お問い合わせ・ご予約

初診専用ダイヤル

050-7576-1964

再診・その他のお問い合わせ

B1F03-3775-4181

3F03-6429-1182

24時間メールお問合せ

メールお問合せ

診療時間:10:00~20:00 ※土日祝は19:00まで

神経を抜くと虫歯になりやすいの?|大田区大森の歯医者さん|よこすか歯科医院

横須賀歯科医院
横須賀歯科医院へのお問い合わせ:B1F 03-3775-4181 3F 03-6429-1182

院長ブログ

  • 神経を抜くと虫歯になりやすいの? 2018.11.01

  • 大田区大森駅ナカの歯医者さん、大森のよこすか歯科医院です。
    今回のテーマは「歯の神経を抜くことのリスク」です。
    虫歯治療では、虫歯の進行度によって神経を抜かなければならないことがあります。

    しかし、大切な神経を抜くことに疑問を感じる方もいるでしょう。神経を抜けばリスクが発生することも想像できますし、神経を抜くと虫歯になりやすいと聞いたことがある方もいると思います。

    そこで、ここでは神経を抜くことのリスクについて考えていきます。

    神経を抜くと虫歯になりやすい理由

    まず、今回の質問である「神経を抜くと虫歯になりやすいのか?」についてですが答えはイエスで、つまり神経を抜くと虫歯になりやすくなります。歯の神経は感覚を伝えるだけでなく、歯に栄養を届ける役割も担っています。

    このため神経を失うことは歯に栄養が行き届かないことになり、そのため歯は脆くなってしまいます。当然細菌の感染に対する抵抗力も弱くなるため、虫歯菌にも感染しやすく、虫歯になりやすいのです。また、神経は歯が虫歯になると虫歯菌の進行経路を塞ごうとして歯を守ります。

    神経を失えばその防御機能も働かなくなるため、神経を失うと虫歯になりやすいだけでなく虫歯になった時に進行しやすい問題も起こります。さらに痛みを感じなくなることから虫歯を自覚しにくく、それもまた虫歯が進行しやすい要因になります。

    それでも神経を抜く理由

    神経を抜くと虫歯になりやすい理由をまとめると、次のようになります。

    ・歯に栄養が供給されなくなるので歯が脆くなる
    ・虫歯に対する防御機能が働かなくなる
    ・痛みを感じなくなるため虫歯を自覚しにくく、進行させてしまいやすい

    …このような理由から、神経を抜くと虫歯になりやすくなります。虫歯の治療で神経を抜くことでむしろ虫歯になりやすくなるため、神経を抜くことに疑問を感じる方もいるでしょうが、それには理由があります。

    虫歯が神経まで進行すると、神経が虫歯菌に感染して炎症が起こります。そうなるとズキズキと激痛を感じるようになり、しかも炎症を抑えることはできません。このため、痛みの解消のためにはどうしても神経を抜かなければならないのです。

    確かに神経を抜くことで多くのデメリットがありますが、それでも神経を抜く意味としては、そうしなければ痛みを解消できず、虫歯を治せないからです。逆に言えば、そこまで虫歯が進行していなければ神経を抜く意味はないですし、実際に抜くこともありません。

    根管治療について

    根管治療という治療方法を聞いたことがある方もいると思いますが、神経を抜く時にはこの根管治療を行います。虫歯が神経まで進行すると、神経のある空洞…すなわち歯髄腔は細菌だらけの状態になっており、神経も虫歯菌に感染しています。

    このため神経を抜くことはもちろん、歯髄腔に存在する細菌を全て除去して清掃、さらに消毒も行います。その上で薬を塗って封をするのですが、この治療方法こそ根管治療と呼ばれる治療です。根管治療の問題点は治療の難易度が高いことで、根管内の形状はその人ごとで異なります。

    さらに内部を直接目で確認できないため、治療時に細菌を取り残してしまうことがあるのです。細菌が残っていると例え封をしてもその細菌が悪さをするため、治療後に再び強い痛みを感じてしまい、解消のためには再治療が必要になります。

    もちろんそうならないよう、治療時にはレントゲンやCTを使用して、根管内の状態を慎重に確認しながら治療を行います。ただし治療の難易度が高いのは事実のため、根管治療は腕の良い歯科医の元で受けるべきでしょう。

    定期検診のすすめ

    神経を失うことは大きな問題ですが、虫歯の進行によってはどうしても抜くしかありません。ではどうすれば虫歯になった時に神経を失わずにすむか?…それには虫歯の早期治療が大切です。そして、虫歯の早期治療を実現する上で欠かせないのが歯科医院の定期検診です。

    定期検診では歯科医は虫歯の有無をチェックするため、その時点で虫歯があれば例え初期段階のものでも発見して治療できます。このため定期的に検診を受けていれば、例え虫歯になっても神経まで進行することはないでしょう。

    まとめ

    いかがでしたか?
    最後に、歯の神経を抜くことのリスクについてまとめます。

    1. 神経を抜くと虫歯になりやすい理由 :歯に栄養が供給されなくなって歯が脆くなるなど
    2. それでも神経を抜く理由 :虫歯が神経まで進行すると炎症が治まらず、常にズキズキと痛むため
    3. 根管治療について :神経を抜く時に行う治療。難易度が高いので腕の良い歯科医の元で受けるべき
    4. 定期検診のすすめ :定期検診を受けていれば、神経を抜くほど虫歯を進行させてしまう心配がない

    これら4つのことから、歯の神経を抜くことのリスクについて分かります。歯の神経を抜けば、確かにその時点で虫歯の痛みは解消されます。しかし神経を抜いた歯は脆くなり、その後虫歯になりやすくなってしまいます。

    このため神経を抜くことはデメリットだらけなのですが、それでも虫歯の進行度によっては神経を抜くしかなく、そうならないためには定期検診を受けるなどして虫歯の早期発見と早期治療をすることです。

  • セラミックの種類の中でどれが一番おすすめですか? 2018.10.29

  • 大田区大森駅ナカの歯医者さん、大森のよこすか歯科医院です。
    今回のテーマは「おすすめのセラミック」です。
    セラミックにはいくつかの種類があり、患者さんはその中で好きな種類のセラミックを選択できます。

    とは言え、種類の選択は重要であり、ファッション感覚や趣味で決めるものではありません。セラミックは種類ごとでそれぞれ独自の特徴を持っており、それを参考にして自分に合ったセラミックを選択する必要があります。

    セラミックの種類とそれぞれの特徴

    「審美性が高い」、「二次虫歯を予防しやすい」…セラミックの特徴としてはこうしたメリットを連想しますが、これらは全てのセラミックに共通する特徴です。セラミックは現状4つの種類が存在し、それぞれこれらと違った独自の特徴…すなわち独自のメリットとデメリットを持っています。

    オールセラミック

    文字どおり100%セラミックでできているため、セラミックの中で最も高い審美性を誇ります。さらに年数経過による変色も起こらず、使用している間はずっと美しさを維持できます。耐久性も高くプラークも付着しにくいので機能性にも優れており、セラミックの中で最上位に位置するタイプですが、そのため費用が高いのが欠点です。

    ハイブリッドセラミック

    レジンとセラミックが混ざっており、レジンの影響がメリットにもデメリットにもなっています。メリットとしてはオールセラミックに比べて費用が安く、セラミックの中でもお手軽さがあることです。また、レジンの柔軟性があることで隣接する歯を傷つけにくくなっています。一方デメリットは審美性がオールセラミックより劣ることと、年数経過による変色が起こることです。

    メタルボンド

    外見はセラミックですが、中のフレームは金属になっています。金属を使用しているため耐久性に長けており、割れた場合も金属がそのまま残るため修復が容易です。こうした特徴からメタルボンドは奥歯をセラミックにする方が多いですが、年数経過で劣化すると金属が露出する、金属アレルギーの対象になるなどのデメリットもあります。

    ジルコニアセラミック

    人工ダイヤモンドのジルコニアを使用しているため、耐久性に長けているのが特徴です。この点ではメタルボンドに似ていますが、ジルコニアセラミックは金属を使用していないですし、審美性の高さもメタルボンドより上になっています。欠点は費用が高いこと、そして比較的新しいタイプのため取り扱っている歯科医院が少ないことです。

    優先すべきポイントとおすすめのセラミック

    全ての種類のセラミックに独自のメリットとデメリットがある以上、一概におすすめのセラミックを断言できません。そこでポイントになるのは、どのメリットを優先するかです。つまり何を重視するかによって、その患者さんにとっておすすめのセラミックが決まります。

    審美性を重視する場合→オールセラミック

    セラミックはどの種類も審美性が高いですが、その中で最も美しいのはオールセラミックです。さらにオールセラミックは年数が経過しても変色しないため、審美性にこだわるのであればおすすめはオールセラミックでしょう。

    安くセラミックにしたい場合→ハイブリッドセラミック

    セラミックは健康保険が適用されないため費用が高く、それを理由に銀歯にする方もいます。確かにセラミックは銀歯に比べれば費用は高いものの、セラミックの種類によっても費用は異なります。そして、セラミックの種類の中で最もお手軽なのがハイブリッドセラミックです。

    耐久性を重視する場合→ジルコニアセラミック

    例えば奥歯をセラミックにする場合など、審美性よりも耐久性を重視するならおすすめなのはジルコニアセラミックです。ちなみにメタルボンドはフレームこそ頑丈ですが、セラミックの部分は割れやすい欠点があります。

    金属アレルギーを理由にセラミックにする場合→メタルボンド以外のセラミック

    金属アレルギーのため銀歯にできず、やむを得ずセラミックにする方もいます。この場合、金属を使用しているメタルボンドは当然除外されるため、それ以外の種類の中から選択しましょう。ちなみに100%セラミックを希望するなら、該当するのはオールセラミックのみになります。

    …これらはあくまで一例であり、その他の部分を重視する方もいるでしょう。重要なのは、おすすめのセラミックは重視する内容によって異なるということです。

    まとめ

    いかがでしたか?
    最後に、おすすめのセラミックについてまとめます。

    1. セラミックの種類とそれぞれの特徴 :4種類のセラミックそれぞれのメリットとデメリットを本文にて解説
    2. 優先すべきポイントとおすすめのセラミック :何を重視するかでおすすめのセラミックは異なる

    これらのことから、おすすめのセラミックについて分かります。患者さんの希望を聞かない限り、おすすめのセラミックの提案はできません。なぜなら、セラミックは種類ごとで独自のメリットとデメリットがあるからです。患者さんが何を重視したいのか?…それによっておすすめのセラミックは異なります。

  • セラミックだと虫歯が再発しにくいと聞きましたが、そ 2018.10.22

  • 大田区大森駅ナカの歯医者さん、大森のよこすか歯科医院です。
    今回のテーマは「セラミックだと虫歯が再発しにくい理由」です。
    セラミックのメリットを考えた時、審美性の高さをイメージする方がほとんどだと思います。

    確かにそれは事実ですが、セラミックのメリットはそれだけではありません。そして、セラミックのメリットの1つとして二次虫歯の予防しやすさが挙げられますが、そもそもなぜセラミックだと二次虫歯を予防しやすいのでしょうか。

    二次虫歯とは

    二次虫歯とは二次カリエスとも呼ばれ、分かりやすく言えば虫歯の再発です。虫歯を治療した時に歯を削ると、象牙質が剥き出しになって歯が弱くなってしまいます。このため治療して削った歯は細菌に感染しやすく、詰め物や被せ物での処置はそれを防ぐ目的でもあります。

    つまり、詰め物や被せ物で患部を多い、細菌の侵入を防いでいるのです。こうした虫歯の再発は決して稀なケースではなく、大人の虫歯の場合は半分以上の割合で二次虫歯によるものです。

    二次虫歯の怖さ

    二次虫歯と初めて虫歯を比較すれば、怖いのは前者…つまり二次虫歯でしょう。それには2つの理由があり、1つは二次虫歯の場合は気づきにくいからです。患部が詰め物や被せ物で覆われているため、見た目で虫歯に気づけません。また、最初の虫歯治療で神経を除去した場合は痛みも感じませんからね。

    そして2つ目の理由は、二次虫歯は歯を失うきっかけになるからです。一度二次虫歯が発生すると「二次虫歯→治療→二次虫歯→治療」のサイクルに陥りやすく、治療のたびに歯を削ることで少しずつ歯が失われてしまうのです。

    セラミックが二次虫歯を予防しやすい理由

    では、なぜセラミックが二次虫歯を予防しやすいのかについて説明します。まずセラミックは材質的に表面がツルツルしているため、プラークが付着しにくくなっています。プラークには虫歯の原因菌が含まれているため、それが付着しにくいことで二次虫歯を予防しやすいのです。

    また、二次虫歯は詰め物や被せ物に生じた隙間に細菌が侵入することで起こりますが、セラミックの接着は銀歯に比べて頑丈で、そのため隙間が生じにくく二次虫歯を予防しやすいのです。つまり「ツルツルした材質」と「隙間の生じにくさ」…これらが、セラミックが二次虫歯を予防しやすい理由です。

    注意点

    セラミックは確かに二次虫歯を予防しやすいものの、あくまでそれは万全なケアがあってこそ言えることです。いくらプラークが付着しにくくても歯磨きをしなければプラークは付着しますし、検診を受けずに放置すればやがてはセラミックも寿命になって隙間が生じてしまうでしょう。

    このため虫歯予防の基本ができていなければ、例えセラミックでも二次虫歯は起こります。セラミックは二次虫歯を予防しやすくなりますが、絶対に予防できるわけではありません。その意味でも、セラミックにした後は定期的に検診を受けて二次虫歯の徹底予防が必要です。

    銀歯の場合

    セラミックは二次虫歯を予防しやすいですが、では銀歯の場合はどうなのでしょうか。結論から言うと銀歯は二次虫歯が起こりやすく、実際に銀歯にした方の多くが虫歯の再発と治療の繰り返しに悩まされています。

    これは銀歯がセラミックと真逆の特徴を持っているからで、材質的にプラークが付着しやすく、なおかつセラミックに比べて接着が弱いため隙間が生じやすいのです。このため、既に銀歯を使用している方がセラミックに交換するケースも多く見られます。

    セラミックの欠点

    審美性も高く、二次虫歯も予防しやすい、これらの点に注目すると銀歯よりもセラミックを選択すべきに思えます。確かに、審美性も機能性もセラミックは銀歯を上回っているため、どちらか一方でも重視したい場合はセラミックにすべきでしょう。

    しかし、セラミックに欠点がないわけではありません。セラミックの欠点は費用の高さで、健康保険が適用されないため費用が銀歯よりも高くなります。仮に費用の安さを最優先するのであれば、おすすめなのはセラミックよりも銀歯でしょう。

    まとめ

    いかがでしたか?
    最後に、セラミックだと虫歯が再発しにくい理由についてまとめます。

    1. 二次虫歯とは :虫歯治療した歯が再度虫歯になることで、二次カリエスとも呼ばれる
    2. 二次虫歯の怖さ :見た目で虫歯に気づきにくい、二次虫歯と治療を繰り返すことで歯が失われる
    3. セラミックが二次虫歯を予防しやすい理由 :プラークが付着しにくく、歯との間に隙間が生じにくい
    4. 注意点 :ケアを怠ればセラミックでも二次虫歯になる
    5. 銀歯の場合 :プラークが付着しやすく隙間も生じやすいため、二次虫歯になりやすい
    6. セラミックの欠点 :健康保険が適用されないため費用が高い

    これら6つのことから、セラミックだと虫歯が再発しにくい理由が分かります。
    セラミックのメリットは審美性の高さが目立ちますが、実は詰め物や被せ物の質で見ても優秀です。
    セラミックはプラークが付着しにくく隙間も生じにくいため、銀歯に比べて二次虫歯を予防しやすいのです。
    二次虫歯を予防すること…それは歯を守ることにつながりますから、そう考えるとセラミックには費用に見合った価値があることが分かります。

  • 奥歯をセラミックにすると割れてしまわないか心配なの 2018.10.08

  • 大田区大森駅ナカの歯医者さん、大森のよこすか歯科医院です。今回のテーマは「奥歯をセラミックにするケース」です。奥歯をセラミックにする場合、耐久性を気にする方が多くいます。

    確かに奥歯は噛んだ力が強くかかりますから、陶器であるセラミックの耐久性を心配に思うのは当然です。また、奥歯は目立たないため審美性にこだわる必要がないと考える方もいますし、そこでここでは奥歯をセラミックにするケースをテーマにした説明をしていきます。

    奥歯をセラミックにするメリット

    セラミックの最大のメリットは審美性の高さです。このため、目立たない奥歯をセラミックにするメリットはないと思う人もいるかもしれません。しかしそんなことはなく、それは一見目立たない奥歯でも実は目立つからです。

    会話すれば奥歯が見えますし、大きな声で笑った時はなおさらです。そんな時、奥歯が銀歯だとやはり目立ってしまうため、「奥歯=目立たない」というわけではないのです。また、セラミックのメリットは審美性の高さだけではありません。

    「二次虫歯になりにくい」、「長持ちする」、このような機能性の高さのセラミックのメリットであり、例えば虫歯の再発の予防のためにセラミックを希望する方も多いのです。特に奥歯は虫歯になりやすいため、二次虫歯を予防しやすい点は大きなメリットと言えるでしょう。

    セラミックの耐久性

    奥歯をセラミックにすることに対して多くの人が抱く不安は、耐久性の問題だと思います。セラミックは陶器…つまり茶碗や湯呑みと同じですから、割れてしまうのではないかと思えてしまうのです。確かに、実際にセラミックはあまり強い力で噛むと割れてしまうことがあります。

    ただし、この問題はセラミックの種類にこだわることである程度の解消が可能です。耐久性の高さセラミックはメタルボンドとジルコニアセラミックで、メタルボンドは金属のフレームにセラミックを焼き付けたタイプです。

    外側のセラミックが割れたとしても、金属のフレームがそのまま残るため修復も容易です。ジルコニアセラミックは人工ダイヤモンドのジルコニアを使用していますから、硬すぎると表現されるほど硬いセラミックで、こちらも奥歯には最適のタイプです。

    セラミックが割れた場合はどうなるか

    セラミックが割れてしまった場合、新品のセラミックに交換することで対処は可能です。それ以上に気になるのは費用のことだと思いますが、これは歯科医院によって対応が異なります。大抵の場合、セラミックには保証システムが設けられていますが、その詳細は歯科医院ごとで異なるのです。

    ただし、保証があったとしても天然の歯でも割れてしまうような使い方をして割れた場合は、保証が適用されないケースもあるでしょう。この点は事前に歯科医院に確認するべきで、特に次の点は必ず確認しておきましょう。

    ・保証の有無、あるとすれば保証は何年なのか?
    ・患者さん側に負担が発生する場合、具体的にいくらの負担が発生するのか?
    ・保証が適用されないケースはあるのか?あるとすればどんなケースなのか?

    …これら3つを確認しておけば、セラミックが割れた場合のいかなるケースにおいても対処方法が分かると思います。

    金属アレルギーの方へ

    金属アレルギーが理由で奥歯を銀歯ではなくセラミックにする方がいますが、その場合はメタルボンドを選択してはいけません。メタルボンドは確かに耐久性の点で奥歯に向いていますが、一部金属を使用したタイプです。

    このため、メタルボンドはセラミックでも金属アレルギーの対象になってしまうのです。最も、金属アレルギーであると歯科医に伝えればメタルボンドを提案されることはないでしょうが、オールセラミックかジルコニアセラミックにすると良いでしょう。

    オールセラミックは100%セラミックで仕上げてあるため、他のハイブリッドセラミックなどに比べると耐久性が高く、ジルコニアセラミック同様奥歯にも使用できます。

    ジルコニアセラミックについて

    奥歯に向いたセラミックとしてジルコニアセラミックを挙げましたが、ジルコニアセラミックはセラミックの種類の中でも新しいタイプです。また、取り扱うセラミックの種類は歯科医院ごとで異なります。

    新しいタイプであるジルコニアセラミックは取り扱っている歯科医院がまだ少ないと言えるでしょう。このためジルコニアセラミックを希望する場合は、事前に歯科医院に取り扱っているか確認すると良いでしょう。

    まとめ

    いかがでしたか?
    最後に、奥歯をセラミックにするケースについてまとめます。

    1. 奥歯をセラミックにするメリット :奥歯も目立つため審美性は重要。さらに二次虫歯を予防しやすくなる
    2. セラミックの耐久性 :メタルボンドやジルコニアセラミックは耐久性が高いので奥歯に向いている
    3. セラミックが割れた場合はどうなるか :保証のシステムは歯科医院ごとで異なるため確認する
    4. 金属アレルギーの方へ :メタルボンドは金属を使用しているため、金属アレルギーの対象になる
    5. ジルコニアセラミックについて :ジルコニアセラミックは取り扱っている歯科医院がまだ少ない

    これら5つのことから、奥歯をセラミックにするケースについて分かります。奥歯をセラミックにするのであれば、耐久性が高いセラミックにすると良いでしょう。おすすめはメタルボンドかジルコニアセラミックですが、メタルボンドは金属アレルギーの対象になる点に注意してください。

  • 矯正治療は歯科医によって意見や見解が異なりますが、 2018.10.01

  • 大田区大森駅ナカの歯医者さん、大森のよこすか歯科医院です。
    今回のテーマは「矯正治療における歯科医ごとの見解の違い」です。歯科治療では、歯科医によって意見や見解が異なるケースがあります。

    例えば虫歯治療の際、歯科医Aには歯を削ると言われ、歯科医Bには削らなくても治ると言われる、こうした歯科医による見解の違いが理由で悩んだ経験のある方もいると思います。そして、矯正治療においてはそんな意見や見解の違いがより露わになります。

    意見や見解が異なる理由

    そもそもなぜ歯科医によって意見や見解が異なるのか?…その原因は歯科医の腕の差にあります。虫歯治療は歯科治療の基本ですが、それでも歯科医によって経験や技術や知識に差があり、その差が意見や見解の違いを生んでいるのです。

    さて、矯正治療ではそんな意見や見解の違いがより露わになると説明しましたが、その理由は2つあります。1つ目の理由は、矯正治療は難易度の高い治療だからです。治療の難易度が高ければ歯科医による腕の差がよりハッキリ出るため、意見や見解の違いが出やすいのです。

    もう1つの理由は矯正方法の違いで、矯正治療の方法は歯科医によって異なります。例えばマウスピース矯正とワイヤー矯正では対応できる症例が異なるため、マウスピース矯正を取り扱うと歯科医とワイヤー矯正を取り扱う歯科医で見解が異なるのは当然です。

    意見や見解が異なった場合の対処方法

    歯科医によって意見や見解が異なる場合、患者さんが悩むのはどの歯科医を信頼すれば良いかです。腕の良い歯科医の方を信頼すれば良いのですが、患者さんがそれを判断するのは難しいですからね。そこで参考になるのが、日本矯正歯科学会の認定医・専門医の資格です。

    これらの資格は矯正治療において一定以上の実績がある歯科医のみ取得できるものですから、歯科医の矯正治療の腕の良さを判断する上で大いに参考になります。ちなみに、認定医と専門医ではレベルの高さは専門医の方が上です。

    日本矯正歯科学会の認定医・専門医

    日本矯正歯科学会の認定医・専門医の資格を取得するには、それぞれ次の基準を満たさなければなりません。

    日本矯正歯科学会の認定医の場合

    ・歯科医師免許を有すること
    ・歯科医師免許取得後、5年以上継続して学会会員であること
    ・学会指定研修機関において、5年以上矯正歯科研修を修了したもの
    ・学会の認めた学術刊行物において、矯正歯科臨床に関する報告を発表したもの
    ・学会倫理規定を遵守するもの

    …注目すべき点は、認定医の資格を取得するには最低5年の経験が必要である点です。矯正治療は歯科医師免許を所持していれば行える治療のため、経験の浅い歯科医が治療するケースもあるでしょう。その点、認定医なら最低5年の矯正治療の経験を積んだ歯科医ということになります。

    日本矯正歯科学会の専門医の場合

    ・日本矯正歯科学会・認定医の資格を有する歯科医師であること
    ・10年以上継続して学会の会員であること
    ・学会の定めた10種類の課題症例を自分で治療し、なおかつそれら全ての治療結果が学会の定めた基準を満たして合格すること
    ・過去10年以内に学会の定めた刊行物、もしくは学術集会において矯正歯科に関する発表をしたもの
    ・学会倫理規定を遵守するもの

    …注目すべき点は、専門医の資格を取得するには最低10年の経験がある点と、多くの症例において学会の定めた治療実績が必要という点です。

    つまり専門医はただ経験を積めば良いのではなく、治療において一定以上の結果を出していなければならず、まさに「腕の良い矯正歯科医」と呼べるだけの技術を誇っている証明でもあります。

    日本矯正歯科学会の認定医・専門医の探し方

    日本矯正歯科学会のWEBサイトでは、認定医や専門医の在籍する歯科医院を都道府県別に検索できます。もちろん歯科医院の住所と連絡先も確認できるため、このWEBサイトを利用すれば簡単に認定医や専門医からの治療を受けられます。

    矯正治療は治療期間が長く、そのため長期間の通院が必要です。その点を考慮し、通院が苦にならない距離で認定医や専門医の在籍する歯科医院を探しましょう。

    まとめ

    いかがでしたか?
    最後に、矯正治療における歯科医ごとの見解の違いについてまとめます。

    1. 意見や見解が異なる理由 :「腕の差」、「採用している矯正方法の違い」などが考えられる
    2. 意見や見解が異なった場合の対処方法 :日本矯正歯科学会の認定医・専門医に相談する
    3. 日本矯正歯科学会の認定医・専門医 :それぞれの資格取得には厳しい基準を満たさなければならない
    4. 日本矯正歯科学会の認定医・専門医の探し方 :日本矯正歯科学会のWEBサイトを利用する

    これら4つのことから、矯正治療における歯科医ごとの見解の違いについて分かります。矯正治療は元々難易度の高い治療ですし、難しい症例の場合はさらに治療の難易度が高くなります。このため、歯科医の腕の差が明確に出てそれが意見や見解の違いを生むことがあります。

    患者さんとしては当然腕の良い歯科医の意見や見解を優先したいでしょうから、そのためには日本矯正歯科学会の認定医・専門医の資格に注目すると確実です。

  • 虫歯治療で歯の神経は抜くのは間違っている? 2018.09.21

  • 大田区大森駅ナカの歯医者さん、大森のよこすか歯科医院です。
    今回のテーマは「虫歯治療で歯の神経を抜く必要性」です。
    虫歯治療では、虫歯の進行度によっては歯の神経を抜くことがあります。

    しかし、大切な神経を抜くのは本当に治療として正しいのか不安に思う患者さんが多いです。
    確かに、神経を抜いてしまえば神経がもたらす効果が失われてしまいます。
    そこで、ここでは虫歯治療において歯の神経を抜くことの必要性について説明します。

    歯の神経を抜くのはどんな場合か

    歯の構造を簡単に説明すると、表面にエナメル質があり、その奥に象牙質、さらに奥に神経があります。
    虫歯の場合、最初は歯の表面のエナメル質だけが虫歯菌に感染します。
    そして治療しなければ虫歯はどんどん奥に進行し、やがて象牙質や神経まで虫歯菌が到達します。

    歯の神経を抜くのは虫歯が歯の神経、もしくはその付近まで到達した場合になります。
    当然歯の神経は抜かない方が良いですから、虫歯治療は神経を抜かない前提で行います。
    しかし前述したケースにおいては細菌感染などのリスクから、どうしても神経を抜かなければなりません。

    歯の神経を抜くとどうなるか

    歯の神経を抜けば神経がもたらしていた効果が全て失われ、次のような問題が起こります。

    ・歯が脆くなる
    神経は歯に栄養を届ける役割を果たしているため、神経を抜けば歯に栄養が行き届きにくくなります。
    そうなると歯からは栄養が失われ、脆くやわらかい状態になってしまいます。
    また、栄養が行き届かない影響で見た目も黒く変色してしまいます。

    ・痛みを感じなくなる
    そもそも虫歯で歯が痛むのは神経が痛みを伝達しているからで、神経を抜くことで痛みも感じなくなります。
    中にはこれらをプラスに捉える方もいますが、痛みを感じなくなるのは実はとても怖いことです。
    なぜなら、痛みを感じないことで歯の異常に気づけなくなるからです。

    ・虫歯が進行しやすくなる
    神経は歯が虫歯になると防御機能を働かせます。
    「虫歯菌の経路を塞ぐ」、「象牙質を再生させる」などして虫歯の進行を食い止めているのです。
    しかし神経を抜けばその防御機能も働かなくなるため、虫歯も進行しやすくなります。

    歯の神経を抜かない治療方法

    神経を抜く必要があるほど進行した虫歯でも、治療方法によって神経を抜かなくてすむ場合があります。
    例を挙げると「わざと虫歯を残して虫歯菌を無菌化する」、
    「歯を削る範囲を最小限にとどめて虫歯菌のみを除去する」などの方法があります。

    ただし、こうした治療方法も絶対に神経を残せるとは断言できず、
    虫歯の進行度や歯の状態によってはやはり神経を抜かなければなりません。
    ですから、これらの治療は「神経を抜かない方法」ではなく「神経を抜かなくてすむかもしれない方法」です。

    虫歯の早期治療の重要性

    歯の神経を抜くのは治療としても辛いですし、神経を失うデメリットも数多くあります。
    このため、虫歯治療で神経を抜くのはできれば避けたいと思うのが自然です。
    さて、虫歯治療において確実に神経を抜かずにすむ方法が1つだけあり、それは虫歯を放置しないことです。

    虫歯治療において神経を抜く必要があるのは、虫歯が歯の神経まで進行した場合です。
    逆に言えば、虫歯が歯の神経まで進行する前に治療すれば、確実に神経を抜くのを避けられます。
    そのためには虫歯を放置せず、自覚した時点ですぐ歯科医院に行って治療することが大切です。

    虫歯以外の原因で歯の神経を抜くケース

    治療において神経を抜く必要性があるのは、虫歯治療だけではありません。
    次の症状が起こった場合も、状態によっては神経を抜かなければなりません。

    ・歯の根に膿みが溜まっている
    歯の根が細菌に感染すると、根の先端部分に膿みの袋ができます。
    これによって激痛をもたらすため、痛みの解消のために神経を抜かなければならないことがあります。
    最も、この場合は既に神経が死んでしまっているケースもあります。

    ・重度の知覚過敏
    従来の知覚過敏なら神経を抜く必要はないですが、重度の場合はそうはいかないことがあります。
    重度の知覚過敏だとエナメル質だけでなく象牙質も傷ついた状態ですから、
    神経を抜かなければ常に激痛を感じてしまいます。

    まとめ

    いかがでしたか?
    最後に、虫歯治療で歯の神経を抜く必要性についてまとめます。

    1. 歯の神経を抜くのはどんな場合か :虫歯が歯の神経、もしくはその付近まで進行している場合
    2. 歯の神経を抜くとどうなるか :歯が脆くなる、痛みを感じなくなる、虫歯が進行しやすくなる
    3. 歯の神経を抜かない治療方法 :絶対に神経をぬかなくてすむとは断言できない
    4. 虫歯の早期治療の重要性 :虫歯になっても早期治療すれば歯の神経を抜く事態にはならない
    5. 虫歯以外の原因で歯の神経を抜くケース :歯の根に膿みが溜まっている、重度の知覚過敏など

    これら5つのことから、虫歯治療で歯の神経を抜く必要性について分かります。
    「歯の神経は抜いた方が良いか?」の質問に対しては、「抜かない方が良い」の回答になります。
    しかし、虫歯の状態によってはそれでも歯の神経を抜かなければなりません。

    最も、虫歯が歯の神経まで進行していなければそんな事態にはならないですし、
    虫歯を放置しなければ歯の神経まで進行することもありません。
    つまり、虫歯において歯の神経を抜かずにすむ確実な方法は、虫歯になったら早期治療することです。

  • 歯の神経を抜くってどういうこと? 2018.09.14

  • 大田区大森駅ナカの歯医者さん、大森のよこすか歯科医院です。
    今回のテーマは「歯の神経を抜くことについて」です。
    虫歯治療は「歯を削って詰め物で処置する」が基本ですが、それだけで治せないこともあります。

    虫歯が象牙質よりもさらに奥まで進行している場合、治療の中で神経の除去が必要になることもあります。
    「歯を削れば虫歯を治せる」と思っていた方にとって神経の除去は予想外の治療であり、
    そのため神経を抜くことに不安を感じるのではないでしょうか。

    歯の神経の役割

    歯の神経は普段その存在を感じることはないものの、実は日常生活において大切な役割を果たしています。

    ・食生活における役割
    冷たいものを飲食すれば冷たく感じ、温かいものを飲食すれば温かく感じます。
    これらは食事において当然の感触ですが、こうした感触が得られるのは神経のおかげであり、
    つまり神経は食生活を楽しむ上で重要な役割を果たしています。

    ・歯の健康における役割
    虫歯や歯周病の原因菌は常に口の中に存在しています。
    それでもすぐに歯が虫歯や歯周病にならないのは、歯に栄養が行き届いているからです。
    そして、こうした栄養を歯に届けているのが神経であり、神経内の血管を通じて行き届けられています。

    ・歯の異常を知らせる役割
    虫歯を自覚するきっかけとして最も多いのが「痛み」です。
    つまり、「痛み」という自覚症状が私達に歯の異常を知らせているのです。
    そして、こうした痛みを脳に伝えるのも神経の役割です。

    ・歯を守る役割
    虫歯になると、神経によって防御機能が働いて歯を強くさせます。
    さらに神経は虫歯の原因菌が進む道を塞ぎ、虫歯の進行を食い止めようとします。
    すんなりと虫歯が進行しないのは、このように神経が歯を守っているからです。

    歯の神経を抜くのはなぜ

    治療の中で歯の神経を抜けば、上記で説明した神経の役割が得られなくなります。
    それでも歯の神経を抜くのは、歯がそうしなければならないほど深刻な状態になっているからで、
    例えば次のようなケースでは神経を抜かなければなりません。

    ・虫歯が神経まで進行した場合
    虫歯はどんどん歯の奥に進行していき、やがて神経まで到達します。
    そして神経が虫歯の原因菌に感染してしまうことで、激しい痛みをもたらします。
    この激痛が続くと眠ることすら困難なため、ここまで虫歯が進行すると神経を抜かなければなりません。

    ・重度の知覚過敏が起こった場合
    知覚過敏とは、歯が刺激を受けた時に一瞬ピリッと感覚がすることで、
    表面のエナメル質が傷ついている場合などに起こります。この知覚過敏が重度の場合、
    象牙質まで傷ついて激しい痛みをもたらすため、神経を抜かなければなりません。

    ・歯の根っこに膿みがたまった場合
    歯の根っこが細菌に感染すると、その先端部分に膿みの袋ができてしまいます。
    そうなると激しい痛みをもたらすため神経を抜かなければならないですし、
    この場合状態によっては既に神経が死んでしまっている可能性もあります。

    歯の神経を抜く治療

    歯の神経を抜く場合に必要となるのは根管治療と呼ばれる治療です。
    治療の目的は細菌や細菌に感染した神経を除去し、根管内の清掃と消毒をすることです。
    ただし、根管治療は気軽できる治療ではなく、その理由は2つあります。

    まず治療内容自体が患者さんにとって大きな負担となることで、
    麻酔を使用するものの、刺激に敏感な神経が集まる根管内の治療では痛みを感じるでしょう。
    もう1つの理由は、根管治療は難易度が高い治療であるためです。

    根管内は患者さん…つまり人によって全く異なった形状になっている上に目で確認できません。
    このため歯科医はレントゲンやCTを使用して、根管内の形状を慎重に確認しながら治療を行います。
    仮に細菌が少しでも残ってしまえば、治療後に再び激しい痛みを感じてしまいます。

    歯の神経を抜くとどうなるか

    歯の神経を抜くと、神経の役割が全て失われてしまいます。
    歯に栄養が行き届かなくなることで歯は脆くやわらかくなりますし、見た目も黒ずんで変色します。
    さらに痛みも感じなくなることで、その歯に異常が起こっても気づきにくくなってしまいます。

    このため、今後の日常生活において歯の神経を抜くことはデメリットしかないのです。
    しかし虫歯の状態次第ではどうしても神経を抜く必要があるため、
    それを防ぐには虫歯を予防する、そして虫歯になったらすぐに治療することが大切です。

    まとめ

    いかがでしたか?
    最後に、歯の神経を抜くことについてまとめます。

    1. 歯の神経の役割 :食事において温度差を感じる、歯に栄養を届ける、歯の異常を知らせるなど
    2. 歯の神経を抜くのはなぜ :虫歯が神経まで進行した場合などは神経を抜かなければならない
    3. 歯の神経を抜く治療 :根管治療と呼ばれる治療で、治療の難易度が高い
    4. 歯の神経を抜くとどうなるか :歯が脆くやわらかくなる、見た目が黒く変色するなど

    これら4つのことから、歯の神経を抜くことについて分かります。
    歯の神経を抜けば当然神経は失われてしまいますが、それ以外でも神経が失われるケースがあります。

    例えば虫歯を放置する…この場合はいずれ歯の神経まで虫歯が進行しますが、
    その状態でも治療しなければ神経は死んでしまいます。

    つまり虫歯が酷くなると治療においても症状においても神経が失われてしまうため、
    そう考えると神経を守るには虫歯の予防もしくは早期治療が必要です。

  • 例え虫歯でも、歯が痛くないなら治療しなくても良いで 2018.09.07

  • 大田区大森駅ナカの歯医者さん、大森のよこすか歯科医院です。
    今回のテーマは「虫歯治療の必要性」です。
    みなさんが虫歯になって歯科医院に行く時、そもそもなぜ虫歯を治そうと思ったのでしょうか。

    仮にそのような質問をしたとすれば、ほとんどの方が「歯が痛いから」と回答するでしょう。
    「歯が痛いから虫歯を治す」…では歯が痛くなければ治す必要はないのでしょうか。
    実際、痛みがないことを理由に治療を放置する方もいますが、その考えは間違っています。

    虫歯は自然には治らない

    まず知っておいてほしいのは、虫歯は自然には治らないということです。
    正確には、本当に虫歯になりたての状態であればケア次第で治ることもありますが、
    少なくとも痛みを感じるほどの虫歯なら治療しない限り治りません。

    例えば風邪を引いた場合、ほんの少しの風邪なら病院で治療しなくても自然に治ります。
    しかし風邪と虫歯と全く違い、虫歯は治療しない限り治らないのです。
    このため、虫歯になっても治療しない方はそのままずっと虫歯の状態が続くことになります。

    虫歯を治療しないとどうなるか

    虫歯は自然に治らないのですから、治療しなければ虫歯の状態がずっと続きます。
    しかしそれは「今の虫歯の状態が続く」という意味ではなく、虫歯そのものは進行していきます。
    つまり、治療しなければ虫歯は進行してどんどん酷くなり、次のような症状が起こります。

    ・痛みが増す
    虫歯の痛みは一定ではありません。象牙質まで虫歯が進行すると痛みを感じるようになりますが、
    さらに進行すれば歯の神経にまで虫歯が到達し、そうなると眠れないほどの激痛になります。

    ・歯の神経が死ぬ
    歯の神経まで虫歯が到達すれば、やがて歯の神経は死んでしまいます。
    歯の神経が死ぬと歯が変色して見た目も悪くなり、栄養も行き届かなくなるため歯は脆くなります。

    ・簡単に治療できない
    虫歯治療が嫌で虫歯を放置する方がいますが、虫歯を放置するほど後の治療が辛くなります。
    と言うのも、虫歯が進行すれば治療内容が変わり、歯を削るだけでは治せないこともあるからです。

    ・歯を失う
    歯を失う原因は歯周病だけではありません。治療しなければ虫歯でも最終的に歯を失います。
    末期段階まで虫歯が進行すると、歯は原型が残らないほど溶かされてしまいます。

    ・命にかかわる病気を招く
    虫歯の原因菌は歯を完全に破壊した後、今度は血液の中に入り込みます。
    そして血管を通じて脳や心臓にまわってしまうと、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こすことがあります。

    虫歯に対する間違った知識

    虫歯に対して間違った知識を持っていると、虫歯になるリスクや重症化するリスクが高まってしまいます。
    そこで、一般的に間違っていることの多い虫歯の知識をまとめます。

    ・1日3回歯磨きをしていれば虫歯にならない?
    そうとは限りません。なぜなら、歯磨きにおいて大切なのは「回数」ではなく「精密さ」だからです。
    効率良く多くのプラークを除去できなければ、例え1日10回歯磨きしても予防効果は低いです。
    デンタルフロスを使う、歯科医院でブラッシング指導を受けるなどして歯磨きの技術を高めましょう。

    ・歯が痛くなってもすぐ歯科医院に言えば虫歯は簡単に治る?
    歯が痛くなってすぐ歯科医院に行くのは行動としては正しいですが、タイミングとしては遅いです。
    と言うのも、初期の虫歯は痛みを感じないため、歯が痛むということは既に虫歯が進行しているからです。
    このため虫歯は治せるものの、初期の虫歯のような全く歯を削らず治すのは難しいでしょう。

    ・虫歯治療した歯は二度と虫歯にならない?
    虫歯治療をして詰め物や被せ物をした歯でも、虫歯が再発することがあります。
    これは二次虫歯と呼ばれるもので、決して稀なケースではなくむしろ多いケースです。
    二次虫歯の予防方法としては、詰め物や被せ物をセラミックにするのが効果的です。

    ・虫歯の痛みが急になくなったのは虫歯が治ったから?
    何も治療していないのであれば、痛みを感じるほどの虫歯が自然に治ることはありません。
    この場合、痛みを感じなくなったのは歯の神経が死んでしまったことが考えられ、
    虫歯が治ったどころかむしろ進行して酷くなってしまっています。

    ・乳歯なら虫歯になっても問題ない?
    子供の虫歯において、いずれ抜ける乳歯なら虫歯になっても問題ないと考える方がいます。
    しかしそれは間違いで、乳歯が虫歯になることはその後に生えてくる永久歯に悪い影響をもたらします。
    例えば「永久歯の虫歯のリスクが高まる」、「顎の発達が損なわれる」などの問題が起こります。

    まとめ

    いかがでしたか?
    最後に、虫歯治療の必要性についてまとめます。

    1. 虫歯は自然には治らない :進行した虫歯は治療しない限り治らない
    2. 虫歯を治療しないとどうなるか :痛みが増す、歯の神経が死ぬ、簡単に治療できなくなる、歯を失うなど
    3. 虫歯に対する間違って知識 :「1日3回歯磨きすれば虫歯にならない?」→「回数よりも精密が大切」など

    これら3つのことから、虫歯治療の必要性について分かります。
    そもそも痛みの有無を基準に虫歯を判断してはいけません。
    例えば歯の神経が死ぬほど虫歯が進行した場合、状態としては深刻です。

    しかしこの場合、歯の神経が死んだことでむしろ虫歯の痛みは感じなくなっています。
    このため「歯が痛い=虫歯が深刻」とは限らず、
    一方で「歯が痛くない=虫歯を放置しても問題ない」ということでもないのです。

  • 矯正治療の費用や歯科医の技術は歯科医院によって差が 2018.09.01

  • 大田区大森駅ナカの歯医者さん、大森のよこすか歯科医院です。
    今回のテーマは「矯正治療の費用と歯科医の技術の差」です。
    矯正治療を受ける歯科医院を選ぶ時には、虫歯治療の時と同じ感覚で選んではいけません。

    虫歯治療の場合、ほとんどの方が通院の距離だけを基準にして歯科医院を選ぶと思いますが、
    矯正治療では治療を受ける歯科医院を慎重に選んだ方が良いでしょう。
    と言うのも、治療の費用や歯科医の技術などにおいて、歯科医院によって明確な差があるからです。

    矯正治療の費用に差があるのはなぜ?

    矯正治療の費用が歯科医院によって異なるのには次の3つの理由があります。

    費用が異なる理由1. 自由診療の治療費の概念

    矯正治療は自由診療であり、健康保険が適用されない治療です。
    そしてこうした自由診療の場合、その費用は医療機関ごとで自由に設定できるようになっています。

    もちろんある程度の相場は決まっているものの、医療機関ごとで費用を設定できるため、
    当然歯科医院ごとで費用が異なる…つまり費用に差が出るのです。

    自由診療に費用の概念がこのようになっていることから、
    矯正治療に限らずホワイトニングやインプラントなどの治療費にも同じことが言えます。

    費用が異なる理由2. 採用している矯正方法の違い

    矯正治療の方法はいくつかあり、どの方法を採用しているかは歯科医院によって異なります。
    ワイヤー矯正に対応した歯科医院もあるでしょうし、マウスピース矯正に対応した歯科医院もあるでしょう。

    そして、矯正方法が違うということは使用する医療器具も違うということになり、
    これもまた歯科医院によって費用が異なる理由になっています。

    ですから、いくつかの歯科医院で費用を比較する場合は、それぞれの歯科医院の治療方法にも注目しましょう。
    それぞれの歯科医院が全く違う治療方法だとすれば、それはどちらが安いかという比較はできません。

    費用が異なる理由3. 費用の算出方法の違い

    矯正治療の費用の算出方法は主に2つで、1つは最初の時点で全額支払う「総額制」、
    もう1つは通院するたびに費用を支払う「処置別払い制」です。

    これらは単に支払いのシステムが違うだけでなく、トータルの費用において差を生む理由の1つになります。
    例えば、矯正治療が予想以上に短い期間で終わった場合は処置別払い制の方が安くなります。

    一方、治療期間が長引いた場合は総額制の方が安くなります。
    このため、治療期間次第で総額制の歯科医院が安い場合もありますし、逆に高い場合もあるのです。

    歯科医に技術の差があるのはなぜ?

    どんな業種でも人によってレベルの差があるように、歯科においても歯科医によってレベルの差はあります。
    ですから、実際には虫歯や歯周病の治療でも歯科医によってレベルの差があるのです。
    矯正治療は難易度の高い治療ですから、特にそのレベルの差がハッキリと出る治療です。

    また、日本の歯科医師法では歯科医師免許があれば全ての歯科治療が行えるようになっており、
    例えば矯正治療の経験がなくても歯科医であれば治療を行えます。
    その一方で経験と実績のある歯科医もいるため、この点もレベルの差が出る原因になっています。

    レベルの高い歯科医はどうやって見つける?

    矯正治療における歯科医のレベルを判断する上で最も参考になるのが「資格」です。
    矯正治療では、治療技術と歯科医のレベルの向上を目的とした学会がいくつか存在します。
    その中でも特に会員数が多いのが日本矯正歯科学会で、この学会では認定医・専門医制度を設けています。
    特に専門医の資格は簡単には取得できず、次の基準を全て満たしていなければなりません。

    ・日本矯正歯科学会・認定医の資格を有する歯科医師であること
    ・10年以上継続して学会の会員であること
    ・学会の定めた10種類の課題症例を自分で治療し、
    なおかつそれら全ての治療結果が学会の定めた基準を満たして合格すること
    ・過去10年以内に学会の定めた刊行物、もしくは学術集会において矯正歯科に関する発表をしたもの
    ・学会倫理規定を遵守するもの

    …この基準から分かるとおり、日本矯正歯科学会の専門医になるには最低10年の経験が必要であり、
    なおかつ様々な症例において一定以上の治療実績がなければなりません。
    このため、日本矯正歯科学会の専門医の資格を持つ歯科医なら矯正治療のレベルが高いと判断できます。

    まとめ

    いかがでしたか?
    最後に、矯正治療の費用と歯科医の技術の差についてまとめます。

    1. 矯正治療の費用に差があるのはなぜ? :自由診療の概念、矯正方法、費用の支払いのシステムが理由
    2. 歯科医に技術の差があるのはなぜ? :矯正治療は難易度が高いため、レベルの差が特にハッキリと出る

    これら2つのことから、矯正治療の費用と歯科医の技術の差について分かります。
    矯正治療における歯科医のレベルの高さを判断するには、
    日本矯正歯科学会の専門医の資格に注目するのが良いと説明しました。

    これについて1つ補足すると、
    日本矯正歯科学会のWEBサイトでは専門医が在籍する歯科医院を都道府県別に検索できます。
    このため、WEBサイトを利用すれば自宅の近くで専門医が在籍する歯科医院を簡単に探せます。

  • 歯周病になりやすい人となりにくい人、この差はどこに 2018.08.22

  • 大田区大森駅ナカの歯医者さん、大森のよこすか歯科医院です。
    今回のテーマは「歯周病になりやすい人となりにくい人の差」です。
    ある2人が一緒に歯周病を予防したとして、その予防方法も全く同じだったとします。

    しかし、その結果1人だけが歯周病になってしまうこともあり、
    全く同じ予防方法を実践していたにもかかわらず、なぜ一方だけ歯周病になってしまったのでしょうか。
    これは一例ではなく実際にあり得る話で、なぜなら歯周病になりやすい人となりにくい人がいるのです。

    そこで問題になってくるのが、歯周病になりやすい人となりにくい人の差はどこにあるのかという点です。

    歯並びの違い

    歯並びの状態は人それぞれ異なりますが、大きく分けると歯並びが良い人と悪い人がいます。
    そして、歯並びが悪い人は歯周病になりやすいのです。
    これは、歯並びが悪いことがプラークコントロールにマイナス効果をもたらしてしまうからです。

    歯並びが悪ければ歯磨きがしづらくなり、歯磨きがしづらくなれば磨き残しが多くなります。
    磨き残しが多くなるということはそれだけプラークが残るということになり、
    プラークが残るということは歯周病菌も残る…つまり歯周病になりやすくなるのです。

    生活習慣の違い

    おそらく誰もが毎日の生活の中で歯周病を予防していることでしょう。
    しかし、歯周病を予防するには毎日の生活そのものも重要で、なぜなら歯周病は生活習慣病だからです。
    例えば、喫煙している人はそれだけで歯周病になりやすくなります。

    また、疲労やストレスが溜まって身体の免疫力が低下しても歯周病になりやすくなります。
    これは歯周病が細菌による感染症であるためで、身体の免疫力が弱くなると感染しやすくなるのです。
    つまり、毎日どのような生活を送っているかで歯周病のなりやすさに差が出るのです。

    歯磨きの仕方の違い

    毎日の歯磨きも誰もが欠かさず行うことですが、歯磨きの仕方は人それぞれ異なります。
    デンタルフロスを使って丁寧に磨く人もいれば、他事をしながら適当に磨く人もいるでしょう。
    こうした歯磨きの仕方の違いが、歯周病のなりやすさの差を生みます。

    これは考えてみれば当然で、より多くのプラークを除去する歯磨きをする人ほど歯周病になりにくいからです。
    ちなみに歯磨きにおいて大切なのは頻度ではなく精度ですから、
    例え1日5回歯磨きしても、それが適用な歯磨きなら歯周病の予防はできません。

    性別の違い

    「男性より女性の方が歯周病になりやすい」と言われていますが、それは本当です。
    これは女性ホルモンが関係する問題で、歯周病菌の中には女性ホルモンをエネルギーとするものがあります。
    このため、妊娠時など女性ホルモンの分泌が過剰になる時期においては、女性は歯周病になりやすいのです。

    また更年期によって女性ホルモンが減少すると、
    骨密度の低下によって歯肉が痩せてしまい歯周病になりやすくなります。
    さらに注意点として、妊娠時に歯周病になると早産や低体重児を出産するリスクが約7倍高まります。

    家族の予防意識の違い

    歯周病は唾液を介して人から人にうつります。
    正確には歯周病がそのまま直接うつるわけではないですが、その原因菌…つまり歯周病菌がうつります。
    ちなみに唾液を介す行為を想像すると、そこから連想するのは家族ですね。

    食器の共用、回し飲み、歯ブラシの接触など、これらはいずれも家族間で普通に起こることです。
    つまり自分がいくら歯周病を予防していても、家族の誰かが予防を疎かにしていれば、
    その人の持つ歯周病菌が唾液を介して自分にうつってしまうのです。

    歯周病を予防するには

    歯周病になりやすい人でも、きちんと対策すれば歯周病の予防は可能です。
    歯周病を予防するには、次の3つのことを全て実践するのが効果的です。

    デンタルフロスや歯間ブラシを使用した歯磨き

    ブラッシングだけの歯磨きでは、プラークの除去率は6割程度とされていますが、
    デンタルフロスや歯間ブラシを使用すれば、プラークの除去率をさらに3割近く高められます。

    生活習慣の見直しと改善

    生活習慣次第で身体の免疫力は高くも低くもなります。
    そこで生活習慣を見直して改善し、身体の免疫力を高めて歯周病菌への感染を防ぎましょう。

    歯科医院の定期検診

    歯のクリーニング、ブラッシング指導、生活習慣改善のアドバイスによって歯周病の予防効果が高まりますし、
    定期検診を受けていれば歯周病になってしまった場合でも早期発見と早期治療が可能です。

    まとめ

    いかがでしたか?
    最後に、歯周病になりやすい人となりにくい人の差についてまとめます。

    1. 歯並びの違い :歯並びが悪い人は歯磨きがしづらいため、歯周病になりやすい
    2. 生活習慣の違い :日常生活における喫煙、疲労やストレスの蓄積などは歯周病になるリスクを高める
    3. 歯磨きの仕方の違い :いくら歯磨きをしていても、磨き残しが多ければ歯周病を予防できない
    4. 性別の違い :歯周病菌と女性ホルモンの関係上、女性の方が歯周病になりやすい
    5. 家族の予防意識の違い :歯周病は唾液を介して人から人にうつるため、家族にうつされることもある
    6. 歯周病を予防するには :デンタルフロスや歯間ブラシを使用した歯磨き、生活習慣の見直しと改善など

    これら6つのことから、歯周病になりやすい人となりにくい人の差について分かります。
    まとめると、同じ予防方法を実践していても歯周病になりやすい人となりにくい人がいます。
    そして、その差が生まれる原因として歯並びや生活習慣、家族の予防意識や性別の違いなどが挙げられます。
    最も、これらによって歯周病になりやすい人であっても予防が不可能なわけではなく、
    精度の高い歯磨き、生活習慣の改善、歯科医院の定期検診を受けていれば大抵の歯周病は予防可能です。

PAGE TOP