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妊娠すると歯が弱くなると聞きましたが、本当ですか?どうしたらよいですか?|大田区大森の歯医者さん|よこすか歯科医院

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3月, 2017年

  • 妊娠すると歯が弱くなると聞きましたが、本当ですか? 2017.03.20

  • 大田区大森駅ナカの歯医者さん、大森のよこすか歯科医院です。
    今回のテーマは「妊娠すると歯が弱くなるのは本当なのか?」です。
    妊娠すると歯が弱くなって虫歯になりやすい…そう聞いたことがある人もいると思います。

    最も、そう聞いたことはあっても理由までは分からないという人がほとんどでしょうし、
    理由が分からないとなると、妊娠で歯が弱くなるというのは本当なのかも疑わしくなってきます。
    そこで、ここでは妊娠中の歯の状態について解説していきます。

    1. 間違った知識に注意

    妊娠すると歯が弱くなる、その理由として赤ちゃんにカルシウムを取られてしまうと答える人がいます。
    まずこの知識は間違いで、赤ちゃんのせいで歯が弱くなることはありません。
    そもそも歯のカルシウムというのは妊娠に限らず、どんな場合も血液中に溶け出すことはないのです。

    と言うことは、当然胎盤を通してお腹の赤ちゃんに歯のカルシウムが届くことはあり得ないのです。
    しかし、妊娠すると虫歯などの病気になりやすいというのは本当です。
    当然それには理由があるわけで、以下の項目でその正しい理由を解説します。

    2. 悪阻の影響

    個人差はあるものの、妊娠すると一定の期間は悪阻に悩まされます。
    そして、この悪阻が虫歯などを引き起こしやすくなる要因の一つになります。
    理由は簡単で、悪阻によってお口の中を清潔な状態に保つのが難しくなるからです。

    悪阻による嘔吐でお口の中が汚れますし、嘔吐によって出される胃液は強酸性で歯に悪影響を及ぼします。
    さらに悪阻で気分が悪いと歯磨きすら苦しくなり、とても丁寧に磨くような余裕はないでしょう。
    このような理由でお口の衛生面に問題が起こり、そのせいで虫歯などを引き起こしやすくなるのです。

    3. 飲食の頻度が増える

    お腹にいる赤ちゃんが大きくなってくると、内臓が押し上げられることによって胃が圧迫されます。
    そうなると、どうしても少しずつ何度も食事する生活習慣になってしまいます。
    また、鉄分や水分を補うための飲食の機会も増えるでしょう。

    こうして時間を決めずにちょこちょこと飲食をすることは、虫歯になるリスクを高める要因になるのです。
    飲食の頻度が高いことでお口の中は酸性状態が続くため、歯が溶かされて虫歯を招きます。
    最も、これは妊娠中に限ったことではないので、
    元々ダラダラ食べるのが習慣になっている人は例え男性や子供でも虫歯を引き起こしやすいのです。

    4. 唾液の分泌量が低下する

    これは、妊娠によって女性ホルモンのバランスが変化するのが原因です。
    女性ホルモンのバランスが変化することで唾液に粘り気が出てくる上、唾液の分泌量も低下します。
    つまり、「量が少なくてネバついている」というタイプの唾液に変化します。

    さて、唾液は細菌を洗浄する役割を持っているのですが、
    ネバついている上に量も少ないことで、従来の洗浄効果を発揮できなくなるのです。
    その結果細菌を除去しきれなくなり、さらに口の中は酸性状態が続くため虫歯になりやすいのです。

    5. 歯周病にも注意

    妊娠中は歯だけでなく歯肉にも注意が必要で、いわゆる歯周病です。
    歯周病菌の中には女性ホルモンをエネルギーとするものもあり、
    さらに妊娠するとその女性ホルモンの分泌が活発になるのです。
    そうなるとそれをエネルギーとする歯周病菌の働きも当然活発になり、歯周病になるリスクが高くなるのです。

    ちなみに「男性よりも女性の方が歯周病になりやすい」と言いますが、
    それは妊娠中には女性ホルモンの分泌が活発になることが根拠として挙げられています。
    また、妊娠中の歯周病は低体重児出産のリスクが7倍高めるとも言われており、
    徹底予防はもちろん、実際に歯周病になってしまった際には早期治療が必要です。

    まとめ

    いかがでしたか?
    最後に、妊娠すると歯が弱くなるのは本当か?についてまとめます。

    1. 間違った知識に注意 :「赤ちゃんにカルシウムを取られるから歯が弱くなる」は間違っている
    2. 悪阻の影響 :悪阻の影響で口の中を清潔に保ちづらく、さらに吐く時に出る胃液が歯に悪影響を及ぼす
    3. 飲食の頻度が増える :一定時期になると少量を何度も飲食するようになり、それが虫歯のリスクを高める
    4. 唾液の分泌量が低下する :唾液の分泌量が低下することで洗浄効果が不充分になり、虫歯になりやすい
    5. 歯周病にも注意 :女性ホルモンの分泌が活発になることで歯周病菌の働きも活発になる

    これら5つのことから、妊娠すると歯が弱くなるのは本当か?が分かります。
    そもそも赤ちゃんにカルシウムを取られるという間違った知識を生む元は、
    「妊娠すると歯が弱くなる」という表現にあります。

    正確には「妊娠すると口の中が虫歯になりやすい環境になる」と表現すべきでしょう。
    しかし、いくら虫歯になりやすいといっても妊娠中の虫歯や歯周病はお腹の赤ちゃんにも影響を与えます。
    このため、体調の良い時には歯科医院で検診を受けるなど、妊娠中は虫歯や歯周病対策が必須です。

  • 総入れ歯になった場合、噛み方にコツなどはあるのでし 2017.03.10

  • 大田区大森駅ナカの歯医者さん、大森のよこすか歯科医院です。
    今回のテーマは「総入れ歯になった場合の噛み方のコツ」です。
    総入れ歯を使用している人は前歯で噛むことが多いですが、
    これは前歯で噛むのがいいと知っていて噛んでいるではありません。

    人間は歯を失うと残った歯でものを噛むようになりますが、一般的には前歯が残りやすい傾向があります。
    このため「残った歯=前歯」という状態になるため、当然前歯で噛むようになります。
    この時の癖が総入れ歯になっても残っており、その結果前歯で噛む人が多いのです。
    つまり常に前歯で噛むのが正しいというわけではなく、ここでは総入れ歯の噛み方のコツを解説します。

    1. 食べ方について

    総入れ歯の咬合力は天然の歯に比べて3割ほどまで低下するため、どうしてもものが食べにくくなります。
    硬いものはもちろんですし、野菜などの繊維的なものも食べにくいと感じてしまうでしょう。
    このため、噛む以前に食べ方自体にもコツが必要です。

    基本は一度にたくさん口に含まないこと、一口大の大きさにしてよく噛むことです。
    硬いものは禁物とは言え、極端にやわらかいものばかり選んで食べてしまうと、
    噛むことによる刺激が脳に伝わらず、それが認知症を招く要因になると言われています。

    2. 前歯と奥歯の使い方

    総入れ歯の噛み方のコツは「前歯で噛んで奥歯でつぶす」です。
    これは天然の歯にも言えることですが、自由に噛めることでこの基本を疎かにする人が多いです。
    しかし、総入れ歯の場合はこの基本をしっかりと守ってください。

    仮に特定の歯だけで噛む癖をつけてしまうと、総入れ歯が外れやすくなってしまいます。
    と言うのも、前歯だけで噛んでいると奥歯が浮き上がり、言わばシーソーのような状態になるからです。
    実際にやってみると、最初は前歯で噛み切ることも奥歯でつぶすことも難しく感じるでしょう。
    しかし総入れ歯で噛む時は、できる限りこの基本の噛み方を守るようにしてください。

    3. 両側の歯で均等に噛む

    天然の歯では左右どちらかの歯で噛む癖がある人もいますが、入れ歯でこの噛み方はおすすめできません。
    これも上記で解説した入れ歯のシーソー状態を招く可能性があるからです。
    片側だけで噛んでいるとそれによって入れ歯の反対側が浮き上がり、やはり入れ歯が外れやすくなるのです。

    つまり、両側の歯で均等に噛むというのは、そういったシーソー状態を防ぐ意味でもあるのです。
    既に片側の歯で噛む癖がついているとこの噛み方も最初は慣れないでしょうが、
    入れ歯を安定させるためには両側の歯で均等に噛むことは必須です。

    4. やわらかいものから慣らしていく

    総入れ歯でうまく噛めない理由として不慣れなことも挙げられます。
    この問題を解決するには、文字どおり慣れるしかありません。
    そこで、最初はやわらかいものからから食べるようにして、徐々に総入れ歯に慣れていってください。

    やわらかいものに慣れたら、徐々に硬いものに挑戦していくのがいいでしょう。
    ただし、総入れ歯は元々あまり硬いものは噛めないため、その点の注意は必要です。
    使用した当初の総入れ歯は歯と言うよりも異物に近い違和感があるでしょうから、こうした慣れが必要です。

    5. どうしてもうまく噛めない時は

    総入れ歯に慣れるには時間が掛かりますし、すぐにうまく噛めるようにはなりません。
    しかし、あまりにもうまく噛めないようであれば歯科医に相談することをおすすめします。
    と言うのも、噛み合わせの調整を行うことで改善できる可能性もあるからです。

    通院の手間は掛かるものの、何度か微調整を行えば噛めるようになることがありますし、
    その意味でも総入れ歯を使用したての頃は定期的に歯科医院で診てもらうといいでしょう。
    根気よく慣らしていく、それが総入れ歯でうまく噛むためのコツです。

    まとめ

    いかがでしたか?
    最後に、総入れ歯になった場合の噛み方のコツについてまとめます。

    1. 食べ方について :たくさん口に含まず、一口大の大きさにしてよく噛む
    2. 前歯と奥歯の使い方 :基本は「前歯で噛んで奥歯でつぶす」。前歯や奥歯だけで噛むのはNG
    3. 両側の歯で均等に噛む :一方の歯だけで噛んでいると、反対側の入れ歯が浮き上がってしまう
    4. やわらかいものから慣らしていく :最初はやわらかいものを食べ、徐々に硬いものに慣らしていく
    5. どうしてもうまく噛めない時は :歯科医院で噛み合わせの調整を行うことで改善させることもある

    これら5つのことから、総入れ歯になった場合の噛み方のコツが分かります。
    総入れ歯の噛み方のコツは、まず何より総入れ歯に慣れることです。
    さらに、模範的な噛み方を徹底することです。

    前歯で噛んで奥歯でつぶすのは噛み方の基本ですし、よく噛むことも同様です。
    また、うまく噛めない時は歯科医に相談するのもいいですし、その際に具体的なコツを質問してもいいですね。
    総入れ歯は最初の頃は苦労するので、焦らず根気よく慣らしていってください。

  • 噛み合わせが悪いと、どのような悪影響があるのでしょ 2017.03.01

  • 大田区大森駅ナカの歯医者さん、大森のよこすか歯科医院です。
    今回のテーマは「噛み合わせの悪さによる悪影響」です。
    噛み合わせが悪いのが良くないのは誰もが知っていることですが、
    それに対して虫歯や歯周病のように危機感を持っていない人がほとんどです。

    しかし、噛み合わせが悪いことは身体に様々な悪影響をもたらします。
    もしあなたが今何らかの体調不良で悩んでいるなら、それは噛み合わせの悪さが原因なのかもしれません。
    そこで、ここではそんな噛み合わせの悪さによって起こる悪影響について解説していきます。

    1. 虫歯になりやすくなる

    虫歯の要因である虫歯菌はプラークの中に潜んでいます。このプラークは歯磨きで除去できますが、
    実は歯と歯が当たったり、ものを噛んだりする時にも歯からこぼれ落ちていきます。
    しかし、噛み合わせが悪ければ噛んだ時に当たらない歯もあるため、
    こうした自然なプラークの除去ができなくなるのです。

    さらに噛み合わせが悪い人の多くは歯並びも悪く、歯並びが悪いことで歯磨きがしにくくなります。
    自然にプラークが除去できない点も歯磨きがしにくい点も、プラークを残してしまう要因になるため、
    口の中で細菌が増殖しやすくなり、虫歯を引き起こしやすくなってしまうのです。

    2. 肩こりや頭痛を引き起こす

    一見何の関係もなさそうですが、肩こりや頭痛で悩んでいる人は噛み合わせの悪さが原因かもしれません。
    と言うのも、噛み合わせが悪いことで肩こりや頭痛を引き起こしてしまうからです。
    まず肩こりについてですが、噛む筋肉の中には広頸筋がありますが、これは首から肩にかけて繋がっています。

    噛み合わせが悪いと筋肉のバランスが悪くなるため、広頸筋が影響を受けて肩が凝りやすくなるのです。
    また、頭痛においても同じようなことが言えます。噛む筋肉の中には側頭筋がありますが、
    これは顎の関節から頭の横にかけて繋がっており、
    やはり噛み合わせの悪さによる影響で側頭筋が緊張してしまい、それが頭痛を引き起こす要因になるのです。

    3. 歯科治療の精度が落ちる

    噛み合わせが悪い人は歯が斜めになっていたりデコボコした状態になっていたりするため、
    歯科治療が難しくなります。その結果、治療によって歯が割れる、
    神経に近づきすぎて痛くなるなどのトラブルが起こり得ます。

    また、歯並びが悪い場合は歯並びが良い人に比べると虫歯などを見つけにくくなるため、
    歯に何らかの症状が起きていた場合でも歯科医がそれに気付きにくくなるのです。
    ちなみに、虫歯を見つけにくいという点は歯科医に限ったことではなく、
    自身で歯をチェックしようと思ってもうまく確認できず、初期段階の虫歯に気付くきっかけを失ってしまいます。

    4. コンプレックスを招く

    噛み合わせが悪ければ歯の位置がズレていることが予想できますし、顎の形にも影響を与えます。
    そして、顎の形が不自然になってしまえば、それは顔の輪郭そのものに影響を与えることになります。
    また、年齢が高くなることで噛み合わせの悪さが原因で発音もしづらくなってきます。

    このような歯並び、顎の形、顔の輪郭、発音のしづらさはどれも自身のコンプレックスに繋がります。
    こうしたコンプレックスは人との付き合いに関わってきますし、
    身体だけでなく心の問題にも発展してしまうのです。

    5. 顎関節症になりやすい

    そもそも顎関節症は噛み合わせの悪さとは無関係に起こる病気ですが、
    噛み合わせが悪い人の場合は顎関節症になるリスクが高く、さらに悪化しやすい傾向があります。
    なぜなら、噛み合わせが悪いことで顎関節への負担が多く掛かってしまうからです。

    顎関節症が悪化すると顎に痛みを感じるようになりますし、口も開けにくくなります。
    さらに全身のバランスが崩れてしまえばその影響で姿勢まで悪くなりますし、
    腰などに負担を掛け、それが原因で腰痛を招くことすらあります。

    まとめ

    いかがでしたか?
    最後に、噛み合わせの悪さによる悪影響についてまとめます。

    1. 虫歯になりやすくなる :プラークが自然に落ちにくくなる上、歯磨きもしにくいので虫歯のリスクが高まる
    2. 肩こりや頭痛を引き起こす :噛むときの筋肉の影響で、噛み合わせが悪いと肩こりや頭痛が起きる
    3. 歯科治療の精度が落ちる :歯が斜めになっていたりデコボコしていたりするため治療がしにくい
    4. コンプレックスを招く :歯並びの悪さ、顎の変形、顔の輪郭など、どれもコンプレックスを招く要因になる
    5. 顎関節症になりやすい :噛み合わせの悪さと無関係に起こるが、噛み合わせが悪いと起こりやすい

    これら5つのことから、噛み合わせの悪さによる悪影響が分かります。
    このように噛み合わせが悪いと様々な悪影響があり、それは口の中だけでなく全身や心にも関わってきます。
    このため、たかが噛み合わせの悪さなどとは考えずに、治療して治す必要があるのです。

    最も、噛み合わせの悪さの治療は一概にこれとは言えず、何が要因かによって治療方法が異なります。
    例えば被せ物の高さに問題あるなら仮歯を使って安定する噛み合わせを確認しなければならないですし、
    歯並びの悪さが要因なら矯正治療を視野に入れなければなりません。

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