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セラミックにも種類があると聞いたのですが、どのような種類を知っておけばいいですか?|大田区大森の歯医者さん|よこすか歯科医院

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  • セラミックにも種類があると聞いたのですが、どのよう 2017.12.04

  • セラミックにも種類があると聞いたのですが、どのような種類を知っておけばいいですか?

    大田区大森駅ナカの歯医者さん、大森のよこすか歯科医院です。
    今回のテーマは「セラミックの種類」です。
    セラミック治療で使用するセラミックにはいくつか種類があります。

    どの種類のセラミックにするのかを決めるのは患者さんですし、
    歯科医院によって取り扱っている種類も異なります。
    このため、セラミック治療を希望する人はセラミックの種類を知っておくと役立ちます。

    そこで、ここでは現状存在するセラミックの種類とそれぞれの特徴について説明していきます。

    オールセラミック

    文字どおり100%セラミックでできており、セラミックの中でも最も美しいとされています。
    使用による変色も起こらずなおかつ長持ちするため、長期間美しいまま使用し続けることが可能です。
    また一切金属を使用していない点から、金属アレルギーの人でも安心して使用できます。
    審美性と機能性…全てにおいて優れているオールセラミックですが、その分費用が高いのが欠点です。

    ハイブリッドセラミック

    セラミックとレジンが混ざったタイプで、レジンが混ざっていることが長所にも短所にもなっています。
    長所としては他のセラミックに比べて柔軟性があり、さらに費用が安いことです。
    短所としてはレジンが混ざっていることで、長年使用すると変色が起こることです。
    現在では健康保険適用のハイブリッドセラミックもありますが、それは従来のものより劣っています。

    メタルボンド

    メタルという名が示すとおり、一部金属を使用したタイプです。
    見える表側がセラミック、見えない裏側が金属になっており、
    金属を使用している点から他のセラミックに比べて耐久性に優れています。
    ただし金属を使用しているため、セラミックでありながらも金属アレルギーの対象になるので要注意です。

    ジルコニアセラミック

    近年登場した新しいタイプのセラミックです。
    ジルコニアセラミックの最大の特徴は硬さで、ジルコニアは人工ダイヤモンドとも呼ばれています。
    欠けや割れを指摘されていたセラミックの欠点が克服されており、奥歯でも安心して使用できます。
    光沢の差でオールセラミックに劣るものの、ジルコニアセラミックも充分な審美性を誇ります。

    …これら4種類のセラミックがあり、それぞれ説明したような独自の特徴を持っています。
    さて、以下では全てのセラミックに共通した…いわゆるセラミックの特徴についても説明していきます。

    セラミックのメリット

    ここからは種類問わず、全てのセラミックに言える特徴を説明します。
    まずセラミックには以下のメリットがあります。

    審美性が高い
    セラミックの最大のメリットは審美性の高さです。最も美しいのはオールセラミックですが、
    銀歯やレジンに比べればハイブリッドセラミックでも充分な美しさを誇ります。

    二次虫歯を予防しやすい
    銀歯は歯と接着しないため、詰め物や被せ物に使用しても劣化すると歯との間に隙間が生じます。
    そうすると、隙間から入り込んだ細菌によって二次虫歯を引き起こしてしまいます。
    その点セラミックは歯とピッタリ接着するため、二次虫歯を予防しやすいのです。

    プラークが付着しにくい
    セラミックは表面がツルツルした質感になっているため、プラークが付着しにくくなっています。
    この特徴もまた二次虫歯の予防に効果的ですし、歯も清潔に保ちやすいのです。

    長持ちする
    セラミックは寿命が長く、詰め物や被せ物として10年以上使用できます。
    特にオールセラミックならケア次第でさらにそれ以上の期間使用することも可能です。
    ちなみに銀歯の寿命は5年ほどなので、セラミックはその倍以上の寿命があります。

    金属アレルギーでも使用できる
    メタルボンドは別にして、セラミックには金属が使用されていません。
    このため、金属アレルギーの人でも安心して使用できます。

    セラミックのデメリット

    上記で説明したメリットがある一方、セラミックには共通して以下のデメリットがあります。

    費用が高い
    セラミックは審美治療に含まれるため、健康保険が適用されません。
    ハイブリッドセラミックは比較的安くなっていますが、それでも銀歯に比べれば高額です。

    硬さは銀歯に劣る
    セラミックの材質は陶器ですから、単純に強度においては銀歯に劣ります。
    このため、あまり強い力で噛みすぎると欠けや割れといった事故が起こり得ます。
    ちなみに、この欠点はジルコニアセラミックにすることで克服できます。

    まとめ

    いかがでしたか?
    最後に、セラミックの種類についてまとめます。

    1. オールセラミック :セラミックの中で最も美しいが、その分費用は高い
    2. ハイブリッドセラミック :レジンが混ざったタイプ。費用が安めに設定されたお手軽なセラミック
    3. メタルボンド :金属を使用しているため頑丈。ただし金属アレルギーの対象になるので注意
    4. ジルコニアセラミック :硬さに優れた新しいタイプのセラミック
    5. セラミックのメリット :審美性が高い、二次虫歯を予防しやすい、長持ちするなど
    6. セラミックのデメリット :費用が高い、硬さは金属に劣るなど

    これら6つのことから、セラミックの種類について分かります。
    オールセラミック、ハイブリッドセラミック、メタルボンド、ジルコニアセラミック、
    これら4種類のセラミックに加え、セラミックに共通するメリットとデメリットを知っておきましょう。

  • インプラントは保険適応しますか? 2017.11.25

  • 大田区大森駅ナカの歯医者さん、大森のよこすか歯科医院です。
    今回のテーマは「インプラントと健康保険適用の有無」です。
    歯科治療の1つであるインプラントの治療費に健康保険は適用されるのでしょうか。

    これについては調べてもよく分からないという方が多く、それは歯科医院ごとで異なる回答があるからです。
    ではなぜ歯科医院ごとで回答が異なるのか?実際は適用されるのか?
    …これらの点について分かりやすく説明していきます。

    基本的に健康保険は適用されない

    まず結論からいうと、インプラントは基本的に健康保険が適用されません。
    最も、歯科治療において健康保険が適用されないケースは実は珍しくありません。
    例えばセラミック治療、歯列矯正、ホワイトニング…これらはいずれも健康保険が適用されない治療です。

    ではなぜ適用されないのか?…それは治療に審美目的を兼ねているからです。
    そもそも健康保険の適用は文字どおり身体の健康において必要な治療であり、
    なおかつその治療は最低限のものに限られているのです。

    このため、健康とは無関係で完全に審美目的となるホワイトニングはもちろん、
    例え健康のために必要でも最低限の治療とは言えないセラミック治療に健康保険は適用されません。
    そしてインプラントもまた最低限と治療とは言えないため、健康保険が適用されないのです。

    健康保険適用のケース

    上記でインプラントは「基本的に」健康保険が適用されないと表現した点から分かるとおり、
    例外として健康保険が適用されるケースもあります。
    ただしその条件は非常に厳しいものになっており、健康保険が適用されるのは以下のケースです。

    ・以下の保険医療機関の主治医から生まれつきの病気と診断され、
    なおかつ顎骨の1/3以上が連続して欠損している
    ・腫瘍、顎骨骨髄炎などの病気、もしくは事故が原因で顎骨の1/3以上を失っている
    ・顎の骨の形成不全である

    …インプラントで健康保険が適用されるのは、上記のいずれかが理由でインプラントするケースです。
    また、例え上記に該当する理由であっても治療を受ける歯科医院にも条件が設けられています。

    ・病院(入院用のベッドが20床以上ある施設)になる歯科、もしくは口腔外科
    ・「その病院の歯科、または口腔外科で5年以上の治療経験を持つ」、
    「3年以上のインプラント義歯の治療経験を持つ」、
    このいずれかに該当する歯科医師が常勤で2名以上配置されている
    当直体制、国が定めている医療機器、医薬品などの管理が整備されている

    …これらの条件を全て満たす歯科医院で治療を受けなければ、健康保険は適用されないのです。
    つまりインプラントで健康保険が適用されるケースは、
    決められた理由でなおかつ決められた条件の歯科医院で治療を受ける場合のみとなっています。

    歯科医院ごとで回答が異なる理由

    ある歯科医院では健康保険が適用されると言われ、
    またある歯科医院では健康保険が適用されないと言われた経験のある方もいるでしょう。
    このように歯科医院ごとで回答が異なる理由は、
    健康保険適用のルールが決まった時期が比較的最近だからです。

    以前はインプラントの場合は例外なく健康保険が適用されませんでしたが、
    平成24年の4月から改定され、上記で説明したケースのみ健康保険が適用されるようになったのです。
    このため、例えばインターネットでとある歯科医院の説明を確認したとしても、
    その説明文が平成24年の4月以前で作成されたものなら、健康保険が適用されないと説明されているのです。

    一方、平成24年の4月以降に作成されたものなら今回お伝えした内容がそのまま説明されており、
    説明文作成のタイミングが原因で回答が異なるという状況を生んでしまっているのです。
    最も、今回の説明は平成29年の10月に作成したものですから、
    今後またルールが改定されればこの説明もまた過去のものとなってしまうでしょう。

    まとめ

    いかがでしたか?
    最後に、インプラントと健康保険適用の有無についてまとめます。

    1. 基本的に健康保険は適用されない :審美目的を兼ねているため、インプラントは健康保険が適用されない
    2. 健康保険適用のケース :例外的に適用されることもあるが、その条件は非常に厳しい(条件は本文参照)
    3. 歯科医院ごとで回答が異なる理由 :健康保険適用となったのが平成24年4月以降と新しいため

    これら3つのことから、インプラントと健康保険適用の有無が分かります。
    まとめると、審美目的を兼ねてのインプラントでは健康保険は適用されません。
    しかし生まれつきの病気など、条件によっては健康保険が適用されるようになりました。

    ただしその条件は非常に厳しく、症状の度合いや治療を受ける歯科医院が細かく指定されています。
    また、こうした健康保険適用のケースが誕生したのは平成24年の4月以降です。
    このため、それ以前のタイミングでの説明では健康保険は100%適用されないと解説されています。

  • インプラント治療の代表的な流れを教えて下さい 2017.11.10

  • 大田区大森駅ナカの歯医者さん、大森のよこすか歯科医院です。
    今回のテーマは「インプラント治療の流れ」です。
    インプラント治療は他の歯科治療に比べて治療期間が長く、一般的に3ヶ月~1年ほど掛かります。

    3ヶ月と1年では期間が大きく異なりますが、これは治療の段階で必要な定着期間に個人差があるからです。
    さて、インプラント治療においてはこうした治療期間の長さや費用の高さを知っている方は多いものの、
    肝心の治療内容についてはよく知らないという方も少なくありません。

    そこで、ここではインプラント治療の治療内容をテーマにして、治療の具体的な流れを説明していきます。

    精密検査とカウンセリング

    後で説明しますが、インプラント治療は手術を伴うため、体調やお口の状態次第では行うことはできません。
    それを診断するため、治療前にaはCTを用いた本格的な精密検査を行います。
    また、インプラント治療における費用や通院期間などについてカウンセリングを設けて詳しく説明します。

    もちろん治療における疑問点があれば質問することもできますし、
    歯科医院によっては無料でカウンセリングだけを行えるところもあります。
    ちなみに精密検査で問題が見つかった場合、その問題を解決する治療が最優先となります。

    一次手術

    インプラント治療では一般的に二度の手術を行います。そしてこの一次手術が、文字どおり一回目の手術です。
    一次手術の目的はインプラント…つまり人工の歯根の顎の骨に埋めこむことです。
    歯肉を切開した後、顎の骨に穴をあけてそこにインプラントを埋めこみます。

    特に問題がなければ入院の必要もなく、手術そのものは1時間~3時間ほどで終わります。
    ここで患者さんが最も気にするのは痛みの有無ですが、痛み自体は麻酔によって大幅に軽減されます。
    痛みを感じるのは手術後の麻酔が切れた後で、その際は痛み止めでの対処が基本です。

    定着期間

    埋めこまれたインプラントは、手術直後は骨と結合していない状態です。
    次の段階の治療に進むにはこのインプラントと骨の結合が必須ですから、
    そのため完全な結合を待つための定着期間を設けます。

    この定着期間に個人差があることでトータルの治療期間にも差が出るのですが、
    完全に定着するまでは一般的に三ヶ月近く掛かると思っておいた方がいいでしょう。
    ちなみにこの期間はまだ歯がない状態になるため、一時的に仮歯を入れて対処します。

    二次手術

    定着期間後、二次手術を行います。二次手術の目的はアバットメントの装着で、
    これは埋めこんだインプラントと上部構造と呼ばれる人工の歯とを連結するためのものです。
    再び歯肉を切開して埋めこんだインプラントを露出させ、そこにアバットメントを取り付けます。

    二次手術は一次手術に比べると規模の小さい手術であり、手術時間も30分ほどで終わります。
    後は上部構造を取り付ければインプラント治療は終わりです。
    最も、上部構造は即日取り付けることはできず、二次手術から数週間経過した後に取り付けます。

    メンテナンス

    インプラント治療自体は二次手術後に上部構造を取り付けて終了ですが、
    治療後はメンテナンスのための通院が定期的に必要です。
    ここで治療内容としてメンテナンスも含めたのは、絶対に欠かしてはならないからです。

    インプラントを使用している方にとってメンテナンスは大変重要で、
    これを怠ることでインプラントの寿命は短くなりますし、場合によってはインプラント脱落を招きます。
    特に怖いのは歯周病で、その予防や確認、噛み合わせの調整などをメンテナンスで行います。

    一回法について


    インプラント治療には二つの方法があり、ここでお伝えしたのは二回法と呼ばれる方法です。
    二回法の「二」は行う手術の回数を示しており、一度の手術で終わらす「一回法」と呼ばれる方法もあります。
    違いを簡単に説明すれば、一回法は最初の手術時に埋めこんだインプラントを露出したままにしておきます。

    それによってアバットメントを取り付ける際に再度歯肉を切開する必要がなくなるため、
    トータル一回の手術で治療を終わらすことができるのです。
    治療期間の短縮や身体の負担を軽減できるのはメリットですが、
    一方で一回法はインプラントが露出したままになるため、細菌感染のリスクが高まるデメリットがあります。

    まとめ

    いかがでしたか?
    最後に、インプラント治療の流れについてまとめます。

    1. 精密検査とカウンセリング :治療できる健康状態かどうかの診断、治療内容や費用の説明などを行う
    2. 一次手術 :歯肉を切開して顎の骨にインプラントを埋めこむ
    3. 定着期間 :埋めこんだインプラントと骨が完全に結合するのを待つための期間
    4. 二次手術 :再び歯肉を切開して埋めこんだインプラントを露出させ、アバットメントを取り付ける
    5. メンテナンス :歯周病の予防や確認、噛み合わせの調整などを行う
    6. 一回法について :一度の手術で治療を終える一回法と呼ばれる方法もある

    これら6つのことから、インプラント治療の流れが分かります。
    治療内容を見ると分かるとおり、インプラント治療は歯科治療の中でも手術を伴う大きな治療です。
    このため治療を受ける側…つまり患者さんとしても信頼できる歯科医院を選ばなければなりません。
    また、これだけの治療となるとインプラント治療を受けるかどうかは即決できないでしょうから、
    無料のメール相談やカウンセリングを利用して歯科医と相談してから治療を決断してください。

  • そもそもインプラントとはどのような治療法ですか 2017.11.01

  • 大田区大森駅ナカの歯医者さん、大森のよこすか歯科医院です。
    今回のテーマは「インプラント治療の説明」です。
    インプラント治療は画期的でありながらも、まだまだ一般的な治療とまではなっていません。

    実際、「失った歯を取り戻せる」などのキャッチフレーズは知っていても、
    具体的にどんな治療方法なのかを知らないという方も多いでしょう。
    そこで、ここではインプラント治療についての説明をしていきます。

    治療方法

    インプラントの治療方法を簡単に説明すると、
    「顎の骨に人工の歯の根を埋め込んで人工の歯を被せる」というものです。
    人工の歯と聞くと入れ歯を連想するでしょうが、入れ歯の場合は装着しているだけあって歯の根はありません。

    例えるならキャップを被せているだけの状態に等しいですから、不安定で簡単に外れてしまうのです。
    その点インプラントは人工の歯の根を埋め込んだ上に人工の歯を被せますから、
    入れ歯のように外れてしまうことはなく、天然の歯とほぼ同じ感覚を再現できるのです。

    インプラントの構造

    インプラントは3つの構造に分かれています。
    まずインプラント体と呼ばれるもので、これが人工の歯の根の役割を果たします。
    そして上部構造…これは被せ物であり、人工の歯の役割を果たします。
    さて、このインプラント体と上部構造は直接つなげることができません。

    そこで使用されるのがアバットメントというもので、
    これがインプラント体と上部構造を連結させる役割…つまりジョイント役を果たします。
    つまりインプラントは人工の歯の根であるインプラント体、
    人工の歯である上部構造、これらを連結するアバットメントの3つのパーツでできています。

    費用

    インプラント治療は基本的に健康保険が適用されないため、費用は高くなります。
    歯科医院や使用する素材によって費用は異なるので一概には言えないものの、
    相場としては1本30万円~45万円ほどになっています。

    また、平成24年以降はインプラント治療でも一部健康保険が適用されるようになりました。
    しかしその条件は非常に厳しく、治療の理由や顎骨の欠損状態、
    治療を受ける歯科医院の体制が関係してきます。

    治療の流れ

    インプラント治療は手術を伴うため、お口や身体の健康状態によっては治療を受けられません。
    このためまずは精密検査を行い、治療内容や費用を説明するためのカウンセリングも行います。
    その後一次手術によって人工の歯の根…つまりインプラント体を顎の骨に埋めこみます。

    手術後は定着期間を設けてインプラント体が骨としっかり結合するのを待ち、
    定着後に二次手術によってアバットメントの装着を行います。最後は上部構造となる被せ物を立てて完了ですが、治療後はメンテナンスのための通院が定期的に必要になります。

    インプラントの欠点

    インプラントと比較対象になるのが入れ歯ですが、全てにおいて入れ歯よりも優れているわけではありません。
    確かに仕様や快適さは天然の歯に近いインプラントの方が遥かに優れていますが、
    その一方で欠点もあるのです。ちなみに、インプラントには以下のような欠点があります。

    費用が高い

    健康保険が適用されないため、インプラント治療は費用が高くなっています。
    格安インプラントというものもありますが、あまりに安い場合は粗悪な素材を使用している可能性があります。

    治療にリスクを伴う

    手術を必要とする治療のため、入れ歯に比べて治療にリスクが伴います。
    例え信用できる歯科医院でも、リスクを完全にゼロにすることはできません。

    誰でも治療を受けられるわけではない

    お口や身体の健康状態によっては治療を受けられないことがあります。
    また、長期間通院する体力がないと判断された場合も治療が受けられません。

    長期間の通院が必要

    数ヶ月以上の通院が必要になり、さらに治療後もメンテナンスのための通院が必要です。
    その都度費用はかかりますし、通院のための交通費も考えなければなりません。

    治療できる歯科医院が限られる

    手術を必要とする治療のため、インプラント治療は全ての歯科医院で行っているわけではありません。
    このため、住んでいる地域や場所によっては治療を受けられる歯科医院を探すだけで苦労します。

    …インプラント治療にはこうした欠点があり、
    これらの欠点をまとめると入れ歯に比べて「お手軽さがない」ということになります。

    まとめ

    いかがでしたか?
    最後に、インプラント治療の説明についてまとめます。

    1. 治療方法 :手術によって顎の骨に人工の歯の根を埋め込み、その上から人工の歯を被せる
    2. インプラントの構造 :インプラント体、上部構造、アバットメントの3つのパーツからなっている
    3. 費用 :相場としては1本30万円~45万円くらい
    4. 治療の流れ :精密検査とカウンセリング後に手術、期間を空けて2度目の手術、その後はメンテナンス
    5. インプラントの欠点 :「費用が高い」や「治療期間が長い」など、入れ歯に比べてお手軽さがない

    これら5つのことから、インプラント治療の説明について分かります。
    美しい上部構造で見た目が美しく、なおかつインプラント体を埋め込むことで安定させ、
    それによって天然の歯に近い感覚を再現できるのがインプラント治療です。

    その一方で治療においては手術を伴うためリスクが発生しますし、
    費用の高さや治療期間の長さ、治療を受けられる歯科医院の少なさが欠点です。
    利点と欠点をしっかり把握した上で、インプラント治療を受けるかどうかを考えましょう。

  • ホワイトニングで歯が白くなるのはどんな仕組みなので 2017.10.01

  • 大田区大森駅ナカの歯医者さん、大森のよこすか歯科医院です。
    今回のテーマは「ホワイトニングで歯が白くなる仕組み」です。
    近年、歯科の診療科目の中で最も注目されているのは審美歯科でしょう。
    虫歯や歯周病のない健康な歯を維持するだけでなく、歯そのものを美しく見せたい方が増えているのです。

    そして審美歯科で行う治療の中で特に希望の多い治療が、歯を白くするホワイトニングです。
    しかし、希望する方は多くてもホワイトニングの方法を知らない方はまだまだ多く、
    「歯が白くなる治療」と漠然としたイメージを持っている方がほとんどです。
    そこで、ここではホワイトニングの治療方法をテーマにして、なぜ歯が白くなるのかについて説明します。

    ホワイトニングの治療方法

    まずホワイトニングの治療方法について説明すると、治療方法自体は特に難しいことはありません。
    ホワイトニング剤と呼ばれる専用の薬剤を歯に浸透させる…これがホワイトニングの治療方法です。
    ただし、この治療方法には3つの種類があり、それぞれ効果や費用の点で異なる部分があります。

    オフィスホワイトニング

    歯科医院で行う方法で、歯科医によって行われるため高濃度のホワイトニング剤を使用できます。
    このため効果があらわれるまでの期間が短く、短期間で歯を白くできるのがメリットです。
    ただしその反面後戻りも早いため、「早く白くできるが元に戻るのも早い」という特徴を持っています。

    ホームホワイトニング

    専用のマウスピースとホワイトニング剤を歯科医院で受け取った後、自宅で行う方法です。
    自宅で行う点からオフィスホワイトニングほど高濃度のホワイトニング剤の使用ができません。
    このため白くなるには期間がかかりますが、その分オフィスホワイトニングより白さが長持ちします。

    デュアルホワイトニング

    オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用するため、それぞれの特徴を活かせる方法です。
    このため、「早く白くできて長持ちする」という、3つの中で最も優れた方法です。
    ただし、オフィスホワイトニングやホームホワイトニングに比べて費用は高くなってしまいます。

    …ホワイトニングの方法にはこれら3つの種類がありますが、
    いずれも「ホワイトニング剤を使用して歯を白くする」という治療方法自体は全く同じです。

    歯が白くなる仕組み

    ホワイトニングで歯が白くなる仕組みには、歯の表面のエナメル質が深く関わっています。
    元も歯の変色というのは、歯の表面 のエナメル質ではなくその奥にある象牙質が変色しているのです。
    ではなぜ歯の奥にある象牙質の変色が外側から見えるのか?…それはエナメル質が無色透明だからです。
    例えるならエナメル質は透明ガラスに等しく、その奥にある変色した象牙質がそのままうつってしまうのです。

    さて、ホワイトニング剤を使用するとそんなエナメル質を構造変化させることができます。
    具体的には、エナメル質を透明ガラス状から曇りガラス状に変化させることができるのです。
    そして、曇りガラス状になることで象牙質の変色をうつらなくさせ、歯が白くなったように見えるのです。
    つまり「歯を白くする」ではなく「歯を白く見せる」というのがホワイトニングの仕組みです。

    1つの例え

    上記で説明したホワイトニングの仕組みがよく分かりやすい1つの例えを紹介します。
    浴室で自分が入浴している場面を想像してみてください。浴室には窓ガラスがありますが、
    この窓ガラスが単なる透明ガラスでは、外側から入浴しているあなたの姿が見えてしまいます。
    しかし、窓ガラスを透明ガラスから曇りガラスに交換すれば、外側からあなたの姿は見えづらくなるでしょう。

    これは当然の配慮であり、だからこそほとんどの浴室の窓は曇りガラスになっています。
    実はホワイトニングの仕組みはこの例と全く同じです。
    透明ガラスの向こうにあるもの…つまり変色した象牙質は通常外側から見えてしまいますが、
    曇りガラスに交換…つまりエナメル質を構造変化させることで見えなくさせているわけです。

    まとめ

    いかがでしたか?
    最後に、ホワイトニングで歯が白くなる仕組みについてまとめます。

    1. ホワイトニングの治療方法 :ホワイトニングの治療方法には3つの種類がある
    2. 歯が白くなる仕組み :ホワイトニング剤でエナメル質を構造変化させ、象牙質を見えなくさせる
    3. 1つの例 :浴室は入浴姿が見えないように曇りガラスになっているが、ホワイトニングはこれと同じ発想

    これら3つのことから、ホワイトニングで歯が白くなる仕組みが分かります。
    まとめると、ホワイトニングで歯が白くなるのはホワイトニング剤の効果によるもので、
    透明ガラスに等しいエナメル質を構造変化させ、曇りガラスにすることで象牙質をうつらなくさせています。

    つまり、歯を白くするのではなく歯を白く見せるというのがホワイトニングの仕組みです。
    1つ注意点を追記しておくと、このホワイトニングはどんな変色にも対応できるわけではなく、
    テトラサイクリンの影響による歯の変色には効果が薄いと言われています。

  • セラミックは保険でできるのでしょうか? 2017.09.20

  • 大田区大森駅ナカの歯医者さん、大森のよこすか歯科医院です。
    今回のテーマは「セラミックと保険適用の有無」です。
    皆さんは健康保険適用の条件をご存じでしょうか?

    実は、医療機関で受けられる治療の全てに健康保険が適用されるわけではありません。
    当然歯科医院の治療においても例外ではなく、中には保険が適用されない治療もあるのです。
    そして、セラミックもまた保険が適用されない治療の1つです。

    1. 保険が適用されない理由

    セラミックで保険が適用されないのは、冒頭でも触れた「健康保険適用の条件」が理由になっています。
    健康保険適用の対象となるのは、「健康を手にする上で必要最低限の治療」となっています。
    さて、セラミックは詰め物や被せ物として使用しますし、どちらも健康を手にする上で必要な治療ですね。

    その意味では、セラミックも「健康を手にする上で」という条件は満たしています。
    しかし「必要最低限の治療」とはならず、それはセラミックが審美目的も兼ねているからです。
    つまりセラミックは必要最低限以上の価値があり、そのため健康保険適用の条件が除外されてしまうのです。

    2. セラミックにする価値

    健康保険が適用されない以上、セラミックの費用は高くなります。
    ただし、セラミックには費用に見合った価値があることを忘れてはいけません。
    逆に言えば、そういったプラスαの価値からこそ、健康保険が適用されないのです。
    では具体的にどんな価値があるのか?…以下でセラミックにするメリットを挙げていきます。

    見た目が美しい

    保険適用となる銀歯は、あくまでも詰め物や被せ物としての最低限の仕様にしかなっておらず、
    審美性は全く無視したものになっています。しかしセラミックは見た目が美しく、
    詰め物や被せ物とは言え、天然の歯と見比べても遜色ない光沢のある白さを誇っています。

    二次虫歯になりにくい

    銀歯にすると使用するにつれて、詰め物や被せ物と歯との間に隙間が生じるようになってきます。
    そうなるとその隙間から細菌が侵入し、二次虫歯を引き起こしてしまいます。
    一方セラミックは隙間が生じにくく、さらにプラークの付着も防げるので二次虫歯になりにくいのです。

    金属アレルギーの心配がない

    金属アレルギーを持っている方にとっては、これも大きなメリットと言えるでしょう。
    セラミックは陶器を素材としているため、一部のタイプのものを除き金属を使用していません。
    このため、銀歯のように金属アレルギーで不安を抱える必要がないのです。

    長持ちする

    セラミックの詰め物や被せ物は、銀歯に比べて寿命が長い特徴があります。
    ケアさえしっかり行っていれば、オールセラミックの場合普通に10年以上使用している方も珍しくありません。
    また、目立った変色などの劣化も起こりにくいため、使用している間は美しさを維持できるのです。

    …これらはいずれも銀歯では得られない、セラミックならではのメリットです。

    3. セラミックの種類

    セラミックにはいくつかの種類があり、それぞれ費用が異なります。
    そして、中にはお手軽な費用のセラミックもあります。
    例えばハイブリッドセラミック…これはセラミックとレジンを混ぜ合わせたタイプです。

    100%セラミックではない分、ハイブリッドセラミックは費用がお手軽というメリットがあるのです。
    他にもオールセラミック、メタルボンド、ジルコニアセラミックといった種類がありますが、
    それぞれ特徴が異なるのはもちろん、費用も異なります。

    4. 銀歯とセラミックではどちらがおすすめか

    保険が適用される銀歯と適用されないセラミック…これだけでどちらがおすすめかは判断できません。
    確かに、何よりも費用の安さを重視するのであれば、銀歯の方がおすすめと言えるでしょう。
    しかし、上記で説明したようにセラミックはそれならではのメリットをいくつも持っています。

    このため、詰め物や被せ物に対して何を重視するかによっておすすめが決まります。
    例えば審美性や機能性を重視するのであれば、
    いくら健康保険が適用されないとは言え、おすすめなのはセラミックになるのです。

    まとめ

    いかがでしたか?
    最後に、セラミックと健康保険適用の有無についてまとめます。

    1. 保険が適用されない理由 :セラミックにすることは審美目的を兼ねることになるため
    2. セラミックする価値 :見た目の美しさや二次虫歯の予防など、費用の高さに見合った価値はある
    3. セラミックの種類 :セラミックとレジンを混ぜたハイブリッドセラミックは費用がお手軽になっている
    4. 銀歯とセラミックではどちらがおすすめか :何を重視するかで決まる。審美性を求めるならセラミック

    これら4つのことから、セラミックと健康保険適用の有無が分かります。
    まとめると、健康保険適用となる治療は「健康を手にする上で必要最低限の治療」という条件があります。
    そして審美目的を兼ねたセラミックは「必要最低限の治療」と認められず、健康保険が適用されないのです。

    ではセラミックにするのは損なのか?…そんなことはありません。
    セラミックには銀歯にはない審美性の高さや機能性があり、
    これらを求めるのであれば例え費用が高くてもセラミックの方がおすすめです。

  • 銀歯とセラミックで迷っていますが、セラミックの利点 2017.09.10

  • 大田区大森駅ナカの歯医者さん、大森のよこすか歯科医院です。
    今回のテーマは「セラミックの銀歯と比較してのメリット」です。
    虫歯治療をした際などの詰め物や被せ物は、材質を選ぶことができます。

    その材質として一般的なのが銀歯ですが、近年注目されているのはセラミックです。
    そこで、ここではセラミックの利点について考え、銀歯との比較を交えながら説明していきます。
    銀歯とセラミックで迷っている方は、それぞれの特徴を知る上でぜひ参考にしてください。

    1. 審美性が高い

    詰め物や被せ物はイコール虫歯の治療跡でもありますし、本来人に見られたくない部分です。
    その上銀歯は目立つため、とても審美性が高いとは言えません。
    その点、セラミックは天然の歯と遜色ない美しさを誇っています。

    特にオールセラミックは光沢のある白さを持っているため、天然の歯と見分けがつかないほどの美しさです。
    つまり、詰め物や被せ物として美しいだけでなく、詰め物や被せ物だと分からないほど審美性が高いのです。
    本来人に見られたくない部分が見せても平気になる…この審美性の高さがセラミック最大の利点です。

    2. 二次虫歯になりにくい

    そもそも詰め物や被せ物は、治療した歯を細菌の感染から防ぐために歯を覆っています。
    このため隙間なく覆っているのですが、銀歯の場合は使用するうちに隙間が生じてしまうのです。
    銀歯が劣化しやすい材質であることと、そもそも銀歯は歯と接着しにくいのが理由になっています。

    そして、隙間が生じてしまうことでそこから細菌が侵入し、二次虫歯…つまり再び虫歯が起こってしまうのです。
    その点セラミックは歯との接着の相性も良く、なおかつプラークが付着しにくい特徴も持っています。
    これらの点からセラミックは銀歯に比べて二次虫歯を予防しやすいのです。

    3. 金属アレルギーの心配がない

    銀歯の素材は言うまでもなく金属ですから、金属アレルギーの方からすれば脅威になるでしょう。
    しかしセラミックの素材は陶器ですから、金属アレルギーの方でも安心して使用できます。
    つまり、セラミックには金属アレルギーの心配がないという利点もあるのです。

    ただしこれに関しては1つだけ注意点があり、全てのセラミックがその対象というわけではありません。
    と言うのも、セラミックの中にはメタルボンドというタイプがあり、これは一部金属を使用しているからです。
    このため、金属アレルギーの回避を理由にセラミックを希望する方は、
    それについて歯科医に伝え、金属アレルギーが起こらないタイプのセラミックを選択する必要があります。

    4. 寿命が長く劣化が起こりにくい

    セラミックは銀歯に比べて寿命が長く、選ぶタイプやケア次第で10年も20年も使用可能です。
    また、その間劣化も起こりにくいため、目立った変色を起こすこともありません。
    一方、銀歯は寿命が短い上に長年使用していると劣化して金属イオンが溶け出してきます。

    そうなると、溶け出した金属イオンの影響で歯肉が黒く変色してしまうのです。
    また、銀歯は劣化することで歯との接着が弱まるため、上記で説明した二次虫歯のリスクも高まります。
    セラミックはこうした目立った劣化が起こらず、なおかつ寿命自体も長い特徴があるのです。

    5. セラミックの欠点

    セラミックの利点という今回のテーマからは逸れてしまいますが、
    実際にセラミックにするかどうかを利点だけで判断するのは禁物です。
    利点だけでなく欠点を把握し、その上で考えなければなりません。

    ちなみに銀歯と比較した上でのセラミックのデメリットは2つで、1つは費用の高さです。
    健康保険が適用されないセラミックは、適用される銀歯に比べて費用が高くなります。
    もう1つは強度の問題で、単純な強度においては金属である銀歯の方が硬い仕様になっています。

    まとめ

    いかがでしたか?最後に、セラミックの銀歯と比較してのメリットについてまとめます。

    1. 審美性が高い :セラミックは天然の歯と変わらないほどの白さと光沢を持ち、銀歯よりも美しい
    2. 二次虫歯になりにくい :セラミックはプラークが付着しにくく、隙間も生じにくいので二次虫歯を防げる
    3. 金属アレルギーの心配がない :セラミックは陶器なので金属アレルギーが起こらない(メタルボンド以外)
    4. 寿命が長く劣化が起こりにくい :銀歯に比べて長持ちする。ケア次第では10年や20年の使用も可能
    5. セラミックの欠点 :銀歯より費用が高く、強度が劣る。こうした欠点を把握しておくことも大切

    これら5つのことから、セラミックの銀歯と比較してのメリットが分かります。
    補足しておくと、セラミックの欠点として「銀歯よりも強度は劣る」と挙げましたが、
    最近ではジルコニアセラミックという非常に硬いセラミックも存在します。

    ジルコニアはダイヤモンドの代わりとして用いられるほど硬いため、
    ジルコニアセラミックにすれば強度における欠点は克服できます。
    また、費用の高さにおいてもそれに見合う価値があることも事実です。

  • セラミック治療とは何ですか?また、銀歯と何が違うの 2017.09.01

  • 大田区大森駅ナカの歯医者さん、大森のよこすか歯科医院です。今回のテーマは「セラミック治療の説明と銀歯との比較」です。ホワイトニングやインプラントなど、近年歯科の世界では審美治療が注目を集めています。

    そして、審美治療の中で最も一般化しつつあるのでセラミック治療です。銀歯ではなくセラミックの詰め物や被せ物を使用するセラミック治療、ここではその治療の特徴を銀歯との比較を交えて説明していきます。

    セラミック治療とは

    セラミック治療とは、詰め物や被せ物をセラミック製のものにする治療で、分かりやすく表現するなら「セラミックの詰め物や被せ物を入れる治療」です。以前までは詰め物や被せ物の材質は銀歯が一般的でしたが、最近ではセラミックが人気となっています。

    このため、銀歯を使用している方がセラミック治療によってセラミックに交換するケースも増えているのです。ではなぜ銀歯ではなくセラミックにこだわる方がそこまで増加しているのか?…それはもちろん、セラミックには銀歯よりも優れた特徴がいくつもあるからです。

    セラミックのメリット

    では実際にセラミックにするメリットを銀歯との比較を交えて説明していきます。

    審美性が高い

    銀歯は目立つため、とても審美性が高いとは言えません。その点セラミックは見た目が美しく、詰め物や被せ物であったとしても天然の歯と遜色ない審美性の高さを誇ります。

    また、銀歯を使用していると金属が溶け出して歯肉が変色してしまうのですが、セラミックにはそれもありません。つまり歯だけでなく、歯肉の美しさも維持することができるのです。

    金属アレルギーが起こらない

    セラミックは文字どおり陶器ですから、金属を使用していません。このため、金属アレルギーの方でも安心して使用できるのです。

    ただしセラミックにはいくつか種類があり、その中の1つにメタルボンドというタイプのものがありますが、このタイプは一部金属を使用しているため、全てのセラミックが金属を非使用というわけではありません。

    二次虫歯を予防できる

    銀歯はプラークが付着しやすく、さらに長年の使用で劣化していきます。そうなると詰め物や被せ物としての接着も弱まってしまい、歯との間に隙間が生じてしまいます。

    この時、生じた隙間から細菌が侵入することで二次虫歯が起こりますが、セラミックはプラークが付着しにくい上に隙間も生じにくいため、二次虫歯を予防できるのです。

    長持ちする

    詰め物や被せ物は人工物ですから、一生使用できるというわけではなく寿命があります。そして、セラミックはその寿命が非常に長いという特徴があるのです。

    つまり、銀歯に比べて圧倒的に長持ちしますし、劣化によって変色が起こることもほとんどありません。肝心の寿命の長さはケア次第で変わりますが、オールセラミックなら10年や20年使用している方もいます。

    セラミックのデメリット

    何事にもメリットとデメリットがあるように、セラミックにもデメリットはあります。そこで、次にセラミックのデメリットを銀歯との比較を交えて説明していきます。

    費用が高い

    セラミックは基本的に保険が適用されないため、保険適用となる銀歯に比べて費用は高くなります。とは言え、セラミックには上記で説明した複数のメリットがあることを考えると、銀歯と比べれば高くなるものの、単に高額なわけではなくそれに見合った価値があるのも事実です。

    欠けたり割れたりすることがある

    セラミックは陶器ですから、金属である銀歯と比べると強度の点では劣ります。このため、あまり強い力で噛んでしまうと欠けたり割れたりしてしまうことがあるのです。
    最も、強度に関してはジルコニアセラミックを選択することで問題は解決します。

    セラミックの種類

    セミックにはいくつかの種類があります。ここまでの説明の中でもメタルボンドやジルコニアセラミックが登場しましたが、これらを含めてセラミックの種類と特徴を説明します。

    オールセラミック

    100%セラミックを使用したタイプで、セラミックの中でも最も美しいとされています。

    ハイブリッドセラミック

    セラミックとレジンを混ぜたタイプで、レジンが混ざっているため費用が安めなのがメリットです。

    ジルコニアセラミック

    100%セラミックなのに加え、金属と変わらないほどの強度を持つ新しいタイプのセラミックです。

    メタルボンド

    一見セラミックですが、見えない裏側は金属になっているタイプです。

    まとめ

    いかがでしたか?最後に、セラミック治療の説明と銀歯との比較についてまとめます。

    1. セラミック治療とは :詰め物や被せ物をセラミックのタイプにする治療
    2. セラミックのメリット :審美性が高い、金属アレルギーが起こらない、二次虫歯になりにくいなど
    3. セラミックのデメリット :費用が高い、金属より強度が劣るため欠けや割れが起こるなど
    4. セラミックの種類 :オールセラミック、ハイブリッドセラミック、ジルコニアセラミック、メタルボンド

    これら4つのことから、セラミック治療の説明と銀歯との比較について分かります。セラミックは見た目が美しいだけでなく、二次虫歯の予防や長持ちするといった機能性が高い特徴を持っています。つまり、詰め物や被せ物としての見た目においても質においても銀歯より優れているのです。

  • もう数年も虫歯を放置しています。このまま放置すると 2017.08.20

  • 大田区大森駅ナカの歯医者さん、大森のよこすか歯科医院です。
    今回のテーマは「虫歯を数年放置したらどうなるか」です。
    虫歯の痛みは辛く、特に神経まで到達した虫歯は激痛に悩まされます。

    しかし、やがて神経が死ぬとその途端に痛みは感じなくなります。
    そうなると、中には痛まなくなったという理由で虫歯の治療を受けずに放置する人がいるのです。
    確かに痛みは感じなくなったものの、ここで虫歯を放置することはさらに深刻な事態を招くことになります。

    1. 治療しない限り虫歯菌は生き続ける

    一度進行した虫歯は治療しない限り治すことはできず、虫歯菌はずっと生き続けているのです。
    本来虫歯は歯の病気ですから、虫歯による被害は歯のみと考える人がほとんどです。
    実際に虫歯は歯に穴をあけ、進行することで最終的に歯をボロボロの状態にしてしまいます。

    しかし放置すればこの状態になっても虫歯菌は生き続け、さらに悪さをするのです。
    では、歯と神経を既に破壊した虫歯菌はそれ以上どんな悪さをするというのでしょうか。
    今度は歯だけでなく、身体全体に害を及ぼす事態を引き起こしてしまうのです。

    2. 顎の骨に膿みが溜まる

    歯の神経が死ぬと歯の中でそれが腐り、歯の根の先から細菌がバラまかれます。
    一方身体はそれに反応し、細菌が身体に侵入しないように袋を作って細菌を覆おうとするのです。
    細菌を覆った袋は徐々に大きくなりますし、この袋は言わば細菌の塊のような状態になっています。

    そうなると、歯肉が腫れて痛むようになるのです。この状態になると、容易な治療では治せません。
    歯の根の治療をする必要がありますし、腐った箇所も除去しなければなりません。
    さらに状態によっては歯肉を切開し、大きく膨らんだ膿みの袋を取り除く治療が必要です。

    3. 副鼻腔炎になる

    副鼻腔炎とは細菌が副鼻腔の粘膜に感染することで炎症を起こし、鼻水や咳や頭痛などが起きる病気です。
    副鼻腔炎自体は1970年代頃から減少傾向にある病気ですが、虫歯の放置によって起こり得ます。
    これは、上顎の奥歯が鼻の副鼻腔に近い位置にあるのが理由です。

    歯の根の先から出た細菌が副鼻腔に溜まり、それが原因で副鼻腔炎が引き起こされてしまうのです。
    副鼻腔炎の治療には時間が掛かり、抗生物質を一ヶ月ほど飲み続けなければなりません。
    もちろん、副鼻腔炎の要因となった歯の根の消毒、清掃も必要です。

    4. 骨髄炎になる

    骨髄炎は熱や嘔吐が起こる辛い病気です。歯の根の中の虫歯菌が顎の中に広がることで骨髄に細菌が感染し、
    顎の骨を腐らせて骨髄炎を起こします。骨髄炎を治すには抗生物質の点滴が必要ですが、
    近年では抗生物質が発達したことで治療効果自体は上がっています。

    とは言え、骨髄炎が慢性化すると再発が繰り返されるため、そうなると治療が難しくなってしまいます。
    また、厄介なのは骨髄炎とすぐに気付けないことです。熱や嘔吐が起きれば真っ先に風邪を疑いますし、
    最初は風邪薬や吐き気止めを飲んで対応してしまうからです。

    5. 脳梗塞や心筋梗塞になる

    虫歯の放置で最も怖いのは、それが原因で命にかかわる病気を招く恐れがあることです。
    虫歯を放置することによって虫歯菌が血液に侵入し、血管を通じて全身に回ります。
    この時、虫歯菌が脳に回ることで脳梗塞を引き起こし、心臓に回ることで心筋梗塞を引き起こすのです。

    確率としては稀ですが、実際に虫歯を放置して死に至った例があることも事実です。
    死亡の原因は脳梗塞や心筋梗塞ですが、それを招いた要因は虫歯の放置にあります。
    治療の痛みは確かに嫌ですが、だからといって放置すると死に至る病気を招いてしまうのです。

    まとめ

    いかがでしたか?
    最後に、虫歯を数年放置したらどうなるかについてまとめます。

    1. 治療しない限り虫歯菌は生き続ける :虫歯を放置すれば、歯だけでなく身体全体に害を及ぼす
    2. 顎の骨に膿みが溜まる :歯の根の先から細菌がバラまかれ、顎の骨に膿みが溜まって歯肉が腫れる
    3. 副鼻腔炎になる :歯の根の先から出た細菌が副鼻腔に溜まって起こり、鼻水や咳や頭痛などが起きる
    4. 骨髄炎になる :歯の根の中の虫歯菌が顎の中に広がることで起き、熱や嘔吐が繰り返される
    5. 脳梗塞や心筋梗塞になる :虫歯菌が血管を通じて全身に回ることで起き、実際に死亡した例もある

    これら5つのことから、虫歯を数年放置したらどうなるかが分かります。
    虫歯の怖さを挙げた時、ほとんどの人は「歯の痛み」と答えるでしょう。
    確かにそれは事実ですが、虫歯は放置することで本当の怖さを見せるのです。

    副鼻腔炎や骨髄炎など、虫歯とは一見無関係な病気を引き起こすことがありますし、
    さらには脳梗塞や心筋梗塞といった命にかかわる病気を招く可能性もあるのです。
    稀なケースではあるものの、虫歯の放置で死に至ってしまうリスクが発生するのです。
    このため虫歯を放置することは厳禁ですし、虫歯を自覚したらすぐに歯科医院で治療を受けましょう。

  • 虫歯は放置するとどうなるの? 2017.08.10

  • 大田区大森駅ナカの歯医者さん、大森のよこすか歯科医院です。
    今回のテーマは「虫歯を放置して起こること」です。
    虫歯を自覚しつつも放置する…残念ながらそういった人がたくさんいるのが事実です。

    「治療が怖い」、「忙しく歯科医院に行く時間がない」など、
    放置する理由は様々ですがこの際それは関係ありません。
    問題なのはどんな理由で放置するのであれ、治療しない限り虫歯菌はなくならないということです。
    では虫歯を放置することでどんなことが起こるのか?…ここではその事実をお伝えします。

    1. 家族や恋人にうつる

    虫歯を放置して被害を受けるのは自分の歯だけではありません。
    自分以外、それも家族や恋人といった大切な人の歯に被害を与えてしまう可能性もあります。
    なぜなら、虫歯菌を持った状態だと唾液を介して虫歯菌が人にうつってしまうからです。

    最も、虫歯自体がそのまま直接うつるわけではないですが、その要因となる虫歯菌はうつってしまうのです。
    唾液を介する行為といえば、キスや食器の共用、歯ブラシの接触などが考えられますね。
    いずれも恋人や家族間で行われる行為ですから、自分が虫歯菌を持つことで恋人や家族など、
    親しい人に自分の虫歯菌をうつしてしまう可能性があるのです。

    2. 激痛を感じる

    虫歯の痛みを感じた…本来ならここで歯科医院に行って治療を受けます。
    ではここで放置すればどうなるのでしょうか。その場合、痛みどころか激痛を感じるようになります。
    これは歯の神経に虫歯菌が侵入するためで、眠れないほどの激痛に常に覆われます。

    つまり、虫歯を放置すればするほどその痛みは大きくなるのです。
    また、放置することで増すのは虫歯の痛みだけではありません。
    虫歯治療の内容も虫歯の進行に比例して大掛かりで辛い治療になるのです。
    少し削るだけすむはずのものが、放置することで神経の除去などの治療が必要になるのです。

    3. 歯を失う

    歯を失うといえば歯周病を連想しがちですが、虫歯を放置することでも歯を失います。
    虫歯は治療しない限り進行を続けますし、末期の段階まで進行すれば歯はボロボロの状態になるでしょう。
    また、そこまで進行した虫歯だと治療しても抜歯が必要になることがあるのです。

    「虫歯は治療しない限り進行する」、「進行すれば最終的に歯がボロボロになる」、
    これらの点から虫歯を放置すれば確実に歯を失うことになります。
    もちろん失った歯を取り戻すことはできないため、
    歯を失った後は入れ歯やインプラントなどで対応するしかありません。

    4. 骨髄炎を招く

    虫歯菌が歯の根の中に侵入してそれが顎の中に広がると、骨髄が虫歯菌に感染します。
    そうなると骨髄炎になり、熱や嘔吐といった体調が続くようになってしまいます。
    この場合、最も厄介なのが熱や嘔吐の原因が虫歯菌にあるとは想像できないことです。

    例えば実際に熱や嘔吐が起こった場合、大半の人はそれを風邪と判断して内科を受診します。
    しかし骨髄炎である以上、処方された風邪薬を飲んでも回復は見込めないのです。
    ちなみに骨髄炎を治すには入院して抗生物質を点滴し、骨髄内の細菌を死滅させなければなりません。

    5. 脳梗塞や心筋梗塞を招く

    虫歯の放置で最も怖いのがこれです。虫歯を放置すると歯がボロボロになりますが、
    歯や神経を破壊しても虫歯菌は生き続け、やがて血液に侵入して血管から全身に回ってしまいます。
    この時、虫歯菌が脳に回ることで脳梗塞を招き、心臓に回ることで心筋梗塞が起こるのです。

    可能性でいえば確かに稀ですから、絶対にそうなるとは断言できません。
    しかし起こり得る可能性があるのも事実であり、実際に虫歯を放置したことで死に至った事例もあるのです。
    もちろんこの場合の死因は脳梗塞や心筋梗塞ですが、それを招く要因になったのが虫歯の放置です。

    まとめ

    いかがでしたか?
    最後に、虫歯を放置して起こることについてまとめます。

    1. 家族や恋人にうつる :虫歯菌は唾液を介して人にうつるため、自分だけでなく他の人にも被害が及ぶ
    2. 激痛を感じる :虫歯の痛みが進行に比例して増す。放置することで神経が虫歯菌に侵されて激痛を感じる
    3. 歯を失う :末期段階の虫歯は歯がボロボロになり、治療しても歯を残せない可能性がある
    4. 骨髄炎を招く :骨髄炎になると熱や嘔吐などの体調不良に陥り、点滴しなければ治せない
    5. 脳梗塞や心筋梗塞を招く :虫歯を放置すると虫歯菌が全身に回り、脳梗塞や心筋梗塞の要因になる

    これら5つのことから、虫歯を放置して起こることが分かります。
    確かに、歯を削る虫歯治療は誰だって嫌でしょうし、歯科医院に行くのが好きな人はいないでしょう。
    しかし、だからと言って虫歯を放置するともっと深刻で辛い状態になるのです。

    虫歯が進行するほど治療内容も辛いものになりますし、骨髄炎になれば入院が必要です。
    そして何より脳梗塞や心筋梗塞といった命にかかわる病気を招く可能性もあり、
    虫歯の放置によって高い代償を支払う結果になってしまうのです。

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