唾液の分泌量が低下する :唾液の分泌量が低下することで洗浄効果が不充分になり、虫歯になりやすい
    5. 歯周病にも注意 :女性ホルモンの分泌が活発になることで歯周病菌の働きも活発になる

    これら5つのことから、妊娠すると歯が弱くなるのは本当か?が分かります。
    そもそも赤ちゃんにカルシウムを取られるという間違った知識を生む元は、
    「妊娠すると歯が弱くなる」という表現にあります。

    正確には「妊娠すると口の中が虫歯になりやすい環境になる」と表現すべきでしょう。
    しかし、いくら虫歯になりやすいといっても妊娠中の虫歯や歯周病はお腹の赤ちゃんにも影響を与えます。
    このため、体調の良い時には歯科医院で検診を受けるなど、妊娠中は虫歯や歯周病対策が必須です。

  • 総入れ歯になった場合、噛み方にコツなどはあるのでし 2017.03.10

  • 大田区大森駅ナカの歯医者さん、横須賀歯科医院です。
    今回のテーマは「総入れ歯になった場合の噛み方のコツ」です。
    総入れ歯を使用している人は前歯で噛むことが多いですが、
    これは前歯で噛むのがいいと知っていて噛んでいるではありません。

    人間は歯を失うと残った歯でものを噛むようになりますが、一般的には前歯が残りやすい傾向があります。
    このため「残った歯=前歯」という状態になるため、当然前歯で噛むようになります。
    この時の癖が総入れ歯になっても残っており、その結果前歯で噛む人が多いのです。
    つまり常に前歯で噛むのが正しいというわけではなく、ここでは総入れ歯の噛み方のコツを解説します。

    1. 食べ方について

    総入れ歯の咬合力は天然の歯に比べて3割ほどまで低下するため、どうしてもものが食べにくくなります。
    硬いものはもちろんですし、野菜などの繊維的なものも食べにくいと感じてしまうでしょう。
    このため、噛む以前に食べ方自体にもコツが必要です。

    基本は一度にたくさん口に含まないこと、一口大の大きさにしてよく噛むことです。
    硬いものは禁物とは言え、極端にやわらかいものばかり選んで食べてしまうと、
    噛むことによる刺激が脳に伝わらず、それが認知症を招く要因になると言われています。

    2. 前歯と奥歯の使い方

    総入れ歯の噛み方のコツは「前歯で噛んで奥歯でつぶす」です。
    これは天然の歯にも言えることですが、自由に噛めることでこの基本を疎かにする人が多いです。
    しかし、総入れ歯の場合はこの基本をしっかりと守ってください。

    仮に特定の歯だけで噛む癖をつけてしまうと、総入れ歯が外れやすくなってしまいます。
    と言うのも、前歯だけで噛んでいると奥歯が浮き上がり、言わばシーソーのような状態になるからです。
    実際にやってみると、最初は前歯で噛み切ることも奥歯でつぶすことも難しく感じるでしょう。
    しかし総入れ歯で噛む時は、できる限りこの基本の噛み方を守るようにしてください。

    3. 両側の歯で均等に噛む

    天然の歯では左右どちらかの歯で噛む癖がある人もいますが、入れ歯でこの噛み方はおすすめできません。
    これも上記で解説した入れ歯のシーソー状態を招く可能性があるからです。
    片側だけで噛んでいるとそれによって入れ歯の反対側が浮き上がり、やはり入れ歯が外れやすくなるのです。

    つまり、両側の歯で均等に噛むというのは、そういったシーソー状態を防ぐ意味でもあるのです。
    既に片側の歯で噛む癖がついているとこの噛み方も最初は慣れないでしょうが、
    入れ歯を安定させるためには両側の歯で均等に噛むことは必須です。

    4. やわらかいものから慣らしていく

    総入れ歯でうまく噛めない理由として不慣れなことも挙げられます。
    この問題を解決するには、文字どおり慣れるしかありません。
    そこで、最初はやわらかいものからから食べるようにして、徐々に総入れ歯に慣れていってください。

    やわらかいものに慣れたら、徐々に硬いものに挑戦していくのがいいでしょう。
    ただし、総入れ歯は元々あまり硬いものは噛めないため、その点の注意は必要です。
    使用した当初の総入れ歯は歯と言うよりも異物に近い違和感があるでしょうから、こうした慣れが必要です。

    5. どうしてもうまく噛めない時は

    総入れ歯に慣れるには時間が掛かりますし、すぐにうまく噛めるようにはなりません。
    しかし、あまりにもうまく噛めないようであれば歯科医に相談することをおすすめします。
    と言うのも、噛み合わせの調整を行うことで改善できる可能性もあるからです。

    通院の手間は掛かるものの、何度か微調整を行えば噛めるようになることがありますし、
    その意味でも総入れ歯を使用したての頃は定期的に歯科医院で診てもらうといいでしょう。
    根気よく慣らしていく、それが総入れ歯でうまく噛むためのコツです。

    まとめ

    いかがでしたか?
    最後に、総入れ歯になった場合の噛み方のコツについてまとめます。

    1. 食べ方について :たくさん口に含まず、一口大の大きさにしてよく噛む
    2. 前歯と奥歯の使い方 :基本は「前歯で噛んで奥歯でつぶす」。前歯や奥歯だけで噛むのはNG
    3. 両側の歯で均等に噛む :一方の歯だけで噛んでいると、反対側の入れ歯が浮き上がってしまう
    4. やわらかいものから慣らしていく :最初はやわらかいものを食べ、徐々に硬いものに慣らしていく
    5. どうしてもうまく噛めない時は :歯科医院で噛み合わせの調整を行うことで改善させることもある

    これら5つのことから、総入れ歯になった場合の噛み方のコツが分かります。
    総入れ歯の噛み方のコツは、まず何より総入れ歯に慣れることです。
    さらに、模範的な噛み方を徹底することです。

    前歯で噛んで奥歯でつぶすのは噛み方の基本ですし、よく噛むことも同様です。
    また、うまく噛めない時は歯科医に相談するのもいいですし、その際に具体的なコツを質問してもいいですね。
    総入れ歯は最初の頃は苦労するので、焦らず根気よく慣らしていってください。

  • 噛み合わせが悪いと、どのような悪影響があるのでしょ 2017.03.01

  • 大田区大森駅ナカの歯医者さん、横須賀歯科医院です。
    今回のテーマは「噛み合わせの悪さによる悪影響」です。
    噛み合わせが悪いのが良くないのは誰もが知っていることですが、
    それに対して虫歯や歯周病のように危機感を持っていない人がほとんどです。

    しかし、噛み合わせが悪いことは身体に様々な悪影響をもたらします。
    もしあなたが今何らかの体調不良で悩んでいるなら、それは噛み合わせの悪さが原因なのかもしれません。
    そこで、ここではそんな噛み合わせの悪さによって起こる悪影響について解説していきます。

    1. 虫歯になりやすくなる

    虫歯の要因である虫歯菌はプラークの中に潜んでいます。このプラークは歯磨きで除去できますが、
    実は歯と歯が当たったり、ものを噛んだりする時にも歯からこぼれ落ちていきます。
    しかし、噛み合わせが悪ければ噛んだ時に当たらない歯もあるため、
    こうした自然なプラークの除去ができなくなるのです。

    さらに噛み合わせが悪い人の多くは歯並びも悪く、歯並びが悪いことで歯磨きがしにくくなります。
    自然にプラークが除去できない点も歯磨きがしにくい点も、プラークを残してしまう要因になるため、
    口の中で細菌が増殖しやすくなり、虫歯を引き起こしやすくなってしまうのです。

    2. 肩こりや頭痛を引き起こす

    一見何の関係もなさそうですが、肩こりや頭痛で悩んでいる人は噛み合わせの悪さが原因かもしれません。
    と言うのも、噛み合わせが悪いことで肩こりや頭痛を引き起こしてしまうからです。
    まず肩こりについてですが、噛む筋肉の中には広頸筋がありますが、これは首から肩にかけて繋がっています。

    噛み合わせが悪いと筋肉のバランスが悪くなるため、広頸筋が影響を受けて肩が凝りやすくなるのです。
    また、頭痛においても同じようなことが言えます。噛む筋肉の中には側頭筋がありますが、
    これは顎の関節から頭の横にかけて繋がっており、
    やはり噛み合わせの悪さによる影響で側頭筋が緊張してしまい、それが頭痛を引き起こす要因になるのです。

    3. 歯科治療の精度が落ちる

    噛み合わせが悪い人は歯が斜めになっていたりデコボコした状態になっていたりするため、
    歯科治療が難しくなります。その結果、治療によって歯が割れる、
    神経に近づきすぎて痛くなるなどのトラブルが起こり得ます。

    また、歯並びが悪い場合は歯並びが良い人に比べると虫歯などを見つけにくくなるため、
    歯に何らかの症状が起きていた場合でも歯科医がそれに気付きにくくなるのです。
    ちなみに、虫歯を見つけにくいという点は歯科医に限ったことではなく、
    自身で歯をチェックしようと思ってもうまく確認できず、初期段階の虫歯に気付くきっかけを失ってしまいます。

    4. コンプレックスを招く

    噛み合わせが悪ければ歯の位置がズレていることが予想できますし、顎の形にも影響を与えます。
    そして、顎の形が不自然になってしまえば、それは顔の輪郭そのものに影響を与えることになります。
    また、年齢が高くなることで噛み合わせの悪さが原因で発音もしづらくなってきます。

    このような歯並び、顎の形、顔の輪郭、発音のしづらさはどれも自身のコンプレックスに繋がります。
    こうしたコンプレックスは人との付き合いに関わってきますし、
    身体だけでなく心の問題にも発展してしまうのです。

    5. 顎関節症になりやすい

    そもそも顎関節症は噛み合わせの悪さとは無関係に起こる病気ですが、
    噛み合わせが悪い人の場合は顎関節症になるリスクが高く、さらに悪化しやすい傾向があります。
    なぜなら、噛み合わせが悪いことで顎関節への負担が多く掛かってしまうからです。

    顎関節症が悪化すると顎に痛みを感じるようになりますし、口も開けにくくなります。
    さらに全身のバランスが崩れてしまえばその影響で姿勢まで悪くなりますし、
    腰などに負担を掛け、それが原因で腰痛を招くことすらあります。

    まとめ

    いかがでしたか?
    最後に、噛み合わせの悪さによる悪影響についてまとめます。

    1. 虫歯になりやすくなる :プラークが自然に落ちにくくなる上、歯磨きもしにくいので虫歯のリスクが高まる
    2. 肩こりや頭痛を引き起こす :噛むときの筋肉の影響で、噛み合わせが悪いと肩こりや頭痛が起きる
    3. 歯科治療の精度が落ちる :歯が斜めになっていたりデコボコしていたりするため治療がしにくい
    4. コンプレックスを招く :歯並びの悪さ、顎の変形、顔の輪郭など、どれもコンプレックスを招く要因になる
    5. 顎関節症になりやすい :噛み合わせの悪さと無関係に起こるが、噛み合わせが悪いと起こりやすい

    これら5つのことから、噛み合わせの悪さによる悪影響が分かります。
    このように噛み合わせが悪いと様々な悪影響があり、それは口の中だけでなく全身や心にも関わってきます。
    このため、たかが噛み合わせの悪さなどとは考えずに、治療して治す必要があるのです。

    最も、噛み合わせの悪さの治療は一概にこれとは言えず、何が要因かによって治療方法が異なります。
    例えば被せ物の高さに問題あるなら仮歯を使って安定する噛み合わせを確認しなければならないですし、
    歯並びの悪さが要因なら矯正治療を視野に入れなければなりません。

  • 虫歯になりやすいのですが、歯を磨く以外で予防法はな 2017.02.20

  • 大田区大森駅ナカの歯医者さん、横須賀歯科医院です。
    今回のテーマは「歯磨き以外の虫歯の予防方法」です。
    毎日歯磨きをしているにも限らず、すぐ虫歯になってしまう人がいます。

    確かに、唾液の質などの問題で虫歯になりやすい人となりにくい人がいるのは事実です。
    しかし、虫歯になりやすいからといって絶対に虫歯になるとは限りません。
    そこで、虫歯になりやすい人のために歯磨き以外にもできる虫歯の予防策をいくつか紹介します。

    1. 定期健診を受ける

    歯磨き以外の虫歯予防としてはこれが最も効果的です。
    歯科医院は治療するためでなく、予防するために通院するのも意味があるのです。
    定期健診では口の中をクリーニングするため、プラークや歯石も完全に除去できます。

    特に歯石は歯磨きでは除去できないため、既に歯石があるならクリーニングは欠かせないでしょう。
    また、正しい歯磨きの方法の指導も行っているため、
    それを覚えることで歯磨き自体の精度を高めることもできるのです。

    2. デンタルフロスを使用する

    デンタルフロスというのは、歯と歯の間を綺麗にするための細い糸状のものです。
    従来の歯磨きで除去できるプラークはおよそ6割程度と言われており、
    デンタルフロスを併用することでさらに2割、つまり8割のプラークを除去できるとされています。

    歯と歯の間にもプラークは付着しますし、実際に歯と歯の間に歯石ができてしまうケースは多いのです。
    デンタルフロスに関しては正しい使用手順があるため、それを実践することで確かな効果が得られます。
    歯磨き以外の予防方法というよりは、歯磨きの効果をより高める方法だと捉えてください。

    3. よく噛んで食事する

    劇的に虫歯になるリスクを減らせるわけではないですが、虫歯予防の工夫として効果があります。
    食事の際は必ず唾液が出ますが、唾液は口の中を洗浄する役割を果たしています。
    このため、食事の時に唾液の分泌を促すことで口の中が綺麗になり、プラークの形成を予防できるのです。

    そして、そのために必要なのがよく噛むことです。よく噛むほど唾液の分泌が促されますし、
    その点で考えれば、野菜のようにある程度噛みごたえのあるものを食材に入れてもいいでしょう。
    逆にあまり噛まずに飲みこんでしまう人は、すぐにプラークや食べカスが溜まってしまうのです。

    4. キシリトール配合のものを食べる

    キシリトールが虫歯予防に効果的なことは、以前テレビのニュースで話題になりました。
    これは事実であり、キシリトール配合のものを食べることで虫歯になりにくくなります。
    一般的なものはガムですが、ガムのように「食べるもの」ではなく「噛むもの」でも効果はあります。

    ただし、キシリトールが含まれていれば何でもいいというわけではありません。
    余計な糖類が含まれていれば余計に虫歯になるリスクを高めてしまいますし、
    肝心のキシリトールも最低でも50%以上は配合されているものをチョイスしてください。

    5. 家族で虫歯予防を意識する

    自分一人がいくら虫歯予防を意識しても、家族全員がそうでなければ効果は半減します。
    何しろ虫歯は虫歯菌という細菌に感染することで起こるため、風邪と同じで人から人へうつるのです。
    虫歯が直接うつるわけではないですが、虫歯菌が人から人へ移動するのは事実です。

    このため、家族の誰かが虫歯予防を疎かにすることで、その人の虫歯菌がうつってしまうことがあるのです。
    ちなみに虫歯菌は唾液を介してうつるため、家族だけでなく恋人同士のキスもそれに該当します。
    家族や大切な人と一緒に虫歯を予防することで、うつるリスクをゼロにすることができます。

    6. タバコを吸わない

    喫煙が身体に悪いことは誰もが知っていますが、口の中の健康においても例外ではありません。
    タバコを吸うことで虫歯はもちろん、歯周病にもなりやすくなるのです。
    これは、虫歯や歯周病が細菌に感染することで起こる病気であることが理由です。

    細菌の感染を防ぐためには身体の免疫力の高さが重要になりますが、
    タバコを吸うことで免疫力が低下してしまいます。
    つまり、喫煙は細菌に感染しやすい身体になってしまうわけで、虫歯になりやすい体質になるのです。

    まとめ

    いかがでしたか?
    最後に、歯磨き以外の虫歯の予防方法についてまとめます。

    1. 定期健診を受ける :最も効果的な方法。口の中をクリーニングするのでプラークや歯石も除去できる
    2. デンタルフロスを使用する :歯磨きだけでは不充分。歯と歯の間の汚れを落とすのに効果的
    3. よく噛んで食事する :唾液の分泌を促して洗浄効果を高め、プラークの形成を防ぐ
    4. キシリトール配合のものを食べる :キシリトールが50%以上配合されているものを選ぶ
    5. 家族で虫歯予防を意識する :虫歯菌は唾液を介して人にうつるため、家族や恋人同士で予防するべき
    6. タバコを吸わない :喫煙することで身体の免疫力が低下し、虫歯菌に感染しやすくなる

    これら6つのことから、歯磨き以外の虫歯の予防方法が分かります。
    特に実践することをすすめるのは、歯科医院で定期健診を受けることです。
    定期健診は虫歯予防にも効果的ですし、仮に虫歯になっても初期段階で発見することが可能です。
    定期健診と歯磨き、この2つだけでも充分な虫歯の予防効果を発揮するでしょう。
    それに加え、よく噛むなどのささいな工夫を取り入れることで虫歯になりにくい身体作りができます。

  • 治療した歯(被せ物など)はまた虫歯になりますか? 2017.02.10

  • 大田区大森駅ナカの歯医者さん、横須賀歯科医院です。
    今回のテーマは「治療した歯はまた虫歯になるのか」です。
    治療を行って被せ物などで処置した歯は、もう虫歯になることがないと思っている人がほとんどです。
    一度治療したわけですし、何より人工物である被せ物などが虫歯になるわけがないと考えるからです。

    しかし、実際には一度治療した歯が虫歯になることは充分あり得ますし、
    このような二次虫歯は歯科治療の中で最も多いくらい頻繁に起こり得ることなのです。
    そこで、ここではなぜ二次虫歯が起こるのかについて説明し、
    同時に二次虫歯に対する予防方法についてもお話していきます。

    1. 二次虫歯とは

    冒頭でも説明したとおり、一度治療した歯が再度虫歯になることを二次虫歯、もしくは二次カリエスと呼びます。
    確かに人工物である詰め物や被せ物が虫歯になることはないですが、問題はその奥です。
    詰め物や被せ物は元々歯があった部分に装着しますが、この部分が再び虫歯になってしまうのです。

    詰め物や被せ物を装着した時はピッタリと隙間が埋められていますが、
    時間が経つことで徐々に接着が剥がれて隙間が露わになってきます。
    そうなることで隙間に細菌が侵入し、虫歯菌によって再び虫歯が引き起こされてしまうのです。

    2. いずれ歯を失う危険性がある

    虫歯の治療のために歯を削り、二次虫歯になることで再び歯を削る、
    それが繰り返されれば当然歯は徐々に少なくなっていき、最終的には歯は失われてしまいます。
    例え削る量が僅かだとしても、それを繰り返すことで歯はどんどん失われていくのです。

    特に神経を除去した部分が二次虫歯になれば、痛みという自覚症状で気づくことはできません。
    このため、二次虫歯は従来の虫歯に比べて気づきにくく、重症化しやすいという問題もあるのです。
    重症化すれば場合によっては抜歯が必要になり、これもまた歯を失う要因になるのです。

    3. セラミック治療のすすめ

    最近では被せ物にセラミックを選択する人が増えています。保険が適用できないことで高額になるものの、
    銀歯などの金属に比べて見栄えが美しいのが特徴ですし、希望する人のほとんどは審美目的です。
    しかし、セラミックには美しい以外にも利点があり、それは銀歯に比べて二次虫歯になりにくいことです。

    セラミックはプラークが付着しにくいですし、歯との接着の相性も抜群です。
    このため、二次虫歯のきっかけになる隙間が生まれにくく、さらに細菌も付着しにくい特徴があるのです。
    また、詰め物や被せ物としての寿命も長く、長期間役割を果たしてくれる利点もあるのです。

    4. 定期健診を受けて予防する

    二次虫歯を完全に予防するには、歯科医院で定期健診を受けることもおすすめです。
    最もこれは二次虫歯に限らず、従来の虫歯や歯周病予防にも定期健診は効果的です。
    口の中をクリーニングすることでプラークを除去できますし、石灰化した歯石の除去も可能です。

    さらに、正しい歯磨きの方法の指導を受けることができるため、ブラッシングの精度をより高められます。
    また、二次虫歯は気づきにくい問題がありますが、定期健診では歯科医が口の中を確認するため、
    二次虫歯のなりかけや詰め物や被せ物などの異変も見逃さずにすむのです。

    5. 歯と治療した箇所の間を丁寧に磨く

    これは歯磨きの仕方の問題です。二次虫歯は詰め物や被せ物による隙間から引き起こされるため、
    歯磨きをする時にもこうした隙間、つまり歯と治療した箇所の間を丁寧に磨くことも大切です。
    例え隙間が生じていない状態でも、歯と治療した箇所には多少の段差が生まれます。

    そして、この段差にプラークなどの細菌が溜まりやすくなるのです。
    その意味ではこうした部分を丁寧に磨くことはもちろんですが、
    段差や隙間が生じないくらい精密な治療を受けられる歯科医院を選ぶことも大切です。

    まとめ

    いかがでしたか?
    最後に、治療した歯はまた虫歯になるのかについてまとめます。

    1. 二次虫歯とは :歯と詰め物や被せ物を接着した部分に隙間が生まれることで細菌が侵入して起こる
    2. いずれ歯を失う危険性がある :治療のたびに歯を削れば、いずれ歯は失われてしまう
    3. セラミック治療のすすめ :セラミックは銀歯に比べて隙間が生じにくく、プラークも付着しにくい
    4. 定期健診を受けて予防する :定期健診は二次虫歯に限らず、従来の虫歯や歯周病予防にも効果的
    5. 歯と治療した箇所の間を丁寧に磨く :この箇所をより丁寧に磨くことで二次虫歯のリスクを減らせる

    これら5つのことから、治療した歯はまた虫歯になるのかが分かります。
    新聞などで目にした人もいるかもしれないですが、以前に比べて虫歯になる人は減少しています。
    これはフッ素を含んだ歯磨き粉が一般化し、虫歯になりにくい環境を作りやすくなったのが理由です。

    しかし、二次虫歯に至ってはその割合は減少することがなく、依然として深刻な問題になっています。
    このため一度治療した歯だからと言って油断せず、
    むしろ健康な歯以上に虫歯への危機感を高めたケアを心掛けてください。

  • タバコはなぜ歯周病に悪いと言われるのでしょうか? 2017.02.01

  • 大田区大森駅ナカの歯医者さん、横須賀歯科医院です。
    今回のテーマは「タバコはなぜ歯周病に悪いのか」です。
    タバコが身体に悪いのは誰もが知っている事実ですが、それは口の中においても例外ではありません。

    と言うのも、タバコは歯周病にも悪いと言われており、その根拠や理由も明らかになっているのです。
    しかし、肺ならともかくなぜ歯周病とタバコが関係あるのか疑問に思う人も少なくありません。
    そこで、ここではなぜタバコが歯周病に悪いのかを分かりやすく説明していきます。

    1. 歯周病になりやすくなる

    歯周病は細菌によって感染病気なので、その点では風邪と同じ特徴を持っています。
    もちろん口の中の状態が深く関わるものの、歯周病は歯周病菌に感染することで引き起こされるのです。
    さて、人間がこうした細菌に感染するかどうかは身体の免疫力によって大きく左右されます。

    免疫力が高ければ細菌感染への抵抗力が強く、健康な身体を維持することができます。
    一方、タバコを吸うことで身体の免疫力は大きく低下します。
    それはつまり病気になりやすいことを意味しますし、歯周病もそんな病気の一つに含まれるのです。

    2. プラークが付着しやすくなる

    歯の表面に付着している透明なヌルヌル、これがプラークです。
    この中には億単位の細菌が潜んでおり、歯周病菌もそんなプラーク内に潜んでいます。
    このプラークをいかに綺麗に除去できるかが、歯周病予防のポイントになります。

    タバコを吸うとタールが歯に付着しますが、タールが付着した歯はプラークも付着しやすくなるのです。
    歯磨きで除去できるとは言え、プラークが付着しやすくなればそれだけ歯周病になるリスクも高くなります。
    また、プラークは時間が経つと石灰化して歯石へと変化するため、
    タバコを吸うことは歯石を増やす要因にもなるのです。

    3. 歯周病に気づきにくくなる

    歯周病が引き起こされると歯肉が腫れたり出血したりするようになります。
    つまり、歯肉の腫れや出血は自身が歯周病だと気づくためのきっかけ、言わば自覚症状になるのです。
    しかしタバコを吸うと見た目上、そんな歯肉の腫れや出血が抑えられてしまいます。

    このため、本来なら気づくはずの歯肉の異変に気づけなくなってしまうのです。
    歯周病に限ったことではないですが、歯科治療は早期発見と早期治療が重要です。
    歯周病に気づけなければそれらは不可能になり、いつのまにか重症化してしまうのです。

    4. 治療の傷が癒えにくい

    歯周病の進行度によっては歯肉を切開する手術が必要になります。
    こうした手術を行った際には歯肉が傷つき、それを癒すことも大切になってきます。
    しかし、タバコを吸うことでそんな手術による傷も癒えにくくなってしまうのです。

    これにはニコチンが関係しています。ニコチンによって血管が縮んで栄養不足を招き、
    さらには傷を癒すための組織にも悪影響を及ぼすため、治療による傷の治りも遅くなるのです。
    また、タバコを吸わない人に比べて治療の効果自体もあらわれにくくなります。

    5. 非喫煙者との比較データ

    さて、実際に喫煙者と非喫煙者とを比較したデータをここで紹介しておきます。
    まず歯周病になるリスクをテーマにすると、喫煙者が歯周病になるリスクは非喫煙者の5倍ほどになります。
    また、歯周病になった時に喫煙者の方が非喫煙者に比べて重症化しやすい傾向もあるのです。

    ここまでお話すると、喫煙者からすれば歯周病になることは半ば宿命のように思えるかもしれません。
    しかし、今からでも遅くはありません。例えタバコを吸っていたとしても禁煙できれば話は別だからです。
    禁煙を継続できれば歯周病になるリスクを4割減少させられる、そんなデータも挙がっているのです。

    まとめ

    いかがでしたか?
    最後に、タバコはなぜ歯周病に悪いのかについてまとめます。

    1. 歯周病になりやすくなる :喫煙することで身体の免疫力が低下するため、歯周病になりやすくなる
    2. プラークが付着しやすくなる :タールによって、歯周病の要因になるプラークが歯に付着しやすくなる
    3. 歯周病に気づきにくくなる :歯肉の腫れなどが見た目上抑えられるため、歯周病になっても気づかない
    4. 治療の傷が癒えにくい :ニコチンが傷を治す組織に悪影響を及ぼし、治療の傷を癒えにくくさせる
    5. 非喫煙者との比較データ :歯周病になるリスクが5倍ほど高まり、重症化しやすい傾向もある

    これら5つのことから、タバコはなぜ歯周病に悪いのかが分かります。
    歯周病を軽視する人もいますが、それは大きな間違いです。
    歯周病は歯が失う要因になりますし、歯を失うことは日常生活に大きな支障をきたします。

    また、女性においては妊娠中の歯周病は早産のリスクを7倍ほども高めるという事実もあるのです。
    そんな歯周病を予防するには、毎日の歯磨きや歯科医院での定期健診を徹底するのも大切ですが、
    タバコを吸わないようにして歯周病になるリスクそのものを抑えることも考えてください。

  • 歯周病と虫歯の違いって何ですか? 2016.12.20

  • 大田区大森駅ナカの歯医者さん、横須賀歯科医院です。
    今回のテーマは「歯周病と虫歯の違い」です。
    どちらも口腔内の病気としては一般的ですが、違いまで知っているという人は少ないですね。
    例えば、歯周病も虫歯も同じ予防方法なのに関わらず、どちらか一方だけ引き起こすことがあります。
    これもまた歯周病と虫歯の違いが理由になっており、今回はそんな歯周病と虫歯の違いを説明します。

    1. 症状が起こる箇所の違い

    歯周病は、文字どおり歯の周りの病気であって歯の病気ではなく、正確には歯肉の病気です。
    プラークや歯石に潜む歯周病菌に感染することで引き起こされ、歯肉に炎症を起こします。
    さらに進行すると顎の骨を溶かしていき、最終的には歯が抜け落ちてしまいます。
    一方虫歯は歯の病気で、歯周病同様にプラークや歯石に潜む細菌によって引き起こされます。

    ただし要因となる細菌は歯周病菌とは全く別物で、虫歯を引き起こすのはミュータンス菌です。
    ミュータンス菌が酸を出すことで歯が溶かされ、進行すると象牙質や神経まで虫歯に侵されます。
    つまり、同じ口腔内の病気でも症状が起こる箇所に違いがあり、
    歯周病は歯肉、虫歯は歯に症状があらわれるのです。これが歯周病と虫歯の根本的な違いです。

    2. 症状の違い

    症状が起こる箇所が違うだけでなく、具体的な症状自体も歯周病と虫歯では全く違います。
    歯周病は歯肉の炎症や顎の骨が溶けるといった症状で、直接的な痛みはありません。
    進行すると歯がグラつきますが、痛みがない分初期段階では自覚症状がほとんどないのです。
    一方虫歯は歯を溶かす病気で、歯に穴をあけて奥まで進行していきます。

    虫歯が象牙質にまで進行すれば痛みを感じますし、神経にまで進行すれば痛みは激痛に変化します。
    その点では歯周病に比べてハッキリとした自覚症状があるため、自身が虫歯だと気付くのも容易です。
    こうした痛みの有無だけで判断すると、歯周病に比べて虫歯の方が嫌に思うかもしれません。
    しかし歯周病は自覚症状が乏しい分、知らない間に重症化しやすいという怖さがあるのです。

    3. 自覚症状の違い

    「症状の違い」でも若干自覚症状に触れましたが、それぞれの正確な自覚症状にも違いがあります。
    まず自覚症状に乏しい歯周病ですが、自覚症状が全くないわけではありません。
    口腔内に細菌が増殖していることで口臭を感じますし、炎症の影響で歯肉が出血しやすくなります。
    また、進行すると顎の骨が溶かされることで歯がグラつくようになります。

    顎の骨が溶かされると歯肉が退縮するため、そのせいで歯が長くなって見えるのも歯周病の特徴です。
    一方虫歯は「痛み」という分かりやすい自覚症状があります。象牙質が虫歯に侵された時点で痛みを感じ、
    神経まで虫歯に侵されればその痛みは激痛になります。神経が死んでしまうと痛みはなくなりますが、
    それでも虫歯はまだ進行していくので例え痛みがなくなっても治療は絶対に必要です。

    4. 治療方法の違い

    症状が違えば当然治療の方法も違うため、歯周病と虫歯とでは治療方法が全く異なります。
    歯周病治療の基本はプラークや歯石の除去、さらには患者さんによるプラークコントロールです。
    口腔内を清潔にすることが歯周病治療のメインであり、正しい歯磨きの方法の指導も行います。
    ただし進行度によってはこれだけで完治せず、その際は歯肉を切開する歯周外科手術が必要です。

    一方虫歯治療の基本は歯を削ることで、こちらの方が治療内容をイメージしやすいという人が多いですね。
    歯を削って細菌を除去した後に詰め物や被せ物で対処する、これが虫歯治療の流れです。
    ただし虫歯の場合も歯周病同様、進行度によっては全く別の治療が必要になります。
    神経の除去、根管治療、さらには歯を削る範囲も進行度によって大きく異なります。

    まとめ

    いかがでしたか?
    最後に、歯周病と虫歯の違いについてまとめます。

    1. 症状が起こる箇所の違い :歯周病は歯肉、虫歯は歯に症状が起こる。これらは病名の文字からも分かる
    2. 症状の違い :歯周病は歯肉に炎症が起こって顎の骨が溶かされる。虫歯は歯を溶かして奥に進行する
    3. 自覚症状の違い :歯周病は口臭や歯肉の腫れや歯のグラつき。虫歯は進行に比例して痛みが増す
    4. 治療方法の違い :歯周病はプラークや歯石の除去。虫歯は歯を削る。進行度によっては別の治療も必要

    これら4つのことから、歯周病と虫歯の違いが分かります。
    このように比べるとそれぞれの違いがよく分かり、同時にそれぞれの怖さもまた実感できます。
    歯周病は痛みがないものの顎の骨を溶かし、最終的に歯が抜け落ちてしまう事態を招きます。

    虫歯は歯だけでなく神経を破壊しますし、最終的には血管に侵入して身体中に虫歯の菌を回してしまいます。
    どちらも絶対に治療が必要ですし、放置すれば自身の健康に関わる大きな問題を引き起こすのです。
    歯科医院で定期検診を受ける習慣を身に付け、どちらも徹底予防を考えてください。

  • 歯を失う原因の1位が歯周病ってホント? 2016.12.10

  • 大田区大森駅ナカの歯医者さん、横須賀歯科医院です。
    今回のテーマは「歯の失う原因の1位が歯周病なのは本当なのかについて」です。
    日本人が歯を失う原因として常にトップに君臨しているのが歯周病です。

    その点では既にテーマとしての結論は出ており、歯を失う原因の1位が歯周病というのは本当です。
    考えなければならないのは、なぜ1位になるほど多くの人が歯周病に悩まされているのかということで、
    いわば歯周病が歯を失う原因のトップになってしまっている理由を考えてみます。

    1. 歯周病であることに気付きにくい

    歯周病には虫歯の痛みのような分かりやすい自覚症状がありません。
    口臭や歯肉の腫れなどの自覚症状があるものの、自身では気付きにくいのです。
    このため自身が歯周病であることに気付かず、気付いた時には進行してしまっているケースがほとんどです。

    当然治療も遅れますし、進行の度合いによっては歯が残せないこともあります。
    歯周病は重症化すると顎の骨が溶かされて歯が抜け落ちてしまいますが、
    発覚と治療が遅くなりがちな分重症化しやすく、手遅れという形で歯を失ってしまうのです。

    2. 軽視されやすい

    虫歯に対して人が敏感なのは、虫歯になると歯が痛むからです。
    痛みを嫌うのは人として当然の感情ですし、だからこそ誰もが虫歯治療や予防を心掛けています。
    一方、歯周病はそんな虫歯に比べると軽視されがちな意見をよく耳にします。

    「痛みがないから問題ない」と捉えてしまい、例え歯周病を自覚していても放置する人が多いのです。
    この問題を改善するには、歯周病に対するそもそもの考え方を改める必要があります。
    治療するかどうかの基準を痛みの有無で判断する、この考え方は厳禁です。

    3. 歯磨きだけでは予防が難しい

    歯周病の予防方法自体は簡単で、口腔内を常に清潔にしていればそれで歯周病は防げます。
    しかし、実際にそれを徹底しようとすると難しい部分がいくつかあるのです。
    目に見えないプラークを完全に除去するのは不可能ですし、プラークは時間が経つと歯石に変化します。

    歯石はブラッシングでは除去できないですし、歯石の中には億単位の数の細菌が潜んでいます。
    プラークの完全な除去が難しい上に時間が経つと歯石に変化する、
    さらに歯石になってしまえばより歯周病になる危険性が高まる、これらの理由で予防が難しいのです。

    4. 日常生活も歯周病の要因になる

    実は歯周病は生活習慣病ともいわれており、日常生活が要因で引き起こされることがあります。
    具体的には疲労、ストレス、喫煙などが歯周病の要因となり、どれも現代社会で防ぐことは困難です。
    喫煙は禁煙の意志次第で改善できますが、疲労やストレスが皆無な生活を過ごすのは不可能でしょう。

    つまり、社会人として生活している以上は常に歯周病になるリスクが付きまとうわけで、
    それが日本人の成人の7割以上が歯周病であるという結果にあらわれているのです。
    いくら丁寧に歯磨きしていても、こうした日常生活が要因で歯周病になることもあるのです。

    5. 予防方法

    これだけ歯周病の問題が深刻な以上、どうやって予防するかが大切なポイントになってきます。
    そして、上記で説明したように歯磨きだけでは予防は不充分です。
    そこでおすすめしたいのが、歯科医院で定期検診を受けることです。

    口腔内のクリーニングによってプラークだけでなく歯石も除去できますし、
    正しい歯磨きの方法を指導してもらえるので毎日のブラッシング効果も高まります。
    また、定期検診を受けていれば仮に歯周病になっても早期発見と早期治療が容易になります。
    ちなみに、歯科医院の定期検診は歯周病だけでなく虫歯予防にも効果的です。

    まとめ

    いかがでしたか?
    最後に、歯の失う原因の1位が歯周病なのは本当なのかについてまとめます。

    1. 歯周病であることに気付きにくい :自覚症状が少なく歯周病だと気付きにくいので重症化しやすい
    2. 軽視されやすい :痛みがないので症状を軽く見る人が多い。痛くないという理由で放置する人もいる
    3. 歯磨きだけでは予防が難しい :歯石はブラッシングで除去できないため、歯磨きだけでは予防が困難
    4. 日常生活も歯周病の要因になる :歯周病は生活習慣病。疲労やストレスなどで引き起こされることもある
    5. 予防方法 :毎日の歯磨きに加えて歯科医院で定期検診を受けること。早期発見と早期治療も可能になる

    これら5つのことから、歯の失う原因の1位が歯周病なのは本当なのかが分かります。
    歯を失う原因の1位が歯周病なのは事実であり、その現状に至っている理由が今回の説明で分かります。
    歯を失うという点から、歯周病は高齢の人だけに起こる病気のように思われがちです。

    しかしそれは間違いで、歯肉がある時点で誰だって歯周病になる可能性があります。
    つまり、大人はもちろん小学生の子供でさえも歯周病になる可能性があるのです。
    口腔内の病気といえば真っ先に虫歯を想像しがちですが、歯周病への注意も忘れてはいけません。

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