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虫歯治療で歯の神経は抜くのは間違っている?|大田区大森の歯医者さん|よこすか歯科医院

横須賀歯科医院
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9月, 2018年

  • 虫歯治療で歯の神経は抜くのは間違っている? 2018.09.21

  • 大田区大森駅ナカの歯医者さん、大森のよこすか歯科医院です。
    今回のテーマは「虫歯治療で歯の神経を抜く必要性」です。
    虫歯治療では、虫歯の進行度によっては歯の神経を抜くことがあります。

    しかし、大切な神経を抜くのは本当に治療として正しいのか不安に思う患者さんが多いです。
    確かに、神経を抜いてしまえば神経がもたらす効果が失われてしまいます。
    そこで、ここでは虫歯治療において歯の神経を抜くことの必要性について説明します。

    歯の神経を抜くのはどんな場合か

    歯の構造を簡単に説明すると、表面にエナメル質があり、その奥に象牙質、さらに奥に神経があります。
    虫歯の場合、最初は歯の表面のエナメル質だけが虫歯菌に感染します。
    そして治療しなければ虫歯はどんどん奥に進行し、やがて象牙質や神経まで虫歯菌が到達します。

    歯の神経を抜くのは虫歯が歯の神経、もしくはその付近まで到達した場合になります。
    当然歯の神経は抜かない方が良いですから、虫歯治療は神経を抜かない前提で行います。
    しかし前述したケースにおいては細菌感染などのリスクから、どうしても神経を抜かなければなりません。

    歯の神経を抜くとどうなるか

    歯の神経を抜けば神経がもたらしていた効果が全て失われ、次のような問題が起こります。

    ・歯が脆くなる
    神経は歯に栄養を届ける役割を果たしているため、神経を抜けば歯に栄養が行き届きにくくなります。
    そうなると歯からは栄養が失われ、脆くやわらかい状態になってしまいます。
    また、栄養が行き届かない影響で見た目も黒く変色してしまいます。

    ・痛みを感じなくなる
    そもそも虫歯で歯が痛むのは神経が痛みを伝達しているからで、神経を抜くことで痛みも感じなくなります。
    中にはこれらをプラスに捉える方もいますが、痛みを感じなくなるのは実はとても怖いことです。
    なぜなら、痛みを感じないことで歯の異常に気づけなくなるからです。

    ・虫歯が進行しやすくなる
    神経は歯が虫歯になると防御機能を働かせます。
    「虫歯菌の経路を塞ぐ」、「象牙質を再生させる」などして虫歯の進行を食い止めているのです。
    しかし神経を抜けばその防御機能も働かなくなるため、虫歯も進行しやすくなります。

    歯の神経を抜かない治療方法

    神経を抜く必要があるほど進行した虫歯でも、治療方法によって神経を抜かなくてすむ場合があります。
    例を挙げると「わざと虫歯を残して虫歯菌を無菌化する」、
    「歯を削る範囲を最小限にとどめて虫歯菌のみを除去する」などの方法があります。

    ただし、こうした治療方法も絶対に神経を残せるとは断言できず、
    虫歯の進行度や歯の状態によってはやはり神経を抜かなければなりません。
    ですから、これらの治療は「神経を抜かない方法」ではなく「神経を抜かなくてすむかもしれない方法」です。

    虫歯の早期治療の重要性

    歯の神経を抜くのは治療としても辛いですし、神経を失うデメリットも数多くあります。
    このため、虫歯治療で神経を抜くのはできれば避けたいと思うのが自然です。
    さて、虫歯治療において確実に神経を抜かずにすむ方法が1つだけあり、それは虫歯を放置しないことです。

    虫歯治療において神経を抜く必要があるのは、虫歯が歯の神経まで進行した場合です。
    逆に言えば、虫歯が歯の神経まで進行する前に治療すれば、確実に神経を抜くのを避けられます。
    そのためには虫歯を放置せず、自覚した時点ですぐ歯科医院に行って治療することが大切です。

    虫歯以外の原因で歯の神経を抜くケース

    治療において神経を抜く必要性があるのは、虫歯治療だけではありません。
    次の症状が起こった場合も、状態によっては神経を抜かなければなりません。

    ・歯の根に膿みが溜まっている
    歯の根が細菌に感染すると、根の先端部分に膿みの袋ができます。
    これによって激痛をもたらすため、痛みの解消のために神経を抜かなければならないことがあります。
    最も、この場合は既に神経が死んでしまっているケースもあります。

    ・重度の知覚過敏
    従来の知覚過敏なら神経を抜く必要はないですが、重度の場合はそうはいかないことがあります。
    重度の知覚過敏だとエナメル質だけでなく象牙質も傷ついた状態ですから、
    神経を抜かなければ常に激痛を感じてしまいます。

    まとめ

    いかがでしたか?
    最後に、虫歯治療で歯の神経を抜く必要性についてまとめます。

    1. 歯の神経を抜くのはどんな場合か :虫歯が歯の神経、もしくはその付近まで進行している場合
    2. 歯の神経を抜くとどうなるか :歯が脆くなる、痛みを感じなくなる、虫歯が進行しやすくなる
    3. 歯の神経を抜かない治療方法 :絶対に神経をぬかなくてすむとは断言できない
    4. 虫歯の早期治療の重要性 :虫歯になっても早期治療すれば歯の神経を抜く事態にはならない
    5. 虫歯以外の原因で歯の神経を抜くケース :歯の根に膿みが溜まっている、重度の知覚過敏など

    これら5つのことから、虫歯治療で歯の神経を抜く必要性について分かります。
    「歯の神経は抜いた方が良いか?」の質問に対しては、「抜かない方が良い」の回答になります。
    しかし、虫歯の状態によってはそれでも歯の神経を抜かなければなりません。

    最も、虫歯が歯の神経まで進行していなければそんな事態にはならないですし、
    虫歯を放置しなければ歯の神経まで進行することもありません。
    つまり、虫歯において歯の神経を抜かずにすむ確実な方法は、虫歯になったら早期治療することです。

  • 歯の神経を抜くってどういうこと? 2018.09.14

  • 大田区大森駅ナカの歯医者さん、大森のよこすか歯科医院です。
    今回のテーマは「歯の神経を抜くことについて」です。
    虫歯治療は「歯を削って詰め物で処置する」が基本ですが、それだけで治せないこともあります。

    虫歯が象牙質よりもさらに奥まで進行している場合、治療の中で神経の除去が必要になることもあります。
    「歯を削れば虫歯を治せる」と思っていた方にとって神経の除去は予想外の治療であり、
    そのため神経を抜くことに不安を感じるのではないでしょうか。

    歯の神経の役割

    歯の神経は普段その存在を感じることはないものの、実は日常生活において大切な役割を果たしています。

    ・食生活における役割
    冷たいものを飲食すれば冷たく感じ、温かいものを飲食すれば温かく感じます。
    これらは食事において当然の感触ですが、こうした感触が得られるのは神経のおかげであり、
    つまり神経は食生活を楽しむ上で重要な役割を果たしています。

    ・歯の健康における役割
    虫歯や歯周病の原因菌は常に口の中に存在しています。
    それでもすぐに歯が虫歯や歯周病にならないのは、歯に栄養が行き届いているからです。
    そして、こうした栄養を歯に届けているのが神経であり、神経内の血管を通じて行き届けられています。

    ・歯の異常を知らせる役割
    虫歯を自覚するきっかけとして最も多いのが「痛み」です。
    つまり、「痛み」という自覚症状が私達に歯の異常を知らせているのです。
    そして、こうした痛みを脳に伝えるのも神経の役割です。

    ・歯を守る役割
    虫歯になると、神経によって防御機能が働いて歯を強くさせます。
    さらに神経は虫歯の原因菌が進む道を塞ぎ、虫歯の進行を食い止めようとします。
    すんなりと虫歯が進行しないのは、このように神経が歯を守っているからです。

    歯の神経を抜くのはなぜ

    治療の中で歯の神経を抜けば、上記で説明した神経の役割が得られなくなります。
    それでも歯の神経を抜くのは、歯がそうしなければならないほど深刻な状態になっているからで、
    例えば次のようなケースでは神経を抜かなければなりません。

    ・虫歯が神経まで進行した場合
    虫歯はどんどん歯の奥に進行していき、やがて神経まで到達します。
    そして神経が虫歯の原因菌に感染してしまうことで、激しい痛みをもたらします。
    この激痛が続くと眠ることすら困難なため、ここまで虫歯が進行すると神経を抜かなければなりません。

    ・重度の知覚過敏が起こった場合
    知覚過敏とは、歯が刺激を受けた時に一瞬ピリッと感覚がすることで、
    表面のエナメル質が傷ついている場合などに起こります。この知覚過敏が重度の場合、
    象牙質まで傷ついて激しい痛みをもたらすため、神経を抜かなければなりません。

    ・歯の根っこに膿みがたまった場合
    歯の根っこが細菌に感染すると、その先端部分に膿みの袋ができてしまいます。
    そうなると激しい痛みをもたらすため神経を抜かなければならないですし、
    この場合状態によっては既に神経が死んでしまっている可能性もあります。

    歯の神経を抜く治療

    歯の神経を抜く場合に必要となるのは根管治療と呼ばれる治療です。
    治療の目的は細菌や細菌に感染した神経を除去し、根管内の清掃と消毒をすることです。
    ただし、根管治療は気軽できる治療ではなく、その理由は2つあります。

    まず治療内容自体が患者さんにとって大きな負担となることで、
    麻酔を使用するものの、刺激に敏感な神経が集まる根管内の治療では痛みを感じるでしょう。
    もう1つの理由は、根管治療は難易度が高い治療であるためです。

    根管内は患者さん…つまり人によって全く異なった形状になっている上に目で確認できません。
    このため歯科医はレントゲンやCTを使用して、根管内の形状を慎重に確認しながら治療を行います。
    仮に細菌が少しでも残ってしまえば、治療後に再び激しい痛みを感じてしまいます。

    歯の神経を抜くとどうなるか

    歯の神経を抜くと、神経の役割が全て失われてしまいます。
    歯に栄養が行き届かなくなることで歯は脆くやわらかくなりますし、見た目も黒ずんで変色します。
    さらに痛みも感じなくなることで、その歯に異常が起こっても気づきにくくなってしまいます。

    このため、今後の日常生活において歯の神経を抜くことはデメリットしかないのです。
    しかし虫歯の状態次第ではどうしても神経を抜く必要があるため、
    それを防ぐには虫歯を予防する、そして虫歯になったらすぐに治療することが大切です。

    まとめ

    いかがでしたか?
    最後に、歯の神経を抜くことについてまとめます。

    1. 歯の神経の役割 :食事において温度差を感じる、歯に栄養を届ける、歯の異常を知らせるなど
    2. 歯の神経を抜くのはなぜ :虫歯が神経まで進行した場合などは神経を抜かなければならない
    3. 歯の神経を抜く治療 :根管治療と呼ばれる治療で、治療の難易度が高い
    4. 歯の神経を抜くとどうなるか :歯が脆くやわらかくなる、見た目が黒く変色するなど

    これら4つのことから、歯の神経を抜くことについて分かります。
    歯の神経を抜けば当然神経は失われてしまいますが、それ以外でも神経が失われるケースがあります。

    例えば虫歯を放置する…この場合はいずれ歯の神経まで虫歯が進行しますが、
    その状態でも治療しなければ神経は死んでしまいます。

    つまり虫歯が酷くなると治療においても症状においても神経が失われてしまうため、
    そう考えると神経を守るには虫歯の予防もしくは早期治療が必要です。

  • 例え虫歯でも、歯が痛くないなら治療しなくても良いで 2018.09.07

  • 大田区大森駅ナカの歯医者さん、大森のよこすか歯科医院です。
    今回のテーマは「虫歯治療の必要性」です。
    みなさんが虫歯になって歯科医院に行く時、そもそもなぜ虫歯を治そうと思ったのでしょうか。

    仮にそのような質問をしたとすれば、ほとんどの方が「歯が痛いから」と回答するでしょう。
    「歯が痛いから虫歯を治す」…では歯が痛くなければ治す必要はないのでしょうか。
    実際、痛みがないことを理由に治療を放置する方もいますが、その考えは間違っています。

    虫歯は自然には治らない

    まず知っておいてほしいのは、虫歯は自然には治らないということです。
    正確には、本当に虫歯になりたての状態であればケア次第で治ることもありますが、
    少なくとも痛みを感じるほどの虫歯なら治療しない限り治りません。

    例えば風邪を引いた場合、ほんの少しの風邪なら病院で治療しなくても自然に治ります。
    しかし風邪と虫歯と全く違い、虫歯は治療しない限り治らないのです。
    このため、虫歯になっても治療しない方はそのままずっと虫歯の状態が続くことになります。

    虫歯を治療しないとどうなるか

    虫歯は自然に治らないのですから、治療しなければ虫歯の状態がずっと続きます。
    しかしそれは「今の虫歯の状態が続く」という意味ではなく、虫歯そのものは進行していきます。
    つまり、治療しなければ虫歯は進行してどんどん酷くなり、次のような症状が起こります。

    ・痛みが増す
    虫歯の痛みは一定ではありません。象牙質まで虫歯が進行すると痛みを感じるようになりますが、
    さらに進行すれば歯の神経にまで虫歯が到達し、そうなると眠れないほどの激痛になります。

    ・歯の神経が死ぬ
    歯の神経まで虫歯が到達すれば、やがて歯の神経は死んでしまいます。
    歯の神経が死ぬと歯が変色して見た目も悪くなり、栄養も行き届かなくなるため歯は脆くなります。

    ・簡単に治療できない
    虫歯治療が嫌で虫歯を放置する方がいますが、虫歯を放置するほど後の治療が辛くなります。
    と言うのも、虫歯が進行すれば治療内容が変わり、歯を削るだけでは治せないこともあるからです。

    ・歯を失う
    歯を失う原因は歯周病だけではありません。治療しなければ虫歯でも最終的に歯を失います。
    末期段階まで虫歯が進行すると、歯は原型が残らないほど溶かされてしまいます。

    ・命にかかわる病気を招く
    虫歯の原因菌は歯を完全に破壊した後、今度は血液の中に入り込みます。
    そして血管を通じて脳や心臓にまわってしまうと、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こすことがあります。

    虫歯に対する間違った知識

    虫歯に対して間違った知識を持っていると、虫歯になるリスクや重症化するリスクが高まってしまいます。
    そこで、一般的に間違っていることの多い虫歯の知識をまとめます。

    ・1日3回歯磨きをしていれば虫歯にならない?
    そうとは限りません。なぜなら、歯磨きにおいて大切なのは「回数」ではなく「精密さ」だからです。
    効率良く多くのプラークを除去できなければ、例え1日10回歯磨きしても予防効果は低いです。
    デンタルフロスを使う、歯科医院でブラッシング指導を受けるなどして歯磨きの技術を高めましょう。

    ・歯が痛くなってもすぐ歯科医院に言えば虫歯は簡単に治る?
    歯が痛くなってすぐ歯科医院に行くのは行動としては正しいですが、タイミングとしては遅いです。
    と言うのも、初期の虫歯は痛みを感じないため、歯が痛むということは既に虫歯が進行しているからです。
    このため虫歯は治せるものの、初期の虫歯のような全く歯を削らず治すのは難しいでしょう。

    ・虫歯治療した歯は二度と虫歯にならない?
    虫歯治療をして詰め物や被せ物をした歯でも、虫歯が再発することがあります。
    これは二次虫歯と呼ばれるもので、決して稀なケースではなくむしろ多いケースです。
    二次虫歯の予防方法としては、詰め物や被せ物をセラミックにするのが効果的です。

    ・虫歯の痛みが急になくなったのは虫歯が治ったから?
    何も治療していないのであれば、痛みを感じるほどの虫歯が自然に治ることはありません。
    この場合、痛みを感じなくなったのは歯の神経が死んでしまったことが考えられ、
    虫歯が治ったどころかむしろ進行して酷くなってしまっています。

    ・乳歯なら虫歯になっても問題ない?
    子供の虫歯において、いずれ抜ける乳歯なら虫歯になっても問題ないと考える方がいます。
    しかしそれは間違いで、乳歯が虫歯になることはその後に生えてくる永久歯に悪い影響をもたらします。
    例えば「永久歯の虫歯のリスクが高まる」、「顎の発達が損なわれる」などの問題が起こります。

    まとめ

    いかがでしたか?
    最後に、虫歯治療の必要性についてまとめます。

    1. 虫歯は自然には治らない :進行した虫歯は治療しない限り治らない
    2. 虫歯を治療しないとどうなるか :痛みが増す、歯の神経が死ぬ、簡単に治療できなくなる、歯を失うなど
    3. 虫歯に対する間違って知識 :「1日3回歯磨きすれば虫歯にならない?」→「回数よりも精密が大切」など

    これら3つのことから、虫歯治療の必要性について分かります。
    そもそも痛みの有無を基準に虫歯を判断してはいけません。
    例えば歯の神経が死ぬほど虫歯が進行した場合、状態としては深刻です。

    しかしこの場合、歯の神経が死んだことでむしろ虫歯の痛みは感じなくなっています。
    このため「歯が痛い=虫歯が深刻」とは限らず、
    一方で「歯が痛くない=虫歯を放置しても問題ない」ということでもないのです。

  • 矯正治療の費用や歯科医の技術は歯科医院によって差が 2018.09.01

  • 大田区大森駅ナカの歯医者さん、大森のよこすか歯科医院です。
    今回のテーマは「矯正治療の費用と歯科医の技術の差」です。
    矯正治療を受ける歯科医院を選ぶ時には、虫歯治療の時と同じ感覚で選んではいけません。

    虫歯治療の場合、ほとんどの方が通院の距離だけを基準にして歯科医院を選ぶと思いますが、
    矯正治療では治療を受ける歯科医院を慎重に選んだ方が良いでしょう。
    と言うのも、治療の費用や歯科医の技術などにおいて、歯科医院によって明確な差があるからです。

    矯正治療の費用に差があるのはなぜ?

    矯正治療の費用が歯科医院によって異なるのには次の3つの理由があります。

    費用が異なる理由1. 自由診療の治療費の概念

    矯正治療は自由診療であり、健康保険が適用されない治療です。
    そしてこうした自由診療の場合、その費用は医療機関ごとで自由に設定できるようになっています。

    もちろんある程度の相場は決まっているものの、医療機関ごとで費用を設定できるため、
    当然歯科医院ごとで費用が異なる…つまり費用に差が出るのです。

    自由診療に費用の概念がこのようになっていることから、
    矯正治療に限らずホワイトニングやインプラントなどの治療費にも同じことが言えます。

    費用が異なる理由2. 採用している矯正方法の違い

    矯正治療の方法はいくつかあり、どの方法を採用しているかは歯科医院によって異なります。
    ワイヤー矯正に対応した歯科医院もあるでしょうし、マウスピース矯正に対応した歯科医院もあるでしょう。

    そして、矯正方法が違うということは使用する医療器具も違うということになり、
    これもまた歯科医院によって費用が異なる理由になっています。

    ですから、いくつかの歯科医院で費用を比較する場合は、それぞれの歯科医院の治療方法にも注目しましょう。
    それぞれの歯科医院が全く違う治療方法だとすれば、それはどちらが安いかという比較はできません。

    費用が異なる理由3. 費用の算出方法の違い

    矯正治療の費用の算出方法は主に2つで、1つは最初の時点で全額支払う「総額制」、
    もう1つは通院するたびに費用を支払う「処置別払い制」です。

    これらは単に支払いのシステムが違うだけでなく、トータルの費用において差を生む理由の1つになります。
    例えば、矯正治療が予想以上に短い期間で終わった場合は処置別払い制の方が安くなります。

    一方、治療期間が長引いた場合は総額制の方が安くなります。
    このため、治療期間次第で総額制の歯科医院が安い場合もありますし、逆に高い場合もあるのです。

    歯科医に技術の差があるのはなぜ?

    どんな業種でも人によってレベルの差があるように、歯科においても歯科医によってレベルの差はあります。
    ですから、実際には虫歯や歯周病の治療でも歯科医によってレベルの差があるのです。
    矯正治療は難易度の高い治療ですから、特にそのレベルの差がハッキリと出る治療です。

    また、日本の歯科医師法では歯科医師免許があれば全ての歯科治療が行えるようになっており、
    例えば矯正治療の経験がなくても歯科医であれば治療を行えます。
    その一方で経験と実績のある歯科医もいるため、この点もレベルの差が出る原因になっています。

    レベルの高い歯科医はどうやって見つける?

    矯正治療における歯科医のレベルを判断する上で最も参考になるのが「資格」です。
    矯正治療では、治療技術と歯科医のレベルの向上を目的とした学会がいくつか存在します。
    その中でも特に会員数が多いのが日本矯正歯科学会で、この学会では認定医・専門医制度を設けています。
    特に専門医の資格は簡単には取得できず、次の基準を全て満たしていなければなりません。

    ・日本矯正歯科学会・認定医の資格を有する歯科医師であること
    ・10年以上継続して学会の会員であること
    ・学会の定めた10種類の課題症例を自分で治療し、
    なおかつそれら全ての治療結果が学会の定めた基準を満たして合格すること
    ・過去10年以内に学会の定めた刊行物、もしくは学術集会において矯正歯科に関する発表をしたもの
    ・学会倫理規定を遵守するもの

    …この基準から分かるとおり、日本矯正歯科学会の専門医になるには最低10年の経験が必要であり、
    なおかつ様々な症例において一定以上の治療実績がなければなりません。
    このため、日本矯正歯科学会の専門医の資格を持つ歯科医なら矯正治療のレベルが高いと判断できます。

    まとめ

    いかがでしたか?
    最後に、矯正治療の費用と歯科医の技術の差についてまとめます。

    1. 矯正治療の費用に差があるのはなぜ? :自由診療の概念、矯正方法、費用の支払いのシステムが理由
    2. 歯科医に技術の差があるのはなぜ? :矯正治療は難易度が高いため、レベルの差が特にハッキリと出る

    これら2つのことから、矯正治療の費用と歯科医の技術の差について分かります。
    矯正治療における歯科医のレベルの高さを判断するには、
    日本矯正歯科学会の専門医の資格に注目するのが良いと説明しました。

    これについて1つ補足すると、
    日本矯正歯科学会のWEBサイトでは専門医が在籍する歯科医院を都道府県別に検索できます。
    このため、WEBサイトを利用すれば自宅の近くで専門医が在籍する歯科医院を簡単に探せます。

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