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もう数年も虫歯を放置しています。このまま放置するとどうなりますか?|大田区大森の歯医者さん|よこすか歯科医院

横須賀歯科医院
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8月, 2017年

  • もう数年も虫歯を放置しています。このまま放置すると 2017.08.20

  • 大田区大森駅ナカの歯医者さん、大森のよこすか歯科医院です。
    今回のテーマは「虫歯を数年放置したらどうなるか」です。
    虫歯の痛みは辛く、特に神経まで到達した虫歯は激痛に悩まされます。

    しかし、やがて神経が死ぬとその途端に痛みは感じなくなります。
    そうなると、中には痛まなくなったという理由で虫歯の治療を受けずに放置する人がいるのです。
    確かに痛みは感じなくなったものの、ここで虫歯を放置することはさらに深刻な事態を招くことになります。

    1. 治療しない限り虫歯菌は生き続ける

    一度進行した虫歯は治療しない限り治すことはできず、虫歯菌はずっと生き続けているのです。
    本来虫歯は歯の病気ですから、虫歯による被害は歯のみと考える人がほとんどです。
    実際に虫歯は歯に穴をあけ、進行することで最終的に歯をボロボロの状態にしてしまいます。

    しかし放置すればこの状態になっても虫歯菌は生き続け、さらに悪さをするのです。
    では、歯と神経を既に破壊した虫歯菌はそれ以上どんな悪さをするというのでしょうか。
    今度は歯だけでなく、身体全体に害を及ぼす事態を引き起こしてしまうのです。

    2. 顎の骨に膿みが溜まる

    歯の神経が死ぬと歯の中でそれが腐り、歯の根の先から細菌がバラまかれます。
    一方身体はそれに反応し、細菌が身体に侵入しないように袋を作って細菌を覆おうとするのです。
    細菌を覆った袋は徐々に大きくなりますし、この袋は言わば細菌の塊のような状態になっています。

    そうなると、歯肉が腫れて痛むようになるのです。この状態になると、容易な治療では治せません。
    歯の根の治療をする必要がありますし、腐った箇所も除去しなければなりません。
    さらに状態によっては歯肉を切開し、大きく膨らんだ膿みの袋を取り除く治療が必要です。

    3. 副鼻腔炎になる

    副鼻腔炎とは細菌が副鼻腔の粘膜に感染することで炎症を起こし、鼻水や咳や頭痛などが起きる病気です。
    副鼻腔炎自体は1970年代頃から減少傾向にある病気ですが、虫歯の放置によって起こり得ます。
    これは、上顎の奥歯が鼻の副鼻腔に近い位置にあるのが理由です。

    歯の根の先から出た細菌が副鼻腔に溜まり、それが原因で副鼻腔炎が引き起こされてしまうのです。
    副鼻腔炎の治療には時間が掛かり、抗生物質を一ヶ月ほど飲み続けなければなりません。
    もちろん、副鼻腔炎の要因となった歯の根の消毒、清掃も必要です。

    4. 骨髄炎になる

    骨髄炎は熱や嘔吐が起こる辛い病気です。歯の根の中の虫歯菌が顎の中に広がることで骨髄に細菌が感染し、
    顎の骨を腐らせて骨髄炎を起こします。骨髄炎を治すには抗生物質の点滴が必要ですが、
    近年では抗生物質が発達したことで治療効果自体は上がっています。

    とは言え、骨髄炎が慢性化すると再発が繰り返されるため、そうなると治療が難しくなってしまいます。
    また、厄介なのは骨髄炎とすぐに気付けないことです。熱や嘔吐が起きれば真っ先に風邪を疑いますし、
    最初は風邪薬や吐き気止めを飲んで対応してしまうからです。

    5. 脳梗塞や心筋梗塞になる

    虫歯の放置で最も怖いのは、それが原因で命にかかわる病気を招く恐れがあることです。
    虫歯を放置することによって虫歯菌が血液に侵入し、血管を通じて全身に回ります。
    この時、虫歯菌が脳に回ることで脳梗塞を引き起こし、心臓に回ることで心筋梗塞を引き起こすのです。

    確率としては稀ですが、実際に虫歯を放置して死に至った例があることも事実です。
    死亡の原因は脳梗塞や心筋梗塞ですが、それを招いた要因は虫歯の放置にあります。
    治療の痛みは確かに嫌ですが、だからといって放置すると死に至る病気を招いてしまうのです。

    まとめ

    いかがでしたか?
    最後に、虫歯を数年放置したらどうなるかについてまとめます。

    1. 治療しない限り虫歯菌は生き続ける :虫歯を放置すれば、歯だけでなく身体全体に害を及ぼす
    2. 顎の骨に膿みが溜まる :歯の根の先から細菌がバラまかれ、顎の骨に膿みが溜まって歯肉が腫れる
    3. 副鼻腔炎になる :歯の根の先から出た細菌が副鼻腔に溜まって起こり、鼻水や咳や頭痛などが起きる
    4. 骨髄炎になる :歯の根の中の虫歯菌が顎の中に広がることで起き、熱や嘔吐が繰り返される
    5. 脳梗塞や心筋梗塞になる :虫歯菌が血管を通じて全身に回ることで起き、実際に死亡した例もある

    これら5つのことから、虫歯を数年放置したらどうなるかが分かります。
    虫歯の怖さを挙げた時、ほとんどの人は「歯の痛み」と答えるでしょう。
    確かにそれは事実ですが、虫歯は放置することで本当の怖さを見せるのです。

    副鼻腔炎や骨髄炎など、虫歯とは一見無関係な病気を引き起こすことがありますし、
    さらには脳梗塞や心筋梗塞といった命にかかわる病気を招く可能性もあるのです。
    稀なケースではあるものの、虫歯の放置で死に至ってしまうリスクが発生するのです。
    このため虫歯を放置することは厳禁ですし、虫歯を自覚したらすぐに歯科医院で治療を受けましょう。

  • 虫歯は放置するとどうなるの? 2017.08.10

  • 大田区大森駅ナカの歯医者さん、大森のよこすか歯科医院です。
    今回のテーマは「虫歯を放置して起こること」です。
    虫歯を自覚しつつも放置する…残念ながらそういった人がたくさんいるのが事実です。

    「治療が怖い」、「忙しく歯科医院に行く時間がない」など、
    放置する理由は様々ですがこの際それは関係ありません。
    問題なのはどんな理由で放置するのであれ、治療しない限り虫歯菌はなくならないということです。
    では虫歯を放置することでどんなことが起こるのか?…ここではその事実をお伝えします。

    1. 家族や恋人にうつる

    虫歯を放置して被害を受けるのは自分の歯だけではありません。
    自分以外、それも家族や恋人といった大切な人の歯に被害を与えてしまう可能性もあります。
    なぜなら、虫歯菌を持った状態だと唾液を介して虫歯菌が人にうつってしまうからです。

    最も、虫歯自体がそのまま直接うつるわけではないですが、その要因となる虫歯菌はうつってしまうのです。
    唾液を介する行為といえば、キスや食器の共用、歯ブラシの接触などが考えられますね。
    いずれも恋人や家族間で行われる行為ですから、自分が虫歯菌を持つことで恋人や家族など、
    親しい人に自分の虫歯菌をうつしてしまう可能性があるのです。

    2. 激痛を感じる

    虫歯の痛みを感じた…本来ならここで歯科医院に行って治療を受けます。
    ではここで放置すればどうなるのでしょうか。その場合、痛みどころか激痛を感じるようになります。
    これは歯の神経に虫歯菌が侵入するためで、眠れないほどの激痛に常に覆われます。

    つまり、虫歯を放置すればするほどその痛みは大きくなるのです。
    また、放置することで増すのは虫歯の痛みだけではありません。
    虫歯治療の内容も虫歯の進行に比例して大掛かりで辛い治療になるのです。
    少し削るだけすむはずのものが、放置することで神経の除去などの治療が必要になるのです。

    3. 歯を失う

    歯を失うといえば歯周病を連想しがちですが、虫歯を放置することでも歯を失います。
    虫歯は治療しない限り進行を続けますし、末期の段階まで進行すれば歯はボロボロの状態になるでしょう。
    また、そこまで進行した虫歯だと治療しても抜歯が必要になることがあるのです。

    「虫歯は治療しない限り進行する」、「進行すれば最終的に歯がボロボロになる」、
    これらの点から虫歯を放置すれば確実に歯を失うことになります。
    もちろん失った歯を取り戻すことはできないため、
    歯を失った後は入れ歯やインプラントなどで対応するしかありません。

    4. 骨髄炎を招く

    虫歯菌が歯の根の中に侵入してそれが顎の中に広がると、骨髄が虫歯菌に感染します。
    そうなると骨髄炎になり、熱や嘔吐といった体調が続くようになってしまいます。
    この場合、最も厄介なのが熱や嘔吐の原因が虫歯菌にあるとは想像できないことです。

    例えば実際に熱や嘔吐が起こった場合、大半の人はそれを風邪と判断して内科を受診します。
    しかし骨髄炎である以上、処方された風邪薬を飲んでも回復は見込めないのです。
    ちなみに骨髄炎を治すには入院して抗生物質を点滴し、骨髄内の細菌を死滅させなければなりません。

    5. 脳梗塞や心筋梗塞を招く

    虫歯の放置で最も怖いのがこれです。虫歯を放置すると歯がボロボロになりますが、
    歯や神経を破壊しても虫歯菌は生き続け、やがて血液に侵入して血管から全身に回ってしまいます。
    この時、虫歯菌が脳に回ることで脳梗塞を招き、心臓に回ることで心筋梗塞が起こるのです。

    可能性でいえば確かに稀ですから、絶対にそうなるとは断言できません。
    しかし起こり得る可能性があるのも事実であり、実際に虫歯を放置したことで死に至った事例もあるのです。
    もちろんこの場合の死因は脳梗塞や心筋梗塞ですが、それを招く要因になったのが虫歯の放置です。

    まとめ

    いかがでしたか?
    最後に、虫歯を放置して起こることについてまとめます。

    1. 家族や恋人にうつる :虫歯菌は唾液を介して人にうつるため、自分だけでなく他の人にも被害が及ぶ
    2. 激痛を感じる :虫歯の痛みが進行に比例して増す。放置することで神経が虫歯菌に侵されて激痛を感じる
    3. 歯を失う :末期段階の虫歯は歯がボロボロになり、治療しても歯を残せない可能性がある
    4. 骨髄炎を招く :骨髄炎になると熱や嘔吐などの体調不良に陥り、点滴しなければ治せない
    5. 脳梗塞や心筋梗塞を招く :虫歯を放置すると虫歯菌が全身に回り、脳梗塞や心筋梗塞の要因になる

    これら5つのことから、虫歯を放置して起こることが分かります。
    確かに、歯を削る虫歯治療は誰だって嫌でしょうし、歯科医院に行くのが好きな人はいないでしょう。
    しかし、だからと言って虫歯を放置するともっと深刻で辛い状態になるのです。

    虫歯が進行するほど治療内容も辛いものになりますし、骨髄炎になれば入院が必要です。
    そして何より脳梗塞や心筋梗塞といった命にかかわる病気を招く可能性もあり、
    虫歯の放置によって高い代償を支払う結果になってしまうのです。

  • 虫歯ってそもそもどういう状態なの? 2017.08.01

  • 大田区大森駅ナカの歯医者さん、大森のよこすか歯科医院です。
    今回のテーマは「虫歯とはどんな状態を示すのか」です。
    虫歯とはどんな状態なのか?…この質問に対して多くの人は「歯が痛む状態」と答えるでしょう。

    しかし歯が痛むというのはあくまで自覚症状であり、痛むからには痛みが起きる理由があります。
    そしてその理由を知ることが、虫歯の状態を知ることにもなるのです。
    なぜ虫歯になると痛むのか?…その理由を知ることでより虫歯に対する危機感と予防意識が芽生えます。

    1. 虫歯の進行

    さて、今回のテーマでもある「虫歯とはどんな状態なのか?」の質問に対して一言で答えることはできません。
    一般的な回答をするなら「虫歯とは歯が虫歯菌に感染した状態」というのが正論になりますが、
    実際に今どんな状態にあるかは虫歯の進行度によって異なるからです。

    歯科の世界ではそんな虫歯の進行度は4段階で分けられており、それぞれC1、C2、C3、C4と表します。
    数字が高くなるほど虫歯が進行していることを示しており、
    進行度によって状態や起こる症状はもちろん、治療方法も異なってくるのです。

    2. C1段階の虫歯

    C1段階の虫歯は歯の表面にあるエナメル質だけが虫歯になった状態です。
    言ってみれば完全に初期段階であり、この段階では歯が痛むことはありません。
    治療においても状態次第では削らずに治すことが可能ですし、削ったとしても範囲はごく僅かです。

    このため、C1段階の虫歯はそこまで深刻な状態ではなく、治療も簡単なものですむのです。
    唯一の問題点は、痛みがないためこの時点で虫歯であることに気付きにくいことです。
    C1段階で治療を受ければ容易に治せますが、そもそもこの段階で虫歯を自覚するのは難しいのです。
    最も、歯科医院の定期検診を受けていればC1段階の虫歯も確実に発見できるでしょう。

    3. C2段階の虫歯

    C2段階の虫歯はエナメル質の奥に位置する象牙質まで虫歯になった状態です。
    刺激に敏感な象牙質が虫歯菌に侵されて痛みを感じるため、誰もがこの段階で虫歯を自覚します。
    「虫歯が痛む」と言って歯科医院に訪れた人は、大抵このC2段階の状態になっています。

    ここまで進行すると削らずに治すことはできないですし、C1段階に比べて削る範囲も深くなります。
    具体的には象牙質まで削ることになるため、治療においても痛みを感じてしまいます。
    多くの人が抱いている虫歯に対する症状や治療のイメージは、このC2段階の虫歯です。

    4. C3段階の虫歯

    C3段階の虫歯は歯髄…つまり歯の神経まで虫歯が進行した状態です。
    虫歯菌が神経に侵入することで痛みは激痛に変化し、夜眠れないほどの激しい痛みが常に続きます。
    こう表現すると怖く感じるでしょうが、実際には痛みを感じるC2段階で虫歯に気付きます。
    このため、放置することさえしなければC3段階まで虫歯が進行することはありません。

    ここまで虫歯が進行すると削るだけで治すことはできず、
    神経の除去やその箇所を清掃や消毒する根菅治療が必要になっています。
    ちなみに、激痛が一定期間続いた後は逆に一切痛みを感じなくなります。
    これは神経が死んでしまったのが理由であり、決して虫歯が治ったわけではありません。

    5. C4段階の虫歯

    分かりやすく言えば、末期の虫歯です。既に歯は原型をとどめていないほどボロボロになり、
    神経も死んでしまっているため痛みを感じることもありません。
    虫歯菌を駆除するために治療は必要なものの、治療しても歯を残せない可能性があるでしょう。

    ちなみに治療不可と診断された場合は抜歯をすることになり、
    抜歯した箇所は入れ歯やインプラントやブリッジで対応することになります。
    これらは虫歯治療とは全く別の治療ですから、また新たに治療期間や費用を要します。

    まとめ

    いかがでしたか?
    最後に、虫歯とはどんな状態を示すのかについてまとめます。

    1. 虫歯の進行 :虫歯の状態、症状、治療方法は進行度によって異なり、進行度はC1~C4の4段階で表される
    2. C1段階の虫歯 :歯の表面だけ虫歯になった状態で痛みはないが、その分虫歯であることに気付きにくい
    3. C2段階の虫歯 :象牙質まで虫歯が進行した状態で、ここで初めて「痛み」という自覚症状がある
    4. C3段階の虫歯 :神経まで虫歯が進行した状態で激痛を感じる。放置しなければこの段階には至らない
    5. C4段階の虫歯 :末期状態。歯はボロボロになって神経も死んでおり、治療しても歯を残せないことがある

    これら5つのことから、虫歯とはどんな状態なのかが分かります。
    さて、歯科の世界においては虫歯の進行度はC4段階で最大ですが、
    仮にそこでも治療しなかった場合、虫歯はさらに恐ろしい症状を引き起こします。

    虫歯菌が血液に侵入し、血管を通して全身に回ってしまうのです。
    その結果脳梗塞や心筋梗塞を招く恐れがあり、実際にこのケースによって死に至った事例もあるのです。
    可能性としては稀なものの、虫歯を放置すれば思わぬ危険な病気を招くことがあるのです。

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