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インプラントは保険適応しますか?|大田区大森の歯医者さん|よこすか歯科医院

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11月, 2017年

  • インプラントは保険適応しますか? 2017.11.25

  • 大田区大森駅ナカの歯医者さん、大森のよこすか歯科医院です。
    今回のテーマは「インプラントと健康保険適用の有無」です。
    歯科治療の1つであるインプラントの治療費に健康保険は適用されるのでしょうか。

    これについては調べてもよく分からないという方が多く、それは歯科医院ごとで異なる回答があるからです。
    ではなぜ歯科医院ごとで回答が異なるのか?実際は適用されるのか?
    …これらの点について分かりやすく説明していきます。

    基本的に健康保険は適用されない

    まず結論からいうと、インプラントは基本的に健康保険が適用されません。
    最も、歯科治療において健康保険が適用されないケースは実は珍しくありません。
    例えばセラミック治療、歯列矯正、ホワイトニング…これらはいずれも健康保険が適用されない治療です。

    ではなぜ適用されないのか?…それは治療に審美目的を兼ねているからです。
    そもそも健康保険の適用は文字どおり身体の健康において必要な治療であり、
    なおかつその治療は最低限のものに限られているのです。

    このため、健康とは無関係で完全に審美目的となるホワイトニングはもちろん、
    例え健康のために必要でも最低限の治療とは言えないセラミック治療に健康保険は適用されません。
    そしてインプラントもまた最低限と治療とは言えないため、健康保険が適用されないのです。

    健康保険適用のケース

    上記でインプラントは「基本的に」健康保険が適用されないと表現した点から分かるとおり、
    例外として健康保険が適用されるケースもあります。
    ただしその条件は非常に厳しいものになっており、健康保険が適用されるのは以下のケースです。

    ・以下の保険医療機関の主治医から生まれつきの病気と診断され、
    なおかつ顎骨の1/3以上が連続して欠損している
    ・腫瘍、顎骨骨髄炎などの病気、もしくは事故が原因で顎骨の1/3以上を失っている
    ・顎の骨の形成不全である

    …インプラントで健康保険が適用されるのは、上記のいずれかが理由でインプラントするケースです。
    また、例え上記に該当する理由であっても治療を受ける歯科医院にも条件が設けられています。

    ・病院(入院用のベッドが20床以上ある施設)になる歯科、もしくは口腔外科
    ・「その病院の歯科、または口腔外科で5年以上の治療経験を持つ」、
    「3年以上のインプラント義歯の治療経験を持つ」、
    このいずれかに該当する歯科医師が常勤で2名以上配置されている
    当直体制、国が定めている医療機器、医薬品などの管理が整備されている

    …これらの条件を全て満たす歯科医院で治療を受けなければ、健康保険は適用されないのです。
    つまりインプラントで健康保険が適用されるケースは、
    決められた理由でなおかつ決められた条件の歯科医院で治療を受ける場合のみとなっています。

    歯科医院ごとで回答が異なる理由

    ある歯科医院では健康保険が適用されると言われ、
    またある歯科医院では健康保険が適用されないと言われた経験のある方もいるでしょう。
    このように歯科医院ごとで回答が異なる理由は、
    健康保険適用のルールが決まった時期が比較的最近だからです。

    以前はインプラントの場合は例外なく健康保険が適用されませんでしたが、
    平成24年の4月から改定され、上記で説明したケースのみ健康保険が適用されるようになったのです。
    このため、例えばインターネットでとある歯科医院の説明を確認したとしても、
    その説明文が平成24年の4月以前で作成されたものなら、健康保険が適用されないと説明されているのです。

    一方、平成24年の4月以降に作成されたものなら今回お伝えした内容がそのまま説明されており、
    説明文作成のタイミングが原因で回答が異なるという状況を生んでしまっているのです。
    最も、今回の説明は平成29年の10月に作成したものですから、
    今後またルールが改定されればこの説明もまた過去のものとなってしまうでしょう。

    まとめ

    いかがでしたか?
    最後に、インプラントと健康保険適用の有無についてまとめます。

    1. 基本的に健康保険は適用されない :審美目的を兼ねているため、インプラントは健康保険が適用されない
    2. 健康保険適用のケース :例外的に適用されることもあるが、その条件は非常に厳しい(条件は本文参照)
    3. 歯科医院ごとで回答が異なる理由 :健康保険適用となったのが平成24年4月以降と新しいため

    これら3つのことから、インプラントと健康保険適用の有無が分かります。
    まとめると、審美目的を兼ねてのインプラントでは健康保険は適用されません。
    しかし生まれつきの病気など、条件によっては健康保険が適用されるようになりました。

    ただしその条件は非常に厳しく、症状の度合いや治療を受ける歯科医院が細かく指定されています。
    また、こうした健康保険適用のケースが誕生したのは平成24年の4月以降です。
    このため、それ以前のタイミングでの説明では健康保険は100%適用されないと解説されています。

  • インプラント治療の代表的な流れを教えて下さい 2017.11.10

  • 大田区大森駅ナカの歯医者さん、大森のよこすか歯科医院です。
    今回のテーマは「インプラント治療の流れ」です。
    インプラント治療は他の歯科治療に比べて治療期間が長く、一般的に3ヶ月~1年ほど掛かります。

    3ヶ月と1年では期間が大きく異なりますが、これは治療の段階で必要な定着期間に個人差があるからです。
    さて、インプラント治療においてはこうした治療期間の長さや費用の高さを知っている方は多いものの、
    肝心の治療内容についてはよく知らないという方も少なくありません。

    そこで、ここではインプラント治療の治療内容をテーマにして、治療の具体的な流れを説明していきます。

    精密検査とカウンセリング

    後で説明しますが、インプラント治療は手術を伴うため、体調やお口の状態次第では行うことはできません。
    それを診断するため、治療前にaはCTを用いた本格的な精密検査を行います。
    また、インプラント治療における費用や通院期間などについてカウンセリングを設けて詳しく説明します。

    もちろん治療における疑問点があれば質問することもできますし、
    歯科医院によっては無料でカウンセリングだけを行えるところもあります。
    ちなみに精密検査で問題が見つかった場合、その問題を解決する治療が最優先となります。

    一次手術

    インプラント治療では一般的に二度の手術を行います。そしてこの一次手術が、文字どおり一回目の手術です。
    一次手術の目的はインプラント…つまり人工の歯根の顎の骨に埋めこむことです。
    歯肉を切開した後、顎の骨に穴をあけてそこにインプラントを埋めこみます。

    特に問題がなければ入院の必要もなく、手術そのものは1時間~3時間ほどで終わります。
    ここで患者さんが最も気にするのは痛みの有無ですが、痛み自体は麻酔によって大幅に軽減されます。
    痛みを感じるのは手術後の麻酔が切れた後で、その際は痛み止めでの対処が基本です。

    定着期間

    埋めこまれたインプラントは、手術直後は骨と結合していない状態です。
    次の段階の治療に進むにはこのインプラントと骨の結合が必須ですから、
    そのため完全な結合を待つための定着期間を設けます。

    この定着期間に個人差があることでトータルの治療期間にも差が出るのですが、
    完全に定着するまでは一般的に三ヶ月近く掛かると思っておいた方がいいでしょう。
    ちなみにこの期間はまだ歯がない状態になるため、一時的に仮歯を入れて対処します。

    二次手術

    定着期間後、二次手術を行います。二次手術の目的はアバットメントの装着で、
    これは埋めこんだインプラントと上部構造と呼ばれる人工の歯とを連結するためのものです。
    再び歯肉を切開して埋めこんだインプラントを露出させ、そこにアバットメントを取り付けます。

    二次手術は一次手術に比べると規模の小さい手術であり、手術時間も30分ほどで終わります。
    後は上部構造を取り付ければインプラント治療は終わりです。
    最も、上部構造は即日取り付けることはできず、二次手術から数週間経過した後に取り付けます。

    メンテナンス

    インプラント治療自体は二次手術後に上部構造を取り付けて終了ですが、
    治療後はメンテナンスのための通院が定期的に必要です。
    ここで治療内容としてメンテナンスも含めたのは、絶対に欠かしてはならないからです。

    インプラントを使用している方にとってメンテナンスは大変重要で、
    これを怠ることでインプラントの寿命は短くなりますし、場合によってはインプラント脱落を招きます。
    特に怖いのは歯周病で、その予防や確認、噛み合わせの調整などをメンテナンスで行います。

    一回法について


    インプラント治療には二つの方法があり、ここでお伝えしたのは二回法と呼ばれる方法です。
    二回法の「二」は行う手術の回数を示しており、一度の手術で終わらす「一回法」と呼ばれる方法もあります。
    違いを簡単に説明すれば、一回法は最初の手術時に埋めこんだインプラントを露出したままにしておきます。

    それによってアバットメントを取り付ける際に再度歯肉を切開する必要がなくなるため、
    トータル一回の手術で治療を終わらすことができるのです。
    治療期間の短縮や身体の負担を軽減できるのはメリットですが、
    一方で一回法はインプラントが露出したままになるため、細菌感染のリスクが高まるデメリットがあります。

    まとめ

    いかがでしたか?
    最後に、インプラント治療の流れについてまとめます。

    1. 精密検査とカウンセリング :治療できる健康状態かどうかの診断、治療内容や費用の説明などを行う
    2. 一次手術 :歯肉を切開して顎の骨にインプラントを埋めこむ
    3. 定着期間 :埋めこんだインプラントと骨が完全に結合するのを待つための期間
    4. 二次手術 :再び歯肉を切開して埋めこんだインプラントを露出させ、アバットメントを取り付ける
    5. メンテナンス :歯周病の予防や確認、噛み合わせの調整などを行う
    6. 一回法について :一度の手術で治療を終える一回法と呼ばれる方法もある

    これら6つのことから、インプラント治療の流れが分かります。
    治療内容を見ると分かるとおり、インプラント治療は歯科治療の中でも手術を伴う大きな治療です。
    このため治療を受ける側…つまり患者さんとしても信頼できる歯科医院を選ばなければなりません。
    また、これだけの治療となるとインプラント治療を受けるかどうかは即決できないでしょうから、
    無料のメール相談やカウンセリングを利用して歯科医と相談してから治療を決断してください。

  • そもそもインプラントとはどのような治療法ですか 2017.11.01

  • 大田区大森駅ナカの歯医者さん、大森のよこすか歯科医院です。
    今回のテーマは「インプラント治療の説明」です。
    インプラント治療は画期的でありながらも、まだまだ一般的な治療とまではなっていません。

    実際、「失った歯を取り戻せる」などのキャッチフレーズは知っていても、
    具体的にどんな治療方法なのかを知らないという方も多いでしょう。
    そこで、ここではインプラント治療についての説明をしていきます。

    治療方法

    インプラントの治療方法を簡単に説明すると、
    「顎の骨に人工の歯の根を埋め込んで人工の歯を被せる」というものです。
    人工の歯と聞くと入れ歯を連想するでしょうが、入れ歯の場合は装着しているだけあって歯の根はありません。

    例えるならキャップを被せているだけの状態に等しいですから、不安定で簡単に外れてしまうのです。
    その点インプラントは人工の歯の根を埋め込んだ上に人工の歯を被せますから、
    入れ歯のように外れてしまうことはなく、天然の歯とほぼ同じ感覚を再現できるのです。

    インプラントの構造

    インプラントは3つの構造に分かれています。
    まずインプラント体と呼ばれるもので、これが人工の歯の根の役割を果たします。
    そして上部構造…これは被せ物であり、人工の歯の役割を果たします。
    さて、このインプラント体と上部構造は直接つなげることができません。

    そこで使用されるのがアバットメントというもので、
    これがインプラント体と上部構造を連結させる役割…つまりジョイント役を果たします。
    つまりインプラントは人工の歯の根であるインプラント体、
    人工の歯である上部構造、これらを連結するアバットメントの3つのパーツでできています。

    費用

    インプラント治療は基本的に健康保険が適用されないため、費用は高くなります。
    歯科医院や使用する素材によって費用は異なるので一概には言えないものの、
    相場としては1本30万円~45万円ほどになっています。

    また、平成24年以降はインプラント治療でも一部健康保険が適用されるようになりました。
    しかしその条件は非常に厳しく、治療の理由や顎骨の欠損状態、
    治療を受ける歯科医院の体制が関係してきます。

    治療の流れ

    インプラント治療は手術を伴うため、お口や身体の健康状態によっては治療を受けられません。
    このためまずは精密検査を行い、治療内容や費用を説明するためのカウンセリングも行います。
    その後一次手術によって人工の歯の根…つまりインプラント体を顎の骨に埋めこみます。

    手術後は定着期間を設けてインプラント体が骨としっかり結合するのを待ち、
    定着後に二次手術によってアバットメントの装着を行います。最後は上部構造となる被せ物を立てて完了ですが、治療後はメンテナンスのための通院が定期的に必要になります。

    インプラントの欠点

    インプラントと比較対象になるのが入れ歯ですが、全てにおいて入れ歯よりも優れているわけではありません。
    確かに仕様や快適さは天然の歯に近いインプラントの方が遥かに優れていますが、
    その一方で欠点もあるのです。ちなみに、インプラントには以下のような欠点があります。

    費用が高い

    健康保険が適用されないため、インプラント治療は費用が高くなっています。
    格安インプラントというものもありますが、あまりに安い場合は粗悪な素材を使用している可能性があります。

    治療にリスクを伴う

    手術を必要とする治療のため、入れ歯に比べて治療にリスクが伴います。
    例え信用できる歯科医院でも、リスクを完全にゼロにすることはできません。

    誰でも治療を受けられるわけではない

    お口や身体の健康状態によっては治療を受けられないことがあります。
    また、長期間通院する体力がないと判断された場合も治療が受けられません。

    長期間の通院が必要

    数ヶ月以上の通院が必要になり、さらに治療後もメンテナンスのための通院が必要です。
    その都度費用はかかりますし、通院のための交通費も考えなければなりません。

    治療できる歯科医院が限られる

    手術を必要とする治療のため、インプラント治療は全ての歯科医院で行っているわけではありません。
    このため、住んでいる地域や場所によっては治療を受けられる歯科医院を探すだけで苦労します。

    …インプラント治療にはこうした欠点があり、
    これらの欠点をまとめると入れ歯に比べて「お手軽さがない」ということになります。

    まとめ

    いかがでしたか?
    最後に、インプラント治療の説明についてまとめます。

    1. 治療方法 :手術によって顎の骨に人工の歯の根を埋め込み、その上から人工の歯を被せる
    2. インプラントの構造 :インプラント体、上部構造、アバットメントの3つのパーツからなっている
    3. 費用 :相場としては1本30万円~45万円くらい
    4. 治療の流れ :精密検査とカウンセリング後に手術、期間を空けて2度目の手術、その後はメンテナンス
    5. インプラントの欠点 :「費用が高い」や「治療期間が長い」など、入れ歯に比べてお手軽さがない

    これら5つのことから、インプラント治療の説明について分かります。
    美しい上部構造で見た目が美しく、なおかつインプラント体を埋め込むことで安定させ、
    それによって天然の歯に近い感覚を再現できるのがインプラント治療です。

    その一方で治療においては手術を伴うためリスクが発生しますし、
    費用の高さや治療期間の長さ、治療を受けられる歯科医院の少なさが欠点です。
    利点と欠点をしっかり把握した上で、インプラント治療を受けるかどうかを考えましょう。

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